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北城洋一

Author:北城洋一
受験情報誌の編集長として16年。並行して受験情報サイトをプロデュース。その後、2015年夏からフリーに。誰でも当事者のときは必死なのに、過ぎてしまえばすっかり他人事?場合によってはわが子の受験なのに他人事? 最近は学校さえもそんな「ライトな保護者」にあわせて、表面的な誠実さで生徒募集してるとか。利害関係、オトナの事情があるから、誰もそれをストレートには言えないか。ん?言ってみる?

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いま一度の復習=大学付属校基礎知識編(後編)
付属高関連、後編です。

具体的に。

●系列大学に進学する生徒がその高校のほとんど大多数では「ない」場合、

系列大学に進学する生徒は成績上位者なのでしょうか?

1.系列大学に進学する生徒は成績上位者

2.成績上位者は他大学に進学

3.どちらとも言えず、ほぼ半々

そりゃあこのいずれかです。

まず早稲田中高を見てみましょうか。

この学校は純付属校ではなく、系属校。

早稲田大学へ推薦進学する生徒は5割を切っていますが

推薦進学しない生徒の中から東大合格者や早大への一般受験合格者が

多数出ています。

推薦進学しない生徒の数字だけを集計してTOP100校に余裕でランクイン

しているわけです。学習院もこの早稲田と同じ傾向を強めています。

卒業者母数の半分で比率を計算してTOP100にランクインし、

その数字が上昇しているということになります。

このほかに推薦進学率が20%を超える学校で、残り80%の受験生が

どんどん難関大学に合格して、TOP100に入ってきている学校は

もう1校成蹊のみです。ただこの成蹊も推薦進学率は下降しつつあり、

30%を切った数字です。

そこでかつて日本大学第二がTOP100ぎりぎりに位置していた数年前に

こんな仮説を立てました。

「付属校多数派理論」

まあ、そんな大げさなものではなく、

推薦進学率が50%を超えれば、成績上位者は系列大学に。

推薦進学率が20%を切れば、成績上位者は他大に。

その中間、推薦進学率20~50%のゾーンがもっとも中途半端。

というもの。

当時、日本大学第二は推薦進学率が30%を切り、難関大学の合格実績が

伸び悩んでおり、付属校路線なのか進学校路線なのかあいまいな

ポジションでした。あいまい、というよりは二兎追ったと言えるのかもしれません。

ただでさえ全国に多くの付属高校を持つ、日本大学の推薦システムは

かなりタイトで、付属校統一テストで一定の基準をクリアしないと

希望学部には進めません。

つまり、

1.第一志望学部に推薦進学のために必死に勉強する

2.第二志望以下の学部に妥協する

3.それも無理なので他大の中から受験大学を見つける

この環境の中で、系列大学より難関の

国公立大・早慶上智を狙って一般受験していく、

というモチベーションは保ちにくいわけです。

それでも以前はその高いモチベーションが見られた日本大学第二。

推薦進学率の低下が、他大進学モチベーションの低下と

リンクしてしまったようです。

推薦進学率は成蹊と日本大学第二では似た数字ですが、

他大進学の内容はかなり違い、まず目立つのは成蹊の他大(難関大)の

現役合格率の低さ。

どちらも共学校ですが、日本大学第二のほうが20%も成蹊よりも高く

これはもう「校風」の部類。

つまり成蹊卒業生の4分の3は、「成蹊大学以上の難関大学に絶対進みたい」

と強く思っているのに対し、日本大学第二はそこまで強い思いがないための

20%もの差なのだと思います。

系列大のどこかの学部に潜り込むとするなら現役進学率100%ですが、

たとえ浪人しても妥協しない姿勢。

こうして学校全体が、難関他大進学へ意図的に舵を切っているか

いないかは如実に進路実績に表れます。

特に付属校は大学が付属校を学生の供給先として

どう見ているかによって、在学中の学習意欲にまで

影響を及ぼしていくと言えそうです。








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テーマ:中学受験 - ジャンル:学校・教育

進路データは語る | 22:15:00 | コメント(0)
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