2016-01-20 Wed
何やら叱咤系のネタのときのPVの伸びがいいのはなぜでしょうか?人気上位記事の冒頭で、読むか読まないか決めている読み手が多いようです。
まだ本質がわかってないと見ました。
もちろん、データ系のネタばかりでは息が詰まるので、個人的な話題も
ちょいちょい混ぜますが、特に暗記の手法の話は反応が鈍かったですね。
記事公開時に「3つのR」と脱字して「3つR」と書いてしまったことが
決定的だったのでしょうか(苦笑)。
この暗記の手法、いいかげん大人になって、
自分が仕事で学校名を覚えたときにもばっちり使えた方法ですから、
何にでも応用が利きます。
対象が10、20はもちろんのこと100でも200でも500でも
やろうと思えば覚えられます。
「やればできる」という自信(過信)が重要だと思うんですよね。
そうそう列車の型式とか、スポーツ選手のデータとか、動物や植物の名前とか。
でも、自分にはできない、関係ないと思った時点から、
インプットされなくなっていきます。
これらが取り立てて珍しい話ではない、すでに知ってる話…
ということであれば問題ありませんが、
役に立たなさそう、とシャットアウトした時点で、何も入ってこないものです。
強制はしませんよ。
強制はしません。
たぶん学校選びに興味のないご家庭って、そこが違うんだと思うんですね。
中学受験を「成績」「偏差値」で語るのはナンセンスだと思うのです。
でも「受けない学校の情報はいらない」と感じてしまう…。
保護者ブログでは軽々に学校名を具体的に書きづらいのは理解しますが、
それにしても読んでいて「こっちの学校と、こっちの学校はどっちがどうだろう?」
という話題にはあまり遭遇しませんね。
根を持つようで恐縮ですが「駒場東邦」という超進学校を
「なかなかイケてる」なんて表記は常識的にはありえないわけですから、
人間、守備範囲の外はシャットアウトなんだと思うのです。
これを入学後のわが子に当てはめてみたらどうでしょう?
中学入学の時点から、保護者の価値観から脱出するとは思えないわけです。
地元の公立中学とは違って、せっかく、いろんな地域からいろんな生徒さんが
集まる環境で、守備範囲内、守備範囲外をいちいち分別するようでは
それこそ高い学費がもったいない。(公立一貫なら違いますか)
さて、ごく近い将来、公立中学へ進学せず、なんとか志望の中高一貫校に潜り込んだ
わが子はどんな「学校での話」をしてくれるでしょう?
え?反抗期で親子の会話がないからわからない?
そういうもんでもないと思うのですが。
親も必死の思いで受験をすませたあとのわが子が、これまでの守備範囲外から
何を持ち帰ってくるのか、楽しみにしたいものです。

千葉入試が佳境です。それが終わると2/1から東京・神奈川解禁です。 気持ちはホットに、でも頭脳は冷静に!

- 関連記事
-
- 進路実績向上へ…学校それぞれの考え方 (2017/08/08)
- 男子のほうが「東大」に反応するようですが… (2017/08/04)
- 進学へのモチベーションを維持するために??? (2017/07/28)
- さまざまなタイプの付属校…それは大学との関係が多様だから (2016/05/18)
- ブログ主としては今はがっかりしています。でもそのうち慣れるかもしれません。 (2016/01/20)
- 「中高一貫」についての基礎知識→PART6(完全中高一貫校)後編 (2015/10/04)
- 「中高一貫」についての基礎知識→PART6(完全中高一貫校)前編 (2015/10/01)
- 「中高一貫」についての基礎知識→PART5(系列小後編) (2015/09/12)
- 「中高一貫」についての基礎知識→PART5(系列小前編) (2015/09/11)
スポンサーサイト