2017-06-10 Sat
2016年春は早慶上智もMARCHもやや難化?程度の印象でしたが、2017年春は各校で明確に合格者数が減少しました。
これは大都市の大学が定員以上の学生を集めることで、
地方大学が学生を集めにくくなっている現況に対し、
定員を上回る入学許可に対して、補助金カットの姿勢を強く打ち出した
ことによるためです。
地方大学が募集難である原因は必ずしも、大都市大学の超過入学とは
言い切れない気がします。
地方のほうが少子化の進行が早く、地方の高校生が地元に留まらない
傾向は以前と大きくは変わらないのではないでしょうか。
いずれにせよ、人気を集める難関私大が合格者数を絞り込んだことで
多くの進学校は実績の伸びを欠きました。
そしてMARCH5大学と比較して、早慶上智が補欠合格が多かった
ことも変動に拍車をかけた可能性もあります。
合格率の推移で見た場合の、自己ベスト更新は非常にわかりやすい
実績の伸びではあるものの、そういった学校は激減しました。
それでも実力校は数字を残します。
過年度生の健闘があるにしても、桜蔭やフェリスでMARCH実績が
良かったのはその象徴でしょう。
進路実績推移は従来の7年間推移だけでなく、
直近3年間の動きも重視して見極めを進める必要があると感じています。
真の実力校はどうあっても浮上する、と思います。
最新実績、まだ学校データが未公表の学校がありますが、
次回から久々に記事を注目校紹介パターンに戻そうと思います。
■学校別・最新進路実績推移の一覧・リンク集はこちらから↓
【最新2010-2016】学校別・進路実績7年間推移グラフ・リンク一覧
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