2017-05-19 Fri
5校めです。まず、前年比で伸びが大きかった学校は
例年になく少ない印象です。
単に伸び幅が大きいことが順調な進路実績と
言えるのか?
そこがことしのテーマのような気がします。
しかし、今回の神奈川の女子校はちょっと異質な気がします。
前年実績からの伸長率が5番めに大きい学校になります。
1↑=1↑=2↑ですから、
国公立大と早慶上智が自己ベスト更新。
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最初の数字が国公立20大、次が早慶上智、
3つめがMARCH実績で
2011-2017年の7年間の数値のうち、
17年春が何番めの数値かを示します。
↑は前年16年春の値と比較しての
上昇・下降です。
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早慶上智は4年連続のベスト更新。
国公立大とMARCHは4年間で3度のベスト更新。
校名は神奈川の女子校・洗足学園。
早慶上智にいたっては11年間で9回のベスト更新。
ここまで来ると立派を通り越して心配になるぐらいです。
それだけ現状分析とフィードバックがなされているという
ことでしょう。
2007年にはその時点で3カテゴリーともベスト更新を
果たしていますが10年経ってその数値はほぼ2倍にまで
なっています。
MARCH実績の伸びと現役進学率の相関を見てみます。
現役進学率の推移を見ていくと、
もっとも低かったのが2010年の80.1%で、
この間、90%を超えた年が3回。
平均すると80%台後半です。
高いMARCH実績はやはり現役進学率と
相関しています。
その一方で2017年春は東大合格が9名、
国公立大合格率の数字は30%を超えました。
2017年春に30%超を記録した女子校は
ほかに桜蔭、鴎友学園女子、女子学院、
豊島岡女子学園、フェリス女学院の5校のみで
現役進学率ではそのいずれをも上回っています。
ここ数年、もはや上限値と思われるにもかかわらず、
ベスト更新を続けている洗足学園、
わずかずつではあっても、毎年のように上乗せ
していくのはなかなかできることではないと思います。
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