2016-06-24 Fri
ふとしたネット広告から、またこんなことを思いました。流行り?のコトバでは「大人の事情」と称するのですが、
「それは言わない約束」という奴ですね。
その広告をそのまま信じて購買している方々がいるので、
商売のジャマはしないでね。と。
テレビに紹介されることで、来店者が増える食堂。
そこ、ホントに美味しいの?
どうでもいいんでしょ?
行列ができていれば並びたいんでしょ?
たまたま縁があって、「行列ができる店」がちょっとブームが過ぎて
並ばなくなった頃に、通りかかって入店。
「さすが、並ぶわ」と思ったことはあんまりないです。
どうでしょう?
そんなこと言ったらテレビショッピングの類はみんな似たようなものかも
しれませんね。
でもって、「メディアに出ない、知る人ぞ知る」が余計にウリになったり。
これもほんとうのクチコミではありませんね。
まあ食事の店はお腹が空いていて、そのとき食べたいものがきちっと出てくるのが
ベスト。
評判の店とあんまり期待していくと、ほぼがっかりです。
ですから、自分の評価眼を磨いて、まあこの店は80店がMAXかな、と
思って食べたら85点だったことが嬉しかったりしますよ。
でも、客対応がきびきびしていたり、盛り付けがきれいな皿だったら、
また来てもいい店、と思います。
まあね、学校の場合、お試し入学がありませんから、
また入学したい学校ってのはありえません。
イッパツ勝負。
弟、妹を入学させたいと思うケースがあるかもしれませんが、
合う合わないは一人ひとり違いますしね。
さて、ブログのカテゴリーで以前仕事をしていた人が
「学校広告、大人の事情」のカテゴリーが面白いですね、と言いました。
9本しか記事を書いていません。
広告関係の人たちも仕事は一生懸命やっています。
例外的に以前紹介した聖徳大学附属女子の広告代理店みたいな例はありますけどね。
あ、校名、書いちゃった(笑)
ただ、一生懸命やっているのと誠実なのは違うわけです。
これまで2回、編集長としての担当を外されたことがあるのですが、
2回とも広告クライアント(学校)がらみでした。
しかも2回とも代理店経由の間接的な圧力。
出版社は事業ですから採算がとれることが大前提でクライアント様の御威光は
絶大です。
ただ、ホントのことを言うと、このコストでやっても赤字の媒体。
これ以上切り詰められない状態でやっているのに、
そういう作り方だから評判が悪い、となると、
じゃあ、誰かもっとお金をかけてやればいいよ、となります。
その赤字媒体は2つともその後2年で終わりました。
もちろん採算は悪化して大きな赤字を残しました。
つまり広告代理店はクライアントのために一生懸命。
でも、それ担当者とお金のために一生懸命なのであって、その学校のことを
心底心配しているはずがありません。
つまり、ホントのことわかっている側が制作するとまずいのです。
真実を知らないほうが仕事ができます。
これで内実をしっかり客観的にふまえていて行う仕事なら、
人間不信になりますよ。
それが広告です。
うまくクライアントのニーズと読者のニーズのバランスをとるのが
編集者の役割だとは思いますが、行列のできる店がすごい店、
とユーザーが単純に思っている限り、その比率は
クライアント8:読者2ぐらいじゃないでしょうか。
それでも読者2があるだけましです。
そんなブログ主のブログにかつて仕事をしていた方々が
からむネット広告が表示されるって面白いと思います。
掲出されるバナーにあまり突っ込むと、まずいことになるので、
きっかけ話に留めておきますね。
独自ドメインブログ・こことは別内容・毎日更新→中学受験DEEP-INSIDE 2016-17
2009-2015難関大合格実績推移TOP100総括はこちら(有料コンテンツ)

コンテンツを整理して利用しやすい環境を整備中です!応援クリックもよろしくお願いします!

- 関連記事
-
- 俯瞰力で負けてくると、そういう世の中が進行します。残念ながら。 (2016/06/24)
- 【限定期間終了】中高一貫ランキング本・広告掲載リスト (2015/12/06)
- 【学校の特色】老婆心ながら、細かい突っ込みをさせていただきます。 (2015/12/03)
- 【学校の特色】広告で伝えることの難しさと確信犯的な誘導→PART2 (2015/11/18)
- 【学校の特色】広告で伝えることの難しさと確信犯的な誘導→PART1 (2015/11/16)
- 学校広告は大人の事情を加味して受け止める→PART5 (2015/09/20)
- 学校広告は大人の事情を加味して受け止める→PART4 (2015/09/07)
- 学校広告は大人の事情を加味して受け止める→PART3 (2015/08/26)
- 学校広告は大人の事情を加味して受け止める→PART2 (2015/08/11)
スポンサーサイト