2016-12-09 Fri
ブログの話題をわざわざややこしい方向へ自ら導いている気がしてなりませんが…(笑)
中学受験・高校受験が廃れてしまっては、
進学塾は商売あがったりです。
これは考えればわかります。
よって、学校を応援するというか、
いっしょにその価値を高めていこう、という姿勢は
常にあります。
ただし、どの学校も均等に応援するのかというと、
大人の世界ですからそうも言えません。
学校とて、学年の30%が特定の大手塾から毎年入学
してくるとしたなら、
「うちの塾のためにスペシャルな学校説明会を
1回だけでいいのでお願いできませんか?」
と言われたら「特定塾をひいきすることはできません!」
と言えるでしょうか?
特定塾をひいきすることはできません!と
言いたくなければシェアの高い有力塾をまんべんなく
ケアすればよいだけ、とも言えます。
大手塾と人気校はある程度、つかず離れずの関係に
あるわけです。
あくまでもある程度。どの程度かは想像するしか
ありません。
こんな場面がありました。
たくさんの関係者が出席した中学受験のセミナーで
司会者が「○○学園は受験者がかなり増加傾向です。
大手A塾にもだいぶ食い込んでいるという話を聞いています」
とうかつにもそんなトークをしたところ、
A塾関係者は「いやいや事実無根なことを言わないでください」と
強烈に否定しました。
自分はその場にいて、いくらA塾に営業?をかけたからって、
天下のA塾が「○○学園は併願校に最適です」と簡単に乗っかるとも
思えないですし、どの学校だってA塾と緊密な関係になりたいと
考えているはずですから、
「いったいどんな手をつかったんだ?」というだけの話でしょう。
あの学校の受験者数が増えたのは、
あの塾が大量に受験生を送り込んだせいだ、などと
業界内ではまことしやかにささやかれることもないわけでは
ありませんが、まったく将来の見込みのない学校に
受験生たちが受験はしても?「入学」するとは思えません。
そうは言っても、大手塾の中にはグループ内に
コンサルタント部門を持っているケースもあり、
学校がそのお客さんなら、塾としては「責任を取る」ことが
あっても不思議ではありませんね。
まあまあ、このように塾と学校の関係で
本当か嘘かわからない話はいろいろありますが、
その「きっかけ」はお金で買えても、「実績」は
その学校の努力だと思うのです。
問題はその「実績」の前に、
「いまならお買い得!」に飛びついてしまう
消費者心理でしょう。
だいたいはその6年後、お買い得が証明される
ケースは5割あるかないか、です。
のるかそるか、ギャンブル、ですね。
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