2017-04-10 Mon
昨日、女子の共学校を第一志望としているトップ3が、青山学院、早稲田実業、広尾学園と書きました。
実際の受験者数を比較してみると、早稲田実業よりも渋谷教育学園渋谷の
ほうが多いんですね。
この偏りに違和感がありましたが、その背景がわかりました。
いずれブログで紹介します。
この併願データ上では女子実受験者数で共学校2位(2月1日午前入試)の
渋谷教育学園渋谷よりも、第一志望者の多い共学校が5校あります。
中大附属、明大明治、渋谷幕張、中大横浜、市川。
ただし、このうちの3校、明大明治、渋谷幕張、市川は2月1日校では
ありませんが、四谷大塚データ上は渋谷教育学園渋谷の志望者が少なめの
ようです。
さて、きょうは男子の話へ。
2月1日午前1回だけの入試を行う、いわゆる御三家、
開成・麻布・武蔵の併願人気校を見てみようと思います。
まずは開成。それぞれ併願志望者が多い学校を日程ごとに
拾ってみましょう。
まず開成。1月入試→渋谷幕張、2日→聖光学院、3日→筑波大附属駒場、4日→芝
続いて麻布。1月入試→渋谷幕張、2日→栄光学園、3日→早稲田、4日→芝
そして武蔵。1月入試→栄東、2日→本郷、3日→早稲田、4日→芝
ちなみに第一志望率は開成50.5%・麻布59.9%・武蔵85.9%。
ここにも少し偏りがありますね。
神奈川の2日入試校、聖光学院、栄光学園の志望者との兼ね合いも
あるかもしれませんが、
これも前期の渋渋志望者少なめとリンクする背景のようです。
地理的要因も加味しなければなりませんが、
武蔵だけに1月入試では立教新座の併願が多く見られます。
ただ、市川は開成・麻布・武蔵の3校ともコンスタントに併願されています。
というわけで今度は逆に1月入試で名前が挙がった
併願校の志望者が2月1日にどんな学校を志望しているかを
調べてみました。
渋谷幕張→開成、麻布、早稲田
市川→早稲田、開成、麻布
栄東(1/10)→武蔵、早稲田、海城
立教新座→早大学院、早稲田実業、武蔵
ここもわずかに偏りを感じませんか?
10月の頃の志望校は漠然と理想を追っていて、
その後、徐々に現実的な受験校に変わっていく…という
読みでいろいろ調べてみているのですが、
まったく違うことが見えてきてしまいました。
まあ、せっかくですので、明日は神奈川の状況もひと通り
チェックしておくことにします。
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