2015-09-22 Tue
「中学受験はギャンブルだ」「中学受験はゴールなんかじゃない」
今日は、この2つのフレーズを投げかけたいと思います。
今でも「中学受験はギャンブルだ」のフレーズには嫌悪する人が多いのではないかと
思います。1、2年前にchu-j.comのメルマガで意を決してこのフレーズを放った
ことがありました。まあ、放った、だけなのですが。
塾の先生の側から見たほうが「中学受験はギャンブルだ」のフレーズは共感性が
高いでしょうかね。
じゃあ「中学受験はギャンブルじゃいけない」のでしょうか。
合格可能性80%とか言いますよ???
人それぞれで感じ方は違うでしょうから、ここで自分はこう思うは書きませんが、
賢明な保護者の方々なら、この話題を持ちだした時点で、「それか」と
察していただけると思ってます。
「中学受験はゴールなんかじゃない」
このフレーズもよく使われるのじゃないでしょうか?
ギャンブルに失敗したときに言い訳に使う???
ははあ、その手もありますね。
今、書きながらそう思いましたが、基本的には
「難関校に見事合格したことで燃え尽きてはいけない」
→そこで燃え尽きるような受験生活ではダメだ
です。言うは易し、行うは難し。
「中学受験はギャンブルだ」×「中学受験はゴールなんかじゃない」
なのじゃないでしょうか。
これも書き始めでは、ふたつの気を引くフレーズと思っていましたが、
こうして書いてみると「×」(←バツではなくカケルです)はあり、かもしれません。
6年前、杉並区のとある高校募集のある中堅女子校(偏差値45ぐらい?)
を取材したときのことです。
「中学の少なくとも最初の2年は、本校に対して志望順位が低くて入ってきた、
不本意入学の生徒が心のダメージを解消する期間として重視しています」
先生がそういう意味のことをおっしゃいましたよ。
マイナスからのスタート?
しかも、そこは中学・高校が元々別組織だったようで、取材記事で
「伝統ある高校行事」を紹介したら、あまりそこには比重をかけてほしくない、
というニュアンスでした。少なくとも当時は中学のそのゼロに戻す必死の
取り組みが高校でどう継承されていくのか不明瞭でした。
それよりも「マイナスのまま、高校に送るわけにはいかない」という
ことのようでした。
今回の2つのフレーズでこの学校をつい思い出してしまいました。

「もっと、もっと!」という方は応援よろしくお願いいたします!
- 関連記事
-
- ルックアップの癖が抜けないもので今日は申し訳ありません。 (2015/11/13)
- 将来の進路=文系、理系の適性をどこで見極めるべき? (2015/11/05)
- 【限定期間終了】記事に登場の校名リスト(8月版) (2015/10/30)
- たまたま見かけた高校生をちょっと観察したつもり…何がどう違う? (2015/10/18)
- 「合格力」と「学校選択力」どっちも重要→PART3 (2015/09/22)
- 恥をさらすのは学校だって嫌です。当然ですっ!でもでも? (2015/09/19)
- 得意分野で勝負してみるのもひとつの方向性では、ということで。 (2015/09/18)
- 「合格力」と「学校選択力」どっちも重要→PART2 (2015/09/17)
- 「合格力」と「学校選択力」どっちも重要→PART1 (2015/09/10)
スポンサーサイト