2017-12-08 Fri
きょうは推移グラフ・実績チャート無料版で武蔵を取り上げます。
武蔵は大学合格実績は公表せず、進学実績のみしか公表しない学校で、
武蔵の進学実績と、他校の合格実績ではかなりハンデがあり、
正確な比較はできません。
進学実績のまま総合実績を算出すると、TOP100ぎりぎりの位置づけに
なってしまい、かなり不自然ですが、
学校側が「大学合格実績で比較されたくないので非公表」という
こともあり、これまであえて他校と同基準の比較は試みませんでした。
進学者数だけでも経年変化は観察可能です。
ただ今回、5つの要素を実績チャートにまとめるにあたって、
このままではかなり不自然になるため、週刊誌等で公表された
合格者数を参考に、実績チャート修正版を作成してみた次第です。

進学者数で作成した推移グラフでは前々日の開成とはまったく見た目が
違いますが、推移自体は安定したものと言えそうです。
ただ気になるのは現役進学率の低さ。これにつきます。
実績チャートは、進学数ベースだとこうなりますが、

合格者数を推定して加味すると、早慶上智・MARCHで数字が
大きく伸びるため、総合ランクの大きな上昇があり、
チャートの形がかなり変わります。

いずれにせよ、難関私大合格者数は上位校ほど学校発表とリアル合格者数に
差がありますから(学校発表のほうがおしなべて少なめ)、あくまでも、
非公式な推定ということで了解いただきたいと思います。
「大学合格実績で比較されたくない」理由は、一般的に考えると、
合格実数に大きな意味はない、学年規模が大きい学校ほど数字が大きく出る、
という思いからなのかもしれませんが、
「同じ土俵で勝負しない」という頑固さは、学校からの情報発信という意味では
少々心配になる面もありますね。
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