2017-09-19 Tue
各校の2017年進路実績、第一印象はここまでの順調な伸びが「止まった」学校があまりに多すぎるということでした。
果たして、早慶上智やMARCHの合格者が絞り込まれたことが
こうも明瞭に実績に反映するものか、疑う気持ちがあったのも
事実です。
ただこうして集計を積み上げて
冷静にデータを見直していくと、特にMARCH実績には
2013-2015のあたりにかなりバブルな部分があったのは
確かなようです。
ですから、国公立大志望者が主体の最上位校は、
伸びが止まったというよりは、
「以前から変わらない」推移を示していることがわかったのではないかと
思います。
7年間推移の直近の△▼の並びが▼のほうが多い学校は別にして、
▼△となっているのは、桜蔭、攻玉社、栄東、カリタス女子の4校、
その逆の△▼となっている学校が、
麻布、海城、開成、芝、女子学院、世田谷学園、豊島岡女子学園、
雙葉、浅野、栄光学園、サレジオ学院、渋谷教育学園幕張、
渋谷教育学園渋谷、白百合学園、桐朋、公文国際学園、桐蔭学園中等教育、
大妻多摩、田園調布学園、東洋英和女学院、鎌倉学園、江戸川学園取手、
順天、成城、普連土学園、宝仙学園、清泉女学院と、なんと27校。
もしこれが難関大へ強気でチャレンジした結果なら、評価したいと思います。
しかしながら、安全策をとって数字が伸びなかったのであれば、
受験生個々の問題とは言い切れないのではないかと思うわけです。
△▼となった内訳は当然、学校によって違うはずですが、
もう少し深堀りしてみようと思います。
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