2017-06-29 Thu
2007-2010と2014-2017のギャップ(+)がモノを言う着実な伸びを見せている学校。
中堅クラスからの伸びについては、伸び幅に注目が
集まりますが、上位に近づくにつれて、
学年によるムラがない、安定感こそに実力を
感じます。
特に男子校の場合は東大2桁合格の国公立志向が
強い学校の場合は、この総合値による集計では伸びしろが
大きくありませんが、かといって中堅下位から
急伸する学校が発見できるかといえば、そうでもありません。
きょう取り上げる本郷は
かつては2月2日に初回入試を行っており、併願校としての
ポジションを高めてきた学校ですが、
2014年から初回入試を東京・神奈川入試解禁日の2月1日に
変更し攻めの姿勢に転じています。
いくら併願校として優秀な受験生が集まっても、
並行して第一志望者を増やす工夫は必要だと思いますし、
それがまた進学意欲の高さにもつながるように思うのです。
近7年間の順位的には
国公立、早慶上智、MARCHは
↑2=↓4=↑5
で、早慶上智はやはり前年比で減少しています。
ただし国公立実績は6年連続で20%を超え、
2017年は自己ベストにあとわずかに迫っています。
2007-2009で急伸の時期があり、その後小休止。
近7年の自己ベスト更新数は3カテゴリーで4回と
目立ってはいないのですが、2013、2014と
再び加速し、高いレベルにどんどん近づいています。
まあここで強調せずとも、
各会場テストの偏差値で比較すれば、
城北、桐朋を追い越すところまで来たことがわかります。
現役進学率は2014、2015と2年連続で70%を超えましたが
2016年は60%台にダウン。
それでも男子校で60%なら、優秀です。
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