2016-12-01 Thu
うーん、一昨日の記事「偏差値表に校名がないヒミツの学校?」
微妙なリアクションでしたね…。
偏差値表に載っていない学校がなぜ載っていないのか。
この理由を知りたい、という反応が少なからずありました。
少ないので放置してもよかろう、という判断になるかもと
思ってはいたのですが、少ないですが無視できなくもない
数なのはinポイントの数字の上昇でわかりますからね。
興味本位?
というかブログを盛り上げてくれたわけでしょうか?
ひねくれた見かたをすれば、こうしておけばブログ主が
何か書くだろう、という読みを自分ならしますかね(笑)。
さてと、
会場テストのレベルがそれぞれ違う
(母集団が違う)ことは
同じ学校の偏差値がいくつと出ているかでわかると思います。
首都圏模試はほぼすべての学校のほぼすべての入試に
偏差値はついています。
偏差値表に載っていない学校があるの?は
首都圏模試以外のユーザーの感想ですよね。
残念ながら日能研とサピックスの偏差値については
くわしくありませんが、
四谷大塚の偏差値はほぼこの仕事にかかわり始めてから10年以上
おつきあいしていますので、印象を簡潔にまとめると、
真っ正直な偏差値です。
概算ですが、東京の場合、四谷大塚の表に掲載されていない
学校の受験者数は(東京の学校を受験した受験生全体の)
9%弱です。
学校数ではほぼ3分の1の学校が載っていない。
でもその載っていない学校の受験者数は全体の1割未満。
これは土壇場で確実に合格りに行った結果の受験者数です。
これが答えです。
会場テストの偏差値は実際のテスト受験者が志望校欄に記入して
初めて算出されるものです。
正確に希望者が何人だと偏差値が算出されるか知りませんが、
第一~第五までの志望者が10~20名で
精密な合格ラインは出るものでしょうか?
四谷大塚の場合、出ないものは出ないと
きっぱりとした態度なので、
学校としては志望校欄に校名が書かれるかどうかが
四谷大塚の偏差値表に載る第一歩なのだと思います。
立派な進路実績があって受験者が集まっていても、
有力塾と反目している関係にあるから偏差値表に載らない…
そんなことがあるわけないじゃないですか。
偏差値表に載らない隠れた実力校があるかもしれない?
なんてもう少しこのブログをしっかり読んでいただければ…
おっと、ガチの進路実績ランキングは
(fc2ブログの)有料コンテンツにしてあるから、
誤解してしまうのかもしれませんね。
たぶん多くの保護者の方々は
「ほーら、やっぱり」と思っていると思いますが、
あくまでもブログですので
「なんだ、そうなんだ」という感想を持った
保護者の方がけっこう多かった、という体で
この先のブログの話題を選ぼうかなと思います。
偏差値にはまったく裏がないのか?
塾と学校の癒着はないのか?
そんなものあるわけないじゃないですか、
とは
言いません。
きょうの記事の最後に
それでも、四谷大塚の偏差値表にない学校の一覧が
見てみたいという方が多いようでしたら、
真剣に一覧表を作ってみますので、(←無料記事で)
またしても(笑)応援クリックで意思表明をいただければ。
と思います。
■学校別・最新進路実績推移の一覧・リンク集はこちらから↓
【最新2010-2016】学校別・進路実績7年間推移グラフ・リンク一覧
独自ドメインブログ・こことは別内容・毎日更新→中学受験DEEP-INSIDE 2016-17
最新の2010-2016難関大合格実績推移TOP100ランキング記事はこちら(有料コンテンツ)
コンテンツを整理して利用しやすい環境を整備中です!応援クリックもよろしくお願いします!

にほんブログ村
- 関連記事
-
- もうひとつの偏差値と言えるでしょうか…? (2017/11/28)
- 中学受験を決断してから志望校決定まで (2017/04/03)
- 最後まで闘志を絶やさぬよう… (2017/01/30)
- 最後の最後に振り絞る勇気… (2017/01/24)
- 「ヒミツ」の学校が東京だけで60校も存在する理由? (2016/12/01)
- 「第一志望」…大切にしながらも固執しすぎない (2016/10/29)
- 中学受験…意外と残酷なシステムかもしれません (2016/10/27)
- 第一志望校…考える時間はたっぷりあったはずなのに保護者の油断? (2016/10/25)
- 「親塾」の話…実は終わりそうで終わらない? (2016/10/11)
スポンサーサイト