2017-01-13 Fri
午後入試と実質倍率の関係を見ていくうちに、こんな傾向にも気がつきました。
いわゆるスライド合格の制度です。
たとえば特待生入試と銘打った入試でも、
特待生合格と一般合格と2種類の合格者を
発表するスタイルのことをいいます。
かつては特待生というのは大っぴらには
公表されないものでした。
しかし、より上位の生徒に受験してほしい、
と考えた学校が
「特待生選抜」をテーマとした入試を導入した
というわけです。
ほんとうに特待生だけを選抜するのが目的なら
倍率はとても高くなります。
受験しても合格しづらいという印象が強くなると、
結局受験生が集まらない、という本末転倒な
結果に終わるわけで、特待生のレベルには
達していなくても、一般合格レベルをクリアして
いる受験生に対しても発表を行う学校が
増えてきました。
上位志望校が不合格なら入学の可能性が
あるからです。
入試の実質倍率を測る場合、こういったケースは
難解になりますね。
受験生250名。特待合格15名。一般合格110名。
実質倍率は2.0倍???
その学校がスライド合格を実施しているのか
どうかを見分けるためには「合格最低点」を
チェックすればわかります。
合格最低点が複数のラインで構成されているという
ことはスライド合格を実施しているということに
なるからです。
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