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北城洋一

Author:北城洋一
受験情報誌の編集長として16年。並行して受験情報サイトをプロデュース。その後、2015年夏からフリーに。誰でも当事者のときは必死なのに、過ぎてしまえばすっかり他人事?場合によってはわが子の受験なのに他人事? 最近は学校さえもそんな「ライトな保護者」にあわせて、表面的な誠実さで生徒募集してるとか。利害関係、オトナの事情があるから、誰もそれをストレートには言えないか。ん?言ってみる?

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クラス別募集の成功例となれるのか?PART2
中高一貫生の中から、毎年のように7、8名の東大合格者を出している

栄東中高。2011年以降で言えば東大合格者は一貫生が高入生を圧倒しています。

しかしながら、2012年(入学)までは中学の東大クラスは1クラス募集で在籍は

40名弱。そこをどう見るかでしょう。

中学で東大クラスが募集開始された当初は、高入生の進路実績のほうが

優勢でしたが、現在はほぼ逆転していますから、コース別募集は順調に

推移していると言えるかもしれません。

次に気になるのは一貫生・高入生の比率です。

2011年は卒業生の69%が一貫生と比率が高い年。

2016年は23%が一貫生と比率が低い年でした。

該当する年の進路実績を見てみると、

国公立大、早慶上智、MARCHの順に

2011年は28.8%、69.2%、88.5%。

2016年は28.9%、55.1%、70.3%。

2011年の早慶上智実績は当時の自己ベストで高いですが、

それ以外は特に差がありません。

ここまでの範囲では総じて一貫生・高入生のどちらも頑張っている

という印象を受けます。

ところが、2015年から一貫生と高入生は(高2で)一部混合クラスに変わり、

2017年にシステム変更後の最初の卒業生が出ました。

すると早慶上智・MARCHの実績は前年並みで、

国公立大実績は3割ほどダウンしました。

単年実績で論じるのも躊躇しますが、2017年は

一貫生・高入生の比率がまた一気に変わり、

一貫生比率が50%の学年に当たります。

その後は一貫生のほうが多い学年が続きます。

東大クラスは少なくて3クラス。現高1の学年は

5クラス…です。

最新の生徒募集要項を見ると、

中学では「東大クラス」「難関大クラス」でそれぞれ

定員を設けての募集ですが、

高校募集では「東・医」「α(アルファ)」は

あらかじめ定員を設定せず、得点状況による合格判定のようです。

一貫生・高入生混合のポイントは

東大クラスで入学した一貫生が高校でそのまま

「東・医」(の流れをくむ東大クラス)に所属するのかということ、

難関大クラスで入学した一貫生は高校で

「α(アルファ)」(の流れをくむ理系・文系クラス)となるのかということです。

どちらも2ラインでクラス編成するとすれば

高2から一部混合ではなく、高2からすべて混合でも

よいはずですから、そのときどきの募集状況や学力状況に応じて

流動的なのでしょう…。

学校の高校募集要項には平成30年の募集定員は400名

とあります。

ただしそこには(内部進学者を含む)と付記されています。

現在の栄東中の学年規模は約300名ですから、

一貫生300名・高入生100名が想定したバランスなのかも

しれませんが、過去10年間を見ると、

卒業者数は563名という年があったり、288名という年が

あったりと実に不安定です。

まったくもって理想のバランスが見えてこないというよりは、

進級してくる一貫生に応じて、

その時点でベストな高校募集をする(してきた)、

学校のように見えます。

一貫生中学8クラスの想定バランスは

東大クラス3・難関大クラス5とアンケートからは

読み取れますが、高入生を100名と仮定すれば、

高校では「α(アルファ)」は募集の主体にはならないでしょう。

さて、栄東は2020年に卒業予定の学年(現高1)が

東大クラス過去最多在籍数の学年になります。

その進路実績によって以降の生徒募集が大きく影響を受けること

でしょう。

気がかりなことのひとつめはこうした流動性。

そして中学で難関大クラスに在籍していた生徒たちが

どれだけの実績を残せるか、という底力の部分です。

望ましいのは東大クラスと難関大クラスの

実力が拮抗することでしょう。

16年→17年で一貫生比率が上昇したにもかかわらず、

進路実績には好影響がありませんでした。

まさに東大合格者だけでも語れない、ということです。

気がかりなことのふたつめは学校サイトに中高一貫6年間を睨んだ

ビジョンが明確になっていないこと。

中学受験で9000名を超える受験生を集めていることを思えば、

他校に対しての優位はゆるぎなく、

学校デザインは自在だと思うのですが、

そうは簡単には行かないようです。

いずれにしても、あと3年は正念場が続くと言えます。



■学校別・最新進路実績推移の一覧・リンク集はこちらから↓
【最新2010-2016】学校別・進路実績7年間推移グラフ・リンク一覧

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テーマ:中学受験 - ジャンル:学校・教育

進路データは語る | 11:40:00 | コメント(0)
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