2016-08-09 Tue
すべての人が理解するわけではないので、望んでも無理な部分はあるにせよ、基本的な構造として、「教育サービス」を
提供する側とされる側の関係を考えると、
あくまで相対的なものを感じるわけです。
受ける側が「不満」と感じるか「この程度で満足」と感じるかで、
サービス提供側の企業努力は変わってきます。
競争を繰り返しながら、業界一位を目指すことは誇らしいことかもしれませんが、
際限のない努力、改善はコストアップ、人的資源に対しての負荷を
意味します。
誰もがそのバランスを模索しながら日々を過ごしていると言えるでしょう。
経営者の腕の見せ所ですね。
独自ドメインブログで塾の裏事情をだいぶ書きました。
15年夏秋のfcブログで書き切らなかった裏事情、かなりマニアックな内容に
なりましたが、かなりネガティブな内容でもありました。
ある人は「こんな知識があったところで対処なんかできない」と思うかも
しれません。
でも、自分の考えでは
全体の構造を知らずに苦境に陥るのと、
うすうす感じていて理想形を外すのでは、その先の挽回手順も
大きく異なってくるように思います。
まあ、どんなに頑張っても失敗は失敗、という結果主義者も
いるのでしょうが、俯瞰力や自己肯定力の差は
試行するごとに小さな差を生むと思います。
で、その甘えの構造は学校だろうが、塾だろうが、他の業種だろうが
いっしょだと思います。
人間であるからには甘えに逃げることは習性の一種ですから、
そのものを非難しても始まりません。
リオ・オリンピックを見てもわかりますよ。
期待された通りの結果を残せなかったアスリートには、
失敗する伏線があったでしょうか?
金メダルでなければ、銅メダルでは意味がない、でしょうか?
さらなる努力とその後の人生を考えたときに、
自己肯定をしながら上を目指す姿勢が重要だと思います。
きょうは抽象的な話に終始しましたが、
甘えの構造のなかでそう誘導されている部分も俯瞰したいところです。
つまり、中学受験はあくまで特殊な存在であるからこそ、
その特殊性をどう押さえるか、消化するかが分かれ道なのです。
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