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北城洋一

Author:北城洋一
受験情報誌の編集長として16年。並行して受験情報サイトをプロデュース。その後、2015年夏からフリーに。誰でも当事者のときは必死なのに、過ぎてしまえばすっかり他人事?場合によってはわが子の受験なのに他人事? 最近は学校さえもそんな「ライトな保護者」にあわせて、表面的な誠実さで生徒募集してるとか。利害関係、オトナの事情があるから、誰もそれをストレートには言えないか。ん?言ってみる?

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きょうのところは「玉石混交」としておきます…
いったん極端な例に振ってからまた話を戻そうと思います。

共学校に人気が集まっているように見える、

前回の3つの要素。

もちろん共学校にしかフィットしない募集戦略では

ありません。

それぞれ募集の面で苦境に立たされた中高が、

なりふりかまわずやってみる施策と

いえなくもありません。

男子校・女子校・共学校の別を明記した時点で

どの学校か校名がバレバレなので自粛しますが、

適性検査型入試を導入したことをきっかけにして、

この学校、ある年、総受験者数を前年比182%に伸ばしました。

それまでかなり募集の厳しい学校でしたから、

もちろん注目しました。

総受験者数の大部分が適性検査型入試の受験者でした。

受ける側にとっては2月3日の都立の格好の予行演習。

学校にとってはたとえ1人でも2人でも入学してくれたら

もうけもの。

しかし、その学校はあまりに適性検査型に依存した

ことが気が引けたのか、入試回ごとの受験者数の内訳は

公表しなくなりました。

キタシロはそれを見て、受験料目当てと割り切ったな、

と見ました。

また別の学校。その学校も名称こそ「適性検査型」とは

しませんでしたが、都立志望者を対象にした教科型ではない

入試を行って受験者数を維持していました。

募集担当の先生曰く、たとえ一人でもステレオタイプな

中学受験生ではない、進学塾の偏差値のヒエラルキーに

疲弊していない入学者が混じることで確実に校内が

活性化して、将来的には学校にとってメリットがある。

ということでした。

そのため、不意の学校見学の申込にも丁寧に対応して、

もし都立不合格の場合、そういえばあの学校があった、

と思ってほしいのだ、と力説していました。

正直、そういった学校の努力は実ればいいとその当時は

思ったものです。

そもそもその学校は10年ほど前にMARCH実績が伸びかけていて、

入試状況とは別にチェックしていた学校のひとつでした。

だがしかし。ここ数年、適性検査型入試への依存度は高まるばかりで、

進路実績が伸びる気配はなかなか感じられません。

今回2校だけ例にあげましたが、同様の発想をする学校が

増えすぎて、都立志望者を呼び込むだけで大変な競争です。

同じ区内で、もしくは最寄り駅が近い学校で、

単なる予行演習ならどこでもいいと都立受検生は思うでしょう。

2017年は横浜市立サイエンスフロンティアが中学募集を開始した

ことで、適性検査型入試は神奈川県内でも流行の兆しを見せています。

受験者増をきっかけにしたい、はあくまでも理想で

受験料収入だけでも…がホンネに思えてしかたがありません。

適性検査型を導入したことで総受験者数10%増、20%増は

かわいいものです。

志望順位の高い受験生が目指すはずの初回の午前入試は減少するいっぽうで

総受験者数の6割、7割が適性検査型受験者…。

中学募集を停止するくらいなら、やれることはなんでも…?

開き直る気持ちも理解しますが、それが現在在籍している生徒たちを

精一杯伸ばすという方向へはなかなか進んでいかないように思います。

進路実績を伸ばすほうが難しい、よしんば少しくらい伸ばしても

世間の評価は小さい。ならば、どんな手を使ってでも

受験者数を増やすしかない…でも、結局行きつくところは、

どんなに受験者数が多くても、

入学者レベルでの定員割れ、でしょうか。

…ナマナマしい内容が続いている気がするので土曜の更新はいったんお休みします…


■学校別・最新進路実績推移の一覧・リンク集はこちらから↓
【最新2010-2016】学校別・進路実績7年間推移グラフ・リンク一覧

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テーマ:中学受験 - ジャンル:学校・教育

中学入試改革のホンネ | 09:10:00 | コメント(0)
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