2017-09-15 Fri
きょうは難関大合格比率の平均値、TOP25の学校一覧にコメントします。4分割後に都県別五十音ソートしていますから、
上から実績順に並んでいるわけではありませんので
注意してみてください。
TOP25には千葉の公立中高一貫校と国立中高2校が
含まれます。この3校は7年平均値推移からは除外しています。
その結果、私立22校が並んでいるということになります。

△▼は2007-2013、2008-2014、2009-2015、2010-2016、2011-2017と
5つの「7年間平均値」(国公立大、早慶上智、MARCH実績の平均値の総合値)
の推移を示したもの。△は上昇、▼は下降です。
そして最後の数字は、2007-2013の平均値と2011-2017平均値の差です。
この数字が大きいほど上昇度も大きいと言えます。
ある1年が突出しているだけでは、この値は大きくなりません。
さて最上位の25校で△△△△と伸びが止まらない、というのも
不思議ですが、4校を数えます。
この最上位のゾーンではMARCH合格に関心があるかないかで、
数字の動きがまったく違ってきます。
現役ではMARCH進学を意図しないという学校がTOP25の
半分以上を占めます。特に上位の男子校。
△△△△4校のうち3校が女子校なのは、
実際に進学するかどうかは別にして、MARCH現役合格に
関心のある層が一定数含まれているからではないでしょうか。
また国公立大への合格比率が低い学校ほど伸びしろがあるという
ことも言えます。
頌栄女子学院、横浜共立学園、逗子開成はいずれも
国公立大実績が30%に届いていません。
この数字が50%を超えている麻布、開成、駒場東邦、桜蔭、
栄光学園、聖光学院と比較して、優位に立てる部分は
現役合格率しかないでしょう。
国公立大実績が50%を超えていて
▼が2つ以上ある学校よりも、50%未満で
△△△▼となっている学校を心配したほうが良さそうです。
8校あります。
いずれにしろ、これらの最上位校は
東大(医学部)現役合格組以外の進路を
しっかり掘り下げるべき、
というのが正直な感想です。
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