2017-05-22 Mon
前年実績から大幅ダウンした学校の3校めです。女子校が続きます。
理由はわかりませんが、男子校・共学校よりも
ダウン幅が大きな女子校が目立ちます。
さすがに7↓=7↓=7↓ともなると、
危機感を持ってとらえなければいけないでしょう。
当然、次年度の奮起を期待したいところですが、
この学校、2010年に3カテゴリーで自己ベストを
記録して以降、7回のベスト更新を重ねてきましたが、
2017年実績の一気のダウンで、2009年以前の水準に
戻ってしまいました。
今回も各記事の冒頭に毎回この数字記号の意味を記しておきます。
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最初の数字が国公立20大、次が早慶上智、
3つめがMARCH実績で
2011-2017年の7年間の数値のうち、
17年春が何番めの数値かを示します。
↑は前年16年春の値と比較しての
上昇・下降です。
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2006年から2016年の11年間で現役進学率90%超を8回も
記録しているこの学校は山脇学園。
現役進学率が高く、国公立大よりも私立大志向が強い
進路実績だったせいもあり、MARCH実績のダウンが
他のカテゴリーにも大きく影響した印象です。
別の側面から見ると、現役進学率を重視し、
国公立大を志向せず、早慶上智を伸ばそうとしても
なかなか安定した実績にならないという
ことのようにも思います。
今回、同じ7↓=7↓=7↓だった学校に
女子学院がありますが、国公立大志向が強い学校では
ある学年が不出来だった場合、翌年の実績に
過年度生分が加わるため、2年連続の
不調が起こりにくいのがトップ校。
現役進学率が高い場合はそういう意味での単純な反動が
期待できない可能性があります。
■学校別・最新進路実績推移の一覧・リンク集はこちらから↓
【最新2010-2016】学校別・進路実績7年間推移グラフ・リンク一覧
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