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北城洋一

Author:北城洋一
受験情報誌の編集長として16年。並行して受験情報サイトをプロデュース。その後、2015年夏からフリーに。誰でも当事者のときは必死なのに、過ぎてしまえばすっかり他人事?場合によってはわが子の受験なのに他人事? 最近は学校さえもそんな「ライトな保護者」にあわせて、表面的な誠実さで生徒募集してるとか。利害関係、オトナの事情があるから、誰もそれをストレートには言えないか。ん?言ってみる?

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受験者数が多い=人気校の落とし穴
私立中学の進路実績分析、ここまでコツコツ40校を紹介してきました。

上位TOP100校というつもりでピックアップしていますが、

国立中、公立中高一貫校を加えるとTOP100校中、私立中は4分の3の75校。

まずは受験者数を多い学校を優先して分析していますが、

初回の開成を除き、2回以上入試を行う学校ばかりです。

つまり、他の学校が第一志望での受験できる、併願校としても人気の学校群と

いうことができるわけです。

中学受験は志望校に合格した受験生から抜けていきます。

5校、6校に出願していても最初の志望校に合格した時点で抜けていきます。

当然ながら第一志望に不合格でも、できるだけ上位の学校に受かりたいという

心理も働くわけで、入試日程が後半になるほど合格ラインが上がっていきます。

もちろん各校が実施する入試の回数も日程が進むにつれ、減っていくことになります。

入試が複数回設定されている学校は初回の入試がもっとも受かりやすいので

第一志望校は初回から受験していくのが通常のセオリーというわけです。

さて、進路実績ランキングの高い学校でも初回入試受験率

(初回入試受験者数÷総受験者数)の値はさまざまです。

ということで単純に総受験者数が多ければ人気があるということでもなく、

初回入試受験率が高い学校ほど志望順位が高く、

低い学校ほどいわゆる「滑り止め度」が高いということがいえます。

このデータを2016年入試で見ていきます。

開成は入試が1回しかありませんから、当然初回入試受験率は100%。

この次に高いのは初回入試が午後実施の

東京都市大付属と東京農大一。

午前入試でもっとも高いのは豊島岡女子ですが初日が2/2なので、

2/1午前入試でもっとも初回入試受験率が高いのは早稲田になります。

ほかに2/1午前入試の受験比率が高いのは

共立女子、攻玉社、芝、海城、吉祥女子と続きます。

吉祥女子は32.9%。3回入試を行う吉祥女子でこの数字は

高い部類ということになります。

逆にこの値が低いのは

渋谷教育学園渋谷、高輪、本郷、青稜、国学院久我山、東京女学館。

現状2/1と2/2の午後入試が人気になっている東京女学館は初回入試受験率が

10%を切っています。

入試日程の中心が午後入試になってしまっている学校は、

とにかく受験者数を増やす、という方向を向いているわけです。

そういえば3月にこんな記事をアップしましたね…

【午後入試は禁断の果実】私立中学の現状把握とマーケティングはどうよ?(1)

志望順位上昇と受験者数増の二兎を追うことは

かなり難しいことがわかります。

もちろん受験者数が少なければ、入学者数も期待ができないわけで

志望順位うんぬんを言っていられないことも確かですが、

受験者数上位の学校がすべて(私立中)TOP75にランクインしているか

というとそういうこともありません。

進路実績が上昇するスピードは学校それぞれなので

未ランクイン校が今後有望かどうかは断言できませんが、

現時点で午後入試を中心に生徒募集を行っている学校も

どこかで転換が迫られる時期がやってくるのではないでしょうか。

午後入試でひとつ受かっておく、のは大切なことですが、

合格しやすい学校と学校の将来性は別であると割り切って

おくべきだと思います。



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テーマ:中学受験 - ジャンル:学校・教育

入試結果分析2015-2016 | 08:45:00 | コメント(0)
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