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北城洋一

Author:北城洋一
受験情報誌の編集長として16年。並行して受験情報サイトをプロデュース。その後、2015年夏からフリーに。誰でも当事者のときは必死なのに、過ぎてしまえばすっかり他人事?場合によってはわが子の受験なのに他人事? 最近は学校さえもそんな「ライトな保護者」にあわせて、表面的な誠実さで生徒募集してるとか。利害関係、オトナの事情があるから、誰もそれをストレートには言えないか。ん?言ってみる?

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募集不振が及ぼす、さまざまなアンバランス
8月に入っても最新の進路実績データが更新されていない

ある学校。

校長先生のブログが4月初めから更新されて

いない様子です。なかなかの逆PRです。

よく読むとその記事タイトルは「いよいよ平成29年度…」とありますが、

「近々リニューアル、この形式でお届けするのは最終回」なのだそうです。

年度末の最終回に「いよいよ新学期」と書いてしまったようです。

次の展開を決定してから、そう言えばいい気がします。

さもなくば、一時校長ブログバナーをトップからはずすべきだと

思うのです。

個人的には校内のよい話だけを発信する校長ブログでは、

意味がないと思っています。かといって校内の問題点を

ストレートに外部発信するわけにいきませんから、制作スタッフが

高いプロデュース意識を持たないと、信頼に足るリアルな広報は難しいはずです。

もうこれだけで情報が遅い学校かな、と思ってしまいます。



もう1校の進路実績未公表の学校では、

18年からの「新入試」の情報を大々的にアピールしていますが、

どこが新しくなったのか読み込んでみると、

2017年はクラス編成を2分割し、同じ日程で

上位クラス合格・一般クラス合格というスタイルを

とりましたが受験者数が激減。

そこで定員は上位クラス70名・一般クラス200名のまま、

上位クラス入試の日程を主に午後に設定し、一般クラス入試の

日程を午前と整理したということのようです。

こうした2ラインの募集が成功するためには

上位クラスが実績を牽引する必要があるわけですが、

進路実績ダウンを踏まえての改革だったために(?)

示すべき実績がまだありません。

合計270名というボリュームが重くのしかかります。

上位クラスなら受験してみてもいい、と考える

受験生が出現する反面、この程度の実績の学校の

一般クラスなら行ってもしかたないという

受験生も増えるリスクが大きいと言えます。

さらに言えば、上位クラス・一般クラスの差が

あからさまにならないようなネーミングの配慮によって

学校の狙いも伝わりづらいという矛盾が発生しています。

これも学校サイトによれば、

上位クラスは
・週36時間授業(英数が各1時間増)
・定期考査一部独自問題
・長期休暇中の補習授業

一般クラスは
・週34時間授業
・基礎基本の徹底
・学期中の補習授業

ですから、どちらがよく勉強するクラスか一目瞭然です。

あくまでも字面からの印象からだと、

これまでMARCH実績50~60%で推移してきた学校の

クラス設定には思えません。

MARCH実績で言うなら上位クラス80%、一般クラス40%で

過去の流れを維持できるわけですが、

在校生の学力がさらに落ちている実感もあってか改革に踏み切ったのでしょう。

果たして270名中70名、全体の4分の1の生徒が、学校全体の実績を支えていく

イメージは実現するのでしょうか?

2017年入試では2ライン合格のうち、下方の一般クラス合格を

合格者数を発表したため、主要な午前入試は軒並み倍率1倍となり、

首都圏模試では結果偏差値も消えてしまいました。

ここで潜在的な支持層を失った影響は大きいと見ますが、

新たに上位クラス募集を午後入試で設定するということは、

いままでとは異なる層を取り込むということになります。

苦難の道が待っていると言わざるを得ません。



こうして出口はそのままに、将来の展望を賭けて

入口の改善ばかりをアピールする学校が多いのは

以前にもまして残念な現象です。

こういうケースで過去に他校の失敗例は山ほどあるような

気がしますが、まるで進む道はそこしか残されていない、

そんな悲壮?な決意にすら感じられます。

この学校の上位クラスの結果が出る2022年ごろには、

どんな中学募集となっているか、それまでに

また新たな決断に迫られていないか、不安になります。



■学校別・最新進路実績推移の一覧・リンク集はこちらから↓
【最新2010-2016】学校別・進路実績7年間推移グラフ・リンク一覧

独自ドメインブログ・こことは別内容→中学受験DEEP-INSIDE 2016-17

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テーマ:中学受験 - ジャンル:学校・教育

進路データは語る | 11:35:00 | コメント(0)
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