2017-06-15 Thu
あくまでも相対的にですが、2017年春の難関私大合格者数絞り込みによって、進路実績に大きな影響を受けた学校は、
東京・神奈川に多いようです。とりわけ男子校・共学校よりは
女子校に強い印象です。
それはすでにブログ記事でもお伝えした気がします。
単に前年比だけで見た場合、千葉・埼玉の上位共学校には安定感があります。
とりわけ国公立大志向の強い上位校を見ていくと
実績が急落している学校は見当たりません。
やはりそこは地力がモノを言うということでしょうか。
「進路実績の変動が目立つ」学校としては、急上昇、急下降的な
パターンが予想されるわけですが、結局は
「難関私大合格者数絞り込みにあまり影響を受けていない」
学校が相対的に上昇校であり、
「これまでの微減傾向が最新実績でも続いている」
学校が相対的に下降している学校となります。
2016年までの推移を踏まえてそのベクトルに変化は
あったのか、ということを重視して数字を見ています。
千葉県の共学校、渋谷教育学園幕張。
国公立大合格率は直近6年間で5回も50%超の実績を
残している押しも押されもしない県内トップ校です。
国公立大、早慶上智、MARCHの
7年推移の順位で言えば、↓4=↑1=↑2
ここ数年は難関私大<国公立大という傾向が
強まり、MARCH実績は2010年ベストを更新して
以降は減少傾向。早慶上智は2010~2016年の
7年間でベスト更新は2回でした。
いっぽうで国公立大実績は2010~2016年の間に4回更新。
17年春の東京大学合格者が全国3位の渋谷教育学園幕張で
MARCH実績が少々上昇しても、
だからどうした、ということのような気もしますが、
このクラスになると、難関私大のほうが結果を出しやすい、
ということが言えるのかもしれません。
これも今春の各校の進路実績の一側面のように思います。
■学校別・最新進路実績推移の一覧・リンク集はこちらから↓
【最新2010-2016】学校別・進路実績7年間推移グラフ・リンク一覧
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