FC2ブログ
 
■プロフィール

北城洋一

Author:北城洋一
受験情報誌の編集長として16年。並行して受験情報サイトをプロデュース。その後、2015年夏からフリーに。誰でも当事者のときは必死なのに、過ぎてしまえばすっかり他人事?場合によってはわが子の受験なのに他人事? 最近は学校さえもそんな「ライトな保護者」にあわせて、表面的な誠実さで生徒募集してるとか。利害関係、オトナの事情があるから、誰もそれをストレートには言えないか。ん?言ってみる?

■最新記事
■最新コメント
■月別アーカイブ
■カテゴリ
■since 2015/7/31

■アクセスランキング

[ジャンルランキング]
学校・教育
429位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
受験
76位
アクセスランキングを見る>>

■スポンサードリンク

■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
日本人は東京大学がお好き?
まあ世間一般には東京大学は

日本でいちばん頭のいい大学ということになっています。

もちろん問題なのはこの「世間一般」ですけどね。

利害関係のない「世間一般」。

先日もテレ朝のQさま~高校生学力王決定を見ていたわけですが、

高2のうちから東大A判定とか、前年の決勝進出者の7割が

東大進学とか強調しまくりでした。

これで数字が取れるんでしょうね。

いま飛ぶ鳥を落とす勢いのカズレーザーを高校生が

乗り越えていく演出は「世間一般」にはわかりやすかったのでは

ないかと思います。

英語の早押し問題で、英語の和訳問題なら自信あり、と正解が

わかる前にボタンを押す高校生出演者もいました。

出演者の実力が拮抗していて、早押し勝負になっている場面も

しばしばありました。

まあクイズ番組なので問題の難易度と出演者の回答力の

バランスがとれていただけかもしれませんね。

そんな番組の流れの中でひとつ印象に残ったのは、

「○○で〇○とすれば、○○しかない(○○しか知らない)」

を連発していた出演者がいました。

知識がしっかり整理されていて、ヒントがひとつ進むごとに正解候補を

しぼっていく過程がよくわかりました。

いわゆる理社の暗記科目は一度関連づけられて記憶されると、

その後何十年も一度も取りだされなくとも脳のヒダに残っている

ものです。世界史の人名などが好例です。

もちろんこうして知識が豊富であれば、東大に合格できるという

ものではありません。

いかに条件に応じて絞り込むかだけでなく、組み合わせて表現する

力を問われます。もちろん相手に応じて場面に応じて、ということです。



さて、中学受験の際の学校選びは、高校受験よりも志望校の東大合格者数を

気にするような気がします。

受験するのが「世間一般」ならそれもわかります。

いまだに学校関係者(在校生の保護者?)の

「ことしは東大合格者も出たし、実績は好調」という論調を

見かけるたびに違和感を感じます。

書いている本人は何はともあれ「世間一般」なのかもしれませんね。

このブログのように学年規模に対して、難関大合格者数の比率を論じるスタイルは

非「世間一般」そのものかな、と思ったりもします。

もし、毎年東大合格者が出る学校が有望な進学校なら、話はカンタンです。

ということでちらっと調べてみた次第です。

「3年連続東大合格者がいる」かつ「その合計が5名以下」である。

この条件を満たす学校は何校あるか。

「3年間で東大合格者2名以下である」かつ

「早慶上智の合格者比率が毎年学年規模の30%以上」という条件を

満たす学校は何校あるか。

前者はわずかに4校、後者は12校です。

前者5校の早慶上智合格比率は以下の通り。

18.2%、16.7%、14.9%、14.5%。

30%ラインのかなり下になります。

つまり東大合格者が毎年1名出ていても、

学校としての難関大合格力には直結しないということ。

毎年学年トップだけが確実に東大合格していることにさほど

意味はないということです。裏返せば全体レベルはまだまだの

学校ということになります。

上記の18.2%の学校は何と7年連続で東大合格者を出していて、

その合計人数は「わずかに」8名です。

なかなか不思議な現象だと言えるでしょう。

もしもたった1名でも東大合格者を出し続けることで、

受験生の関心を引くことができる、と学校側が真剣に考えて

いたらどうでしょうか?

石にかじりついても1名は出す。

その東大有望な生徒にかかりきりになるのでしょうか?

私立ならありえなくない話です。

今回、「東大合格」について示唆を与えてくれた学校は

前記の4校にも12校にも含まれませんが、先々、

触れなければいけませんね。

ここ数年の中学受験の主な変化、

共学(進学)校人気加熱と女子校のさらなる失速と

感じています。

春先の週刊誌の東大合格者ランキング特集号が

「広告企画」として成り立っているとするのなら、

知らず知らずのうちに中学受験生も

「世間一般」として飲み込まれているのかもしれません。

読者の前に一部の学校が先頭を切って、

飲みこまれにいっている印象も強いのですが…。



■学校別・最新進路実績推移の一覧・リンク集はこちらから↓
【最新2010-2016】学校別・進路実績7年間推移グラフ・リンク一覧

独自ドメインブログ・こことは別内容→中学受験DEEP-INSIDE 2016-17

最新の2010-2016難関大合格実績推移TOP100ランキング記事はこちら(有料コンテンツ)








コンテンツを整理して利用しやすい環境を整備中です!応援クリックもよろしくお願いします!

にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト


テーマ:中学受験 - ジャンル:学校・教育

ブログテーマ共通 | 16:50:00 | コメント(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。