2017-05-30 Tue
各校の最新進路実績が確定するまで、いろいろと横道に逸れつつのブログ記事になっていて
恐縮です。
今回↑1=↑1=↑1などの「順位」での
表現をしてみたきっかけのひとつは、
17年春の実績が思わしくない学校があまりに多すぎる、
という感触から。
大学側の合格発表数が絞られていることも
背景にあるにせよ、数字を伸ばしている学校も現にあるわけで
どうしてこれほどに明暗がくっきり分かれてしまったのか…。
これらはまた次年度の推移を見ないと分からないのかもしれませんが、
まずは「たまたま」今春不振だった学校と、長期低落傾向にある学校は
見抜くことが肝心だと思うわけで…。
さて、国公立大、早慶上智、MARCHの3カテゴリー
それぞれの7年間推移の「順位」
↑1=↑1=↑1や↓7=↓7=↓7の中央値は当然
↑↓4=↑↓4=↑↓4で順位の数字を足すと12。
最高値が3、最低値が21で中央値は12になります。
さて私立中高一貫の進学校、1都3県上位100校の順位値の平均は
なんと15.0で↑↓5=↑↓5=↑↓5とか↑↓7=↑↓5=↑↓3
などが平均という事態になっています。
学校の公式データが未発表の場合もあり、今後早慶上智の数字が若干
上方へ微修正される可能性はあるにせよ、中央値の12にはほど遠い状況です。
昨年は鴎友学園女子、獨協、広尾学園、鎌倉女学院、森村学園、大宮開成など
数少ないながらも3カテゴリーすべてでベスト更新という学校が
あったのですが、ことしはそれが見つかりません。
すでに紹介済ですが、3カテゴリー中2カテゴリーでベスト更新した
洗足学園とフェリス女学院が最高のようです。
そして、この順位値が12未満の学校は全体の2割です。
そのいっぽうで、↓7=↓7=↓7となってしまった学校は
速報値の学校も含んだ形で、
跡見学園、穎明館、女子学院、巣鴨、東京純心女子、山脇学園、
桐蔭学園、西武学園文理の8校。
↓7=↓7=↓6、↓6=↓7=↓7、↓7=↓6=↓7などの
学校は学校データ公表済の学校だけでも、
大妻、暁星、桐朋、豊島岡女子学園、桐光学園、城北埼玉と
6校に上ります。
前年の好成績の反動ならまだよいのですが、
2010-2016の7年間の順位値でも↓7=↓7=↓7だったりすると
もはや挽回のきかない急減速ということになるでしょう。
■学校別・最新進路実績推移の一覧・リンク集はこちらから↓
【最新2010-2016】学校別・進路実績7年間推移グラフ・リンク一覧
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