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北城洋一

Author:北城洋一
受験情報誌の編集長として16年。並行して受験情報サイトをプロデュース。その後、2015年夏からフリーに。誰でも当事者のときは必死なのに、過ぎてしまえばすっかり他人事?場合によってはわが子の受験なのに他人事? 最近は学校さえもそんな「ライトな保護者」にあわせて、表面的な誠実さで生徒募集してるとか。利害関係、オトナの事情があるから、誰もそれをストレートには言えないか。ん?言ってみる?

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【重要】引用した併願データが偏る原因
さて、きょうはここまでもったいつけていた「背景」について。

しばらく分析を続けていた併願パターンのデータ。

これは四谷大塚のサイトに一般公開されていたものです。

老舗の会場テストの会社で偏差値もかなり信頼できると

理解していますが、とはいえ、中学受験の会場テストはここ一社だけではなく、

複数ありますから絶対視するつもりはありません。

当ブログでもっとも頻繁に参考値として引用させていただいている偏差値は

首都圏模試センターのものだったりします。

いや、ここで偏差値の話をしようと思っているのではありません。

併願パターンで感じた違和感から、あることを再認識した、ということです。

今回の記事の話題は東京・男子2月1日午前入試1回のみの

開成・麻布・武蔵・駒場東邦の4校で2017年入試は3180名の受験生を集めている

という話から入りました。

実は開成・麻布・武蔵・駒場東邦の4校、2月1日の男子受験者数の順位では

1位・2位・4位・6位です。3位は早稲田(3日に2次入試)、5位は芝(4日に2次入試)

7位は海城(3日に2次入試)で、この7校で2月1日受験者数は4855名にも

のぼります。

ところがデータ上の開成・麻布・武蔵・駒場東邦の第一志望率は

順に50.5%、59.8%、85.9%、77.3%です。

武蔵が飛び抜けて高い。というより開成や麻布が低すぎます。

これは開成志望者が灘や筑駒との併願の可能性。

麻布と栄光学園(聖光学院)の併願がやや多めなどを加味しても、

武蔵の第一志望率は抜けているわけです。

そしてデータ上の第一志望者の順位は早稲田、武蔵、開成、早大学院、麻布…

と並びます。早大学院は実際には海城や本郷の1次入試よりも受験者数は少ないのです。

そして。

女子の志望者順位も偏っていました。実際の受験者数(東京・2月1日午前)では

女子に人気の共学校は広尾学園、渋谷教育学園渋谷、中央大学附属、日本大学第二と来て、

早稲田実業(東京で20位)なのですが、この併願データ上は早稲田実業は

共学校で1位、神奈川も含む全体で9位。

これでわかりました。

偏りの原因はズバリ早稲田アカデミーの塾生の志向なのです。

早稲田アカデミーは四谷大塚の提携YTネットに参加しているわけですが、

四谷大塚の会場テストに占める割合が相当に高いのです。

特に上位生、なかでも早慶付属中志望者と武蔵に特化していると言っても

よいほどの多さなのです。

ですから併願データとして扱う場合に、早稲田アカデミーの強みは

割り引いて見なければいけません。

以前よりその傾向はありましたが、近年一層顕著になっているようです。

これは併願パターンは誰が決めているか、ということです。

本来は保護者・受験生ごとの事情で決定されるべきでしょうが、

大手塾だとどうしても「受験に成功した過去の受験生」となりがちです。

もちろん塾としてその学校に合格者が多いということは、

合格のノウハウがあるということですが、それは志望校それぞれで

データを見る立場が変わってきます。

併願パターンを読み解いていて、予想外にクローズアップされたのは

この問題でした。

それなら四谷大塚の併願パターンのデータを使わなければいいだけの話。

ごもっともです。サピックスにはサピックスのデータがありますからね。

というわけで、話題は合格者数における各塾の強みという方向へ

流れます。

参考までに2017年春の合格者数順位。

武蔵は1位早稲田アカデミー、2位四谷大塚、3位サピックス

早稲田実業は1位早稲田アカデミー、2位四谷大塚、3位サピックス

早稲田は1位サピックス、2早稲田アカデミー、3位四谷大塚

早大学院は1位サピックス、2位早稲田アカデミー、3位四谷大塚、

開成は1位サピックス、2位早稲田アカデミー、3位四谷大塚

桜蔭は1位サピックス、2早稲田アカデミー、3位四谷大塚

ワセアカが1位の場合は2位四谷大塚。

ワセアカが2位の場合は3位四谷大塚。

でもって、この中に日能研の名前が出てきません。

どうしちゃいましたかね?日能研…。

いやいや合格者の実数を含めてしっかり読み解けば

わかりますからご心配なく。

(つづく)



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テーマ:中学受験 - ジャンル:学校・教育

塾には塾の事情があって… | 10:20:00 | コメント(0)
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