2017-05-09 Tue
近々、最新2017春の進路実績を含んだ分析へ移行しようと思っていますが、しばしの間、国公立志向か現役進学優先か
という数値の相関にお付き合いいただければ、幸いです。
前日の念押しみたいになってしまって恐縮ですが、
前日、前々日は国公立大実績の高い学校は現役進学率が
伸び悩んで当然という論調で掘り下げましたが、
今度はMARCH実績の高い学校(60%以上)を
ピックアップしています。
MARCH実績でのソートですと、だいぶ並びが変わります。

校名が黄色の網掛けは前日までに登場してこなかった学校です。
この表のほうが校数が多いので、登場した女子校は11校。
前の表からMARCH実績ソートで消えたのは桜蔭のみ。
現役進学率が90%を超える学校はすべてここで登場した学校です。
黄色の網掛けの11校中、現役進学率がもっとも低いのは
東洋英和で82.3%。70%台の学校は1校もありません。
というか東洋英和以外の10校はすべて85%超。
そして、国公立大実績が平均値で10%を切る学校
(ピンクの網掛け)が11校中7校です。
ポイントはこれらの学校が現役進学率を維持しつつ、
国公立を伸ばしてくるか、あくまで現役進学率にこだわって
手堅くMARCH実績を稼いでくるかの
見極めのような気がしています。
例えば富士見は2010-2016の平均値は9.0%ですが、
2017年も含めて4年連続で国公立10%超ですから、
上昇傾向にあると言えるでしょう。
そのいっぽうで自己ベストが6.1%の山脇学園や、
2012年以来10%を割ったままの淑徳与野は
あくまで現役進学を重視していると言えそうです。
意図して時間をかけないと国公立大チャレンジ組は
増加しません。現役進学重視もそれはそれで
校風ですから、受験する側が見極めればよいのでは、
と思います。
続けて明日以降、男子校、共学校にも触れておきたいと
思います。
17年実績がそれまでの延長線上にあるのか、
変化の兆しがあるのかはこれまでの傾向を知っておくと
理解しやすいような気がしています。
■学校別・最新進路実績推移の一覧・リンク集はこちらから↓
【最新2010-2016】学校別・進路実績7年間推移グラフ・リンク一覧
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