FC2ブログ
 
■プロフィール

北城洋一

Author:北城洋一
受験情報誌の編集長として16年。並行して受験情報サイトをプロデュース。その後、2015年夏からフリーに。誰でも当事者のときは必死なのに、過ぎてしまえばすっかり他人事?場合によってはわが子の受験なのに他人事? 最近は学校さえもそんな「ライトな保護者」にあわせて、表面的な誠実さで生徒募集してるとか。利害関係、オトナの事情があるから、誰もそれをストレートには言えないか。ん?言ってみる?

■最新記事
■最新コメント
■月別アーカイブ
■カテゴリ
■since 2015/7/31

■アクセスランキング

[ジャンルランキング]
学校・教育
459位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
受験
77位
アクセスランキングを見る>>

■スポンサードリンク

■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

【週末記事】そこに気づく瞬間は早ければ早いほど…だから…
山形県の話を練っているうちに他の東北の県を旅したときの

エピソードも合体してしまいました。

さて、きれいにオチまでつながるかどうか…

書いてみます。

キタシロはかなりの頻度で日本全国、旅行をしますが、

ここ半年は北日本への比重が高まっています。

基本は地理好きであって、鉄道好き、お城好き、温泉好きの要素は

わずかな比率ですが、人によっては

「隠れ○○なんでしょ?」と攻め立ててくることもしばしばです。

このときは福島から山形へ在来線型の山形新幹線で向かっていました。

目的地は天童。このとき乗車していた「つばさ」は、

山形どまりだったので、天童までは在来線の普通列車(電車)になりました。

ちょうど地元の高校の下校時刻と重なり、多くの高校生が乗車してきました。

以前にもブログに書きましたが、日本各地での高校生観察も趣味のひとつです。

さて、単一ではなく複数の学校の下校生徒たちが入り混じった車内で、

とっさに思ったことがありました。かなり車内は混雑しているのに彼らは

背中に背負ったリュックを下ろして前に抱えようとはしないのです。

にもかかわらず、大人に触れるたびに「すいません」と謝っています。

謝るぐらいなら、背中から下ろすのが普通だと思うのですが、

山形のオトナは誰も教えないのですね。

で、いまどきの高校生、10人いたら9人はスマホいじりを始めるのが

平均的ですが、この山形の高校生、スマホいじりは3割ほど。

なんと残りの生徒の半数はノートを開いたり、単語帳を取り出して

試験勉強?を始めるじゃありませんか。

不思議に思って即座にiPhoneで地図を開いて、近隣にどんな進学校が

あるか見てみましたが、思い当たる学校はなく、公立中堅校と私立校が

あるばかりでした。

基本的に真面目なコたちばかりなんですね。

天童駅で降りるとき、少し観察していると、出入り口のドアに正対している

自分の背後から、高校生たちがどんどん追い越して下りていきます。

流れが切れたところで自分も下車しようと様子をうかがっていたら、

結局最後のほうになってしまいました。

天童の宿に着いて部屋の案内をしてくれた客室係に地元出身かどうかを

確かめた上で、電車でのエピソードを振りました。

もちろんその女性は客からそんないきなりの振り、戸惑っていましたが

「たぶん山形の高校生は電車通学文化に染まっていないのだと思います」

はい、この言葉もしっかりかみしめたいところです。

翌日、山形県天童市ですからどこかの観光果樹園でさくらんぼ狩りを

しようと思い立ちました。ちょうど佐藤錦が終わる時期だったので、

ホテルのフロントで「どこかオススメの観光果樹園はありませんか?」と

尋ねると「えっと、このへんにパンフレットがあったはずなんですが…」

当然こちらはネットで予習して、それぞれに一長一短、微妙だったので

直接尋ねたわけですね。

渡されたパンフレットで絞った2か所のうち1か所に、自分で決断して、

タクシーを呼んでもらいました。

運転手さんはここまでの高校生の話と、ホテルのフロントの話に耳を

傾けてくれ、気づいたときには到着した観光果樹園は

自分が「選ばなかった」ほうの果樹園でした。

なかなか笑えない話です。山形の皆さんに何かが

欠けているんだなあ、となりました。

ひとことでいうとトレーニング不足で意識不足。

その一週間後、青森のかなり辺鄙なところで町営バスに乘っていました。

その地区では高齢者の足として重宝されている、町営バスに乘ってきた

70代後半と思われる男性。町営バスの運転手さんとは顔見知りのようで

世間話が始まります。

「久しぶりにいい天気になったなあ」

「そういえば4日ぐらい前に、火野正平がこっちに来てったなあ」

「あいつもいい年こいて、そんなに長距離自転車乗れんだろう」

「まあ、テレビだからな。しょうがないけどな」

「オレ? 駅によ。自転車ぶん投げてきちまったからよ」

どうやら雨の日に駅に自転車を置いてきてしまったのとを取りに帰る様子。

火野正平のこころ旅は近所に来ていたわけじゃなくて、この週、ずっと青森編

だったわけで。

テレビだからカッコつけてるけど、あの年齢(67歳)でそんなに長距離乗れる

わけがないだろう、とこういうわけでした。

どうやら仕事は漁業関係のようでしたが、この数分の会話だけで

このお爺さんの「押さえておきたいポイント」が見え隠れしましたね。

山形~天童の区間とこの町営バス路線を比べたら、どちらが不便かは

論ずるまでもありません。適切な比較ではありませんが、

「知りたい気持ち」と「状況把握力」は便利・不便の尺度とは無関係…

というか便利なほど、

「他人のことはどうでもいい」「いま自分の置かれている状況に無関心」

だと思えたわけですね。

まあまあ経験上は地方都市で

「ここは確かに田舎だがド田舎ではない」という意識が

周囲を見えなくしているようにも思いますが、

実は住んでいる場所ではなかったりするんですけどね。



独自ドメインブログ・こことは別内容・毎日更新→中学受験DEEP-INSIDE 2016-17

2009-2015難関大合格実績推移TOP100総括はこちら(有料コンテンツ)








にほんブログ村 受験ブログ 中高一貫校受験へ
コンテンツを整理して利用しやすい環境を整備中です!応援クリックもよろしくお願いします!

にほんブログ村 受験ブログ 中高一貫校受験へ

関連記事
スポンサーサイト





テーマ:中学受験 - ジャンル:学校・教育

ブログテーマ共通 | 22:00:00 | コメント(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する