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北城洋一

Author:北城洋一
受験情報誌の編集長として16年。並行して受験情報サイトをプロデュース。その後、2015年夏からフリーに。誰でも当事者のときは必死なのに、過ぎてしまえばすっかり他人事?場合によってはわが子の受験なのに他人事? 最近は学校さえもそんな「ライトな保護者」にあわせて、表面的な誠実さで生徒募集してるとか。利害関係、オトナの事情があるから、誰もそれをストレートには言えないか。ん?言ってみる?

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併願校選びこそ、中学受験成功の決め手
併願パターンはほんとうは受験生の数だけあるわけで、

分類するのは簡単ではないわけですが、

ここまでの流れに沿っていけば、

第一志望者が集中しやすい日程と、

そうでない日程に分かれると言えます。

今回も女子のケースから見ていきますが、

埼玉県の浦和明の星女子。

データによれば1月14日のこの学校の入試を希望する

受験生はこの四谷大塚の女子のデータでは最多の人数ですが、

第一志望率はわずか11.6%で第一志望者での順位では

27番目にあたります。

この浦和明の星の志望者が2月1日入試で受けたいと

考えているのは、女子学院、桜蔭、吉祥女子、雙葉、早稲田実業の順。

この日程に大本命があることがわかります。

これが同じ埼玉でも栄東のA日程(1月10日)になると、

併願の範囲がぐっと広くなります。

第一志望率はさらに下がって9.1%。

2月1日の受験予定校もぐっと分散します。

吉祥女子、女子学院、雙葉、鴎友学園、広尾学園と並びますが、

上位5校でも第一志望校全体の3分の1程度にしかなりません。

ここからは第一志望:桜蔭、第二(第三)志望:浦和明の星の相関が

飛び抜けて強いことがわかります。

いっぽう豊島岡女子学園の2月2日の一次入試は

第一志望率は40.2%で、志望者総数では女子全体の2位、

第一志望者数でも3位と上位で、2日入試ながら

この学校を第一に考えている受験生も多いようです。

2月1日受験予定校は桜蔭、女子学院、吉祥女子、雙葉、渋谷教育学園渋谷…。

しかしながら最初の4校は浦和明の星の場合と大きな差はありません。

女子校同士の相関が強いことがわかります。

では、女子に人気のある共学校はどうでしょうか。

併願データ上は女子に人気のある共学校の序列は、

青山学院、早稲田実業、広尾学園の順です。

青学だけが2月2日入試で、他の2校は2月1日に入試があります。

それぞれ第一志望率は39.4%、68.3%、50.5%とバラツキがあり、

それぞれの他日程の併願希望校の並びは

まったく違います。

青山学院の場合は1日立教女学院、3日慶應中等部、4日成蹊と並び、

早稲田実業は、2日明大明治、3日明大明治、4日中央大学附属、

広尾学園はと2日広尾学園、3日大妻、4日山脇学園、と並んでいます。

見事な三者三様です。

特に前二者は付属校中心の学校選びで、さらに青山学院の場合は

2日(第二志望)青山学院、3日(第一志望)慶應中等部というパターンが

含まれます。

これはまた別のタイプの難関志向のようです。

いずれにせよ、10月時点の併願ラインナップから実際の受験までの間に

さまざまな要因から変動が発生します。

男子も含めて、引き続きもう少し傾向を探ってみたいと思います。



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テーマ:中学受験 - ジャンル:学校・教育

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