2016-12-17 Sat
首都圏の中学受験…業界的には・受験者数微減でも上位校人気は変わらない
・東京に関する限り今後しばらく小学生数は減少しない
ということで、盛り上げたい方向のベクトルは
変わりません。
後者はともかく、前者については客観的にどんなデータが
根拠として登場するのか気になります。
一部の会場テストでは上位校の偏差値はほぼほぼ一律に上昇し、
ここ3~4年で横ばいの学校は徐々に停滞グループに
近づいているようですから、
これをもって「相変わらず上位校が人気」はかなりあいまいな
感想ではないのかと思うのです。
80%偏差値が上昇するのは難化というよりも、
受験者層の二極化ではないのかと思ったりもします。
まあ、これは私立中学入試は統一問題ではなくて、学校ごとの
出題ですから、その学校の出題にアジャストした受験生が
合格するだけの話で、会場テストが徐々にモノサシとして
機能しなくなってきている、
いわゆる逆転?合格が増えている、という
現象なのかもしれません。
ほんとうはそんなことはどうでもよくて、受験生は
残された時間で、第一志望校の過去問をしっかりやって、
求められている答えを
答案用紙に書く練習をとことんやるだけの話なのだと
思います。
直前の受験生動向の資料が配られる業界セミナーの
話になりますが、
自分の場合、パネラーのトークは半分ぐらいしか聞かずに
資料として配布される
それぞれの会場テストの志望校別の数字の増減を比較して、
一致するのかしないのかをひたすらチェックしていました。
四谷大塚と首都圏模試では増加でも日能研では減少とか…。
三模試とも増えていて志望者がほんとうに増えていれば、
本番での難易度も上昇するわけです。
こうした直前情報で、
いわゆるアナウンス効果で本番では敬遠される
ケースもありうるのですが、
受験生と保護者は
偏差値表にそれがあらわれない限りは、こういった情報を
知らないか、スルーしていると思います。
でも学校によっては、毎年のこのデータが気になって
一喜一憂しているからこそ、資料として配布される
のかもしれません。
やはり全体動向を気にするのは受験生よりも
業界人と学校自身みたいですね。
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