2017-03-10 Fri
きょうは神奈川の2月1日午前入試の受験者数増減を見てみます。
まずは男子。
受験者数の多い学校は以下の通り。

受験者数200名以上の学校は東京の19校に対し
神奈川は7校です。
ちなみに神奈川の最難関男子校、聖光学院、栄光学園は
2月2日入試ですから、神奈川の2月1日入試受験生には
第二志望の受験生が東京よりも多く含まれていることを
申し添えます。
左端は入試回数、★の列は首都圏模試センターの偏差値。
増減については2014-2016の
3年間の平均値に対してプラスマイナス5%で
↑↓をつけています。
続いて神奈川・女子です。
受験者数の多い学校は以下の通り。

受験者200名以上の学校は東京の18校に対し、神奈川は5校。
神奈川県内の中学募集校の総受験者数は東京のほぼ3分の1。
東京校を受験する神奈川生>神奈川校を受験する東京生
ということを考え合わせると人気校への集中度合いは
妥当といえるでしょうか。
東京の場合同様、神奈川でも
2月1日が日曜に当たる年に、一部のキリスト教系の学校で
受験日の移動が起こります。2015年がその年です。
よってピンクの網掛けの学校はこの年、2月2日に入試を
実施しており、一様に受験生は増加。よって翌年は減少。
入試日を移動しない学校もその影響で2月1日受験生が
増加しています。
左端は入試回数、★の列は首都圏模試センターの偏差値。
増減については2014、2016の
2年間の平均値に対してプラスマイナス5%で
↑↓をつけています。
神奈川の場合も、人気上位に関する限り
明確に共学校人気と言える状況でもありません。
また女子校不人気とも言えない結果です。
では優先順位の高い志望校では変動が少ないにも
かかわらず、全体として共学校増、女子校減という
傾向が出るのはどうしてなのでしょうか?
キタシロ的にはそこに昨今の中学入試のトレンド、
そして受験校を選ぶ側の心理的変化があるように思います。
そこはまた後日くわしく説明してみようと思います。
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