2017-04-15 Sat
いずれにしても結果を残して業績をあげている企業には敬服の念を禁じ得ません。
どの業界も競争は激しいということです。
かつて塾情報誌を作っていたころは、
どの塾がどの学校に強いかという切り口を売りにして
いましたが、在籍者100~200名の中堅塾では
安定した実績をデザインするのはかなり厳しくなっています。
塾長先生の力量だけではいかんともしがたい
ということになります。
じゃあやっぱり大手か、となっても、実績が低迷している
企業に優秀な人材はなかなか集まらないのが世の常です。
ほんとうに厳しいです。
きょうはこんな観点。
早稲田アカデミーの強みはどこでしょうか?
と問うたときに、当初から狙いは早慶付属!
だったのだと思います。
いまでもそこへは力を入れています。
2008年の実績データでは、
早稲田実業のみ合格者数1位でした。
武蔵の合格者数は37名でサピックスと同数3位
でした。
2017年データでは
明大明治、明大中野、中大付属、立教池袋で実質1位。
早稲田、早大学院、慶應普通部、慶應中等部では
サピックスに次ぐ2位で付属校に無類の強みを
発揮しています。
また有名大学の付属は中学募集だけでなく、
高校募集もありますから、高校受験も併せて
「付属にいちばん強い」イメージづくりは
成功しているようです。
こうして最難関校を狙い撃っていく戦略は
5年連続合格者1位を記録した都立日比谷をはじめとして
都立トップ校(日比谷+西+国立+戸山+八王子東)でも
9年前の183名から2017年の227名へと
確実に成果を挙げています。
ただひとつ注意したいとすれば、
チャレンジ中学受験、リベンジ高校受験戦略だけかも
しれません。
■学校別・最新進路実績推移の一覧・リンク集はこちらから↓
【最新2010-2016】学校別・進路実績7年間推移グラフ・リンク一覧
独自ドメインブログ・こことは別内容→中学受験DEEP-INSIDE 2016-17
最新の2010-2016難関大合格実績推移TOP100ランキング記事はこちら(有料コンテンツ)
コンテンツを整理して利用しやすい環境を整備中です!応援クリックもよろしくお願いします!

にほんブログ村
- 関連記事
-
- 【中学受験】大手塾の学校別合格者数の話PART3 (2017/04/19)
- 【中学受験】大手塾の学校別合格者数の話PART2 (2017/04/18)
- 【中学受験】大手塾の学校別合格者数の話 (2017/04/17)
- 進学塾の生き残り戦略と中学受験… (2017/04/16)
- 塾の勢力図もかなりのスピードで変化する (2017/04/15)
- 1年ごとの「勝負」の差がこんなに!? (2017/04/14)
- 【重要】引用した併願データが偏る原因 (2017/04/13)
- 進学するなら「有名な」学校、ですよね、ね? (2015/11/15)
- 再び、「塾選びは学校選びより難しい」 (2015/11/06)
スポンサーサイト