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北城洋一

Author:北城洋一
受験情報誌の編集長として16年。並行して受験情報サイトをプロデュース。その後、2015年夏からフリーに。誰でも当事者のときは必死なのに、過ぎてしまえばすっかり他人事?場合によってはわが子の受験なのに他人事? 最近は学校さえもそんな「ライトな保護者」にあわせて、表面的な誠実さで生徒募集してるとか。利害関係、オトナの事情があるから、誰もそれをストレートには言えないか。ん?言ってみる?

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「中高一貫」についての基礎知識→PART4(前編)
まだ地雷系の話をひきずっている感じでしょうか(苦笑)。

受けるつもりのない学校の話をしても興味ない、が本心だとは思いますが、

突然偏差値表のちょっと低いところで「この学校は?」とか

いきなり浮上することがありますよ。

ないのが幸せなんですけど。

あくまでも中高一貫教育に対するその学校の考え方を見抜く、という話なので、

そこを目指さない保護者は気に留める必要はありません。

じゃあ、ズバリ校名を挙げましょうか。

21世紀になって中学を新設した学校の戦略です。

最初のペアは埼玉の大宮開成浦和実業学園

かなり明暗が分かれてきましたね。

同じ年度に中学を開校した2校、実は最初から立ち位置も違うし、

描いたビジョンも違ったんだと思います。

でも同じ年度にスタートするとこうして比べられます。

中高一貫一期生の卒業年度、中高一貫生に限って言えば、

浦和実業学園の一期生の成績は素晴らしかった。

ところが続きませんでした。

中高一貫生の頑張りが高入生に伝わるかと言えば、

浦和実業の学校規模からいって難しいところ。

いっぽう大宮開成は中高一貫一期生が卒業する前から、

進路実績は伸びていました。
こちらも学校規模はそこそこ大きい学校なので、

学校を挙げての取り組みがあったことは、疑いようがありません。

かくして、大宮開成は誰でも滑り止めとして機能する

偏差値ポジションからはすぐに脱出し、

受験者数のバブルは終わってしまいました。

でも、ここからが正念場ですからね。

↓(受験者数の推移)両校ともピークは過ぎているものの、大宮開成は盛り返し傾向。
埼玉2005開設

ちなみに大宮開成は高入生を含む進路実績でトップ100入りしています

(公立中高一貫を除いた場合)。

まだまだ(早慶上智より)MARCH偏重の数字ですが、

高校受験生のボリュームゾーンもがっちり食い込んでいるということですね。

↓中高一貫生と高入生の比率

埼玉2005一貫高入

ご覧のように両校の中高一貫生、高入生の比率は似通っていますが、

難関大進路実績・総合ランキングのポイントでは15年春、

大宮開成は浦和実業のなんと6倍の数字をたたき出しています。

これを浦和実業学園の数字には高入生の数字が含まれているから、

で片づけてよいと思いますか?

それを言うなら大宮開成も同様です。

学校側が意図したかどうかはわかりませんが、

結果的に中学で入った生徒たちは浦和実業学園の高1時点において、

最上位の特進クラス、としての位置づけになっていて、

MARCHレベルで満足してしまったような気がしてなりません。

つまり、中高一貫生と高入生の比率に大きな差があると、

一貫生のモチベーションを支えるのが難しい好例だと受け止めています。

大宮開成はそこのところ、高校から入った生徒たちにも適切な進学の目標を設定し、

切磋琢磨する環境を用意したと言えるのではないでしょうか。

それが学校のビジョンというわけです。

中高一貫生と高入生の比率に大きな差がある、場合は

まずそこをチェックする必要があります。

(後編につづく)







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テーマ:中学受験 - ジャンル:学校・教育

「中高一貫」を理解する | 22:30:00 | コメント(0)
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