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北城洋一

Author:北城洋一
受験情報誌の編集長として16年。並行して受験情報サイトをプロデュース。その後、2015年夏からフリーに。誰でも当事者のときは必死なのに、過ぎてしまえばすっかり他人事?場合によってはわが子の受験なのに他人事? 最近は学校さえもそんな「ライトな保護者」にあわせて、表面的な誠実さで生徒募集してるとか。利害関係、オトナの事情があるから、誰もそれをストレートには言えないか。ん?言ってみる?

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進路実績の変動が目立つ学校PART2(17校め)
進路実績において伸びを欠いている学校。

毎年毎年の大学合格実績に上下動があるとすれば、

ある程度の期間、推移を見守らないとなかなかはっきりしたことは

言えないと思います。

以前も書きましたが、当ブログで推移を「7年間」と区切っているのは

高3生の実績とそれを見て受験・入学してきた中1の学年には7年間の

タイムラグがあるからです。

ふつうある学年で進路実績が思わしくなければ、次の学年が健闘します。

進路実績が一定のスピードで下降し続けることはまずありません。

下降するにしても紆余曲折の末、徐々に低落していくことになります。

7年間というタイムラグの間に、生徒募集も不調になっていくと、

なかなか負のスパイラルから抜け出せません。

進路実績において伸びを欠いている場合、その要因を精査して

早急に低落の傾向に歯止めをかけてもらいたいものです。

とはいえ、一定の難関大合格者を多くの進学校が取りあっている

状況に変化はありませんから、突然改善されて

右肩上がりになるものではありません。

まずはニュートラルな状態に戻ってしかるのち、進学の質の

向上を模索することになります。

あらためての話ですが大学受験のためだけの中高6年間ではありません。

難関大進学よりももっと大切な学びが中高6年間には存在する、

という主張があってもよいと思います。

それがどれだけ支持されているかどうかということです。

私立中高一貫校の個性、独自性は価値あるものだと思っています。

しかし、そのために進路指導が犠牲になるものではないと思います。

さて、次の学校は東京の男子校・巣鴨を取り上げます。

1922年創立の伝統校。

質実剛健の校風は有名で、毎年5月に行われる大菩薩峠越えの強歩大会は

有名です。

進路実績を見てみます。

国公立大の自己ベストは2007年の43.2%。

2017年春は20.1%。

早慶上智のベストは2014年の90.0%。

2017年春は45.9%。

MARCHのベストは2012年の80.1%。

2017年春は38.2%。

3カテゴリーともピークに対して半減です。

早慶上智>MARCHであることには

志の高さもあり、疑問を感じませんが、

いちばん気になるのは現役進学率の低さです。

少なくともここ10年間を振り返って、一度も50%を

超えたことがありません。

2016年には2013年に次ぐ低い現役進学率39%を

記録しました。

一年予備校で頑張っても志望大学に合格していくのが

巣鴨スタイル、なのかもしれませんが、

過年度生実績を含めて、数字が落ちている点は

見逃せません。

東大合格者も26名→21名→13名→12名と減少傾向。

ブレーキがかかりません。

もしかしたらいまどきの男子にはもっと

手取り足取りの面倒見のいい進学指導が

必要なのではないでしょうか。

そして学校の大学合格実績の発表スタイルも

気になるところです。

(卒業生からの報告はないが、大学側から入手した

資料によれば)〇名合格している、という形を

長い間続けています。

「合格学部不明」という区分です。

これは受け取りようによっては1名でも合格者を

多く見せたい、という意図のようでもあります。

同じ男子校である、武蔵のように誰が何と言おうと、合格者数は非公表、

実際の進学者数のみ公表する…合格者数で比較されるのは

不本意、という頑なな学校もあるいっぽうで、

対照的に映ります。

2006年と比較して総受験者数も半減。

2018年には2/4に3回めの入試を増設するようです。

これで総受験者数は増加に転ずることが

予想されますが、問題は倍率。

第一志望者の減少を併願受験生増で補おうとする

戦略はリスクが大きいと見ます。



■学校別・最新進路実績推移の一覧・リンク集はこちらから↓
【最新2010-2016】学校別・進路実績7年間推移グラフ・リンク一覧

独自ドメインブログ・こことは別内容→中学受験DEEP-INSIDE 2016-17

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テーマ:中学受験 - ジャンル:学校・教育

進路データは語る | 12:45:00 | コメント(0)
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