2015-09-27 Sun
「保護者の覚悟」も延々ロングランになるカテじゃないと思われます。不変かつ難解なテーマは
「なぜ中学受験をするのか?」
です。
この質問に簡単に答えられるほうがおかしい。
だがしかし、かといって、中学受験をヒミツにする傾向も顕著で、
「中学受験=見栄」と言っても過言ではありません。
この難解かつ微妙なテーマに答えを出す、ことこそが
保護者の覚悟だと思っています。
答えを出さずに、通過していくご家庭のほうが圧倒的に多いわけですが、
問い続けることで得られるものがあります。
えっと当人たちには大変申し訳ないのですが、かつての部下というか後輩。
入社年度で言うなら5~8年後輩の女性スタッフが立て続けにわが子の
中学受験を迎えました。
まあ、見事に三者三様でした。いずれも優秀かつ頼りになる後輩でしたが、
中学受験と見栄の関係というのは、それほどに密接なのです。
退職するときには3人とも普通に「お世話になりました」と言ってくれましたし、
相談してくれた、してくれないで今後何かが変わるわけでもまったくありませんが、
身近にプロがいても、受験させる過程は見せたくないものだということです。
同期や後輩ではなく、先輩でも「ああ、あそこか」と思われてしまうわけですから。
別に地雷じゃなければ、どこでもいいでしょうし、仮に少々地雷でも
ちゃんと戦略を立てれば、さほどその後に影響はしないんですけどね。
とはいえ、偏差値70の学校を「第一志望」宣言したのに、小6の二学期に50台前半の偏差値だと
さすがに誰にも会いたくなくなるでしょうけど。
ということで、次回からは「保護者の覚悟」編を卒業して、
志望校決定に至るまで…をテーマにして新カテをお送りしようかな、と
考えております。

「志望校選びのヒントをもっと!」という方は応援よろしくお願いいたします!
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