2016-11-05 Sat
なんか11/3の文化の日に【週末記事】的な内容を書いてしまいました。でも、仕事をしているふり現象は、勉強しているふり現象にも
つながってくるのではと思います。
知識が身について、問題が解けるようになって嬉しい。
その感覚が欠落して、1日○時間やらないといけない。
宿題を○ページから○ページまでやらないといけない。
そうなると小学生にとって受験勉強は苦行です。
え?そんな解き方があるの?思いつかなかった。
誰だよ、そんな解き方発明したの。すげえな。
そう思いながら前進するには、中学受験はあまりにヘビーな
内容がつまり過ぎているのでしょう。
このブログでも人間、成長するにつれて、トップとの実力差が
徐々に理解できるようになっていって、自分の限界をを知り、
諦めていくという話をしました。
自分はまだできる、ただやっていないだけ。
虚勢を張れていた時代から、一生懸命やっているのに
とてもできない…そんな絶望感が身についてしまうと、
どんな目標でもクリアできないように思えてきます。
そしてやっている勉強ではなくやらされている勉強になります。
それが仕事なら多少やらされていても収入に結びつきますが、
受験勉強は違います。
受験生本人は将来自分がどうなりたいかの目標がまだありません。
あこがれの職業があったとしても「どう(いう自分に)なりたい」は
まず見えていません。
それは志望校に合格し、学校生活の中から徐々に具体化して
いく類のものでしょう。
まず志望校に合格する、が中学受験の当面の目標です。
ただそのために問題を解く「作業」が必要なのではなく、
問題を解決する道筋や正解にたどり着いた達成感が必要なのだと
思います。
まあ子どもの勉強なんて、大人が見ていれば、
まどろっこしくて非効率的なものかもしれません。
でも本人の手ごたえを無視して、
費やした時間でやった気になる
アリバイ勉強を繰り返していくことで、
今を乗り切ることができると
本人が自覚してしまったなら
こんな受験勉強の弊害はないと思います。
一歩一歩を確実に…これは意外と難しいようです。
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