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北城洋一

Author:北城洋一
受験情報誌の編集長として16年。並行して受験情報サイトをプロデュース。その後、2015年夏からフリーに。誰でも当事者のときは必死なのに、過ぎてしまえばすっかり他人事?場合によってはわが子の受験なのに他人事? 最近は学校さえもそんな「ライトな保護者」にあわせて、表面的な誠実さで生徒募集してるとか。利害関係、オトナの事情があるから、誰もそれをストレートには言えないか。ん?言ってみる?

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各進学校の大学合格実績データ…その指標はどこに置く?
だいぶ初期のころに説明したのですが、首都圏のおもな進学校の難関大合格率を図る指標があります。

8/15の記事の【2】参照

これは学校回答のアンケートに基づく、独自の算出方法で、おもな国公立大、早慶上智、MARCH

(明治・青学・立教・中央・法政)の現浪合わせた合格者数を学校規模に応じて比率に換算、

さらには7年間の平均値と推移によって順位付けをしたデータのことです。

この手法をとると、たまたま1年良かった、悪かったで進路実績がブレることがなくなります。

急伸している学校の場合、以前の年度の実績も平均値に加味されるため、

その実態はやや遅れて反映されるわけです。

逆にいうなら、かつての実績校が長期低落している場合も、すぐには数値に反映されません。

そこで、その弱点を補完するために、

平均する7年間の数値に1~7の順位を振って、伸長の値を数値化することで、

最近勢いがあるのか、その逆かわかるようにすることが可能です。

1年ずつ数値が下がっている場合と、上がっている場合では、その順位ポイントに大きな

差がつきます。集計は、国公立大、早慶上智、MARCHのそれぞれで行っての合算ですので、

この3カテゴリーを合算すると18ポイントの最高値から54ポイントの最低値まで

37段階に伸び指数が分類されるのです。

ただし、以前紹介した駒場東邦のように、MARCH指数が著しく低下し、その代わり国公立大指数が

順調に伸びるという学校も存在します。

その逆で国公立大指数が停滞し、MARCHが急伸していることで、総合値が上昇する学校もあります。

これも以前一連の記事で紹介しました。

【上記の11/12の記事にいたる一連の記事】

MARCHの合格指数はほとんどの私立進学校で伸びています。それは私立の進学校が

効果的な進路指導をしているというだけでなく、この5大学が学部新設、

入学者を確保するために合格者を多く発表する、など施策を行っているため、

MARCH合格指数は伸びて当たり前、が現実なのです。

高校側が真剣にMARCH実績を伸ばしたいのであれば、

もっとも合格しやすい大学・学部を重点的に進路指導すればいい、

という手法にたどりつきます。



ここまで1都3県の私立進学校の実績値を語るうえでTOP100という言い方を

当ブログではしてきました。

私立中高一貫校が1都3県で300超の学校が生徒募集していますから、

100校となると、ほぼ上位3分の1にあたります。

ここには上記難関大の付属校は含みません。

ところがここ数年、このTOP100の入れ替わりが非常に鈍くなってきました。

繰り返しますが、7年間の平均値で順位判定していますが、

いったんTOP100から脱落した学校が再度ランクインしたり、

その逆の現象が起こるようになりました。

つまりTOP100の外からジャンプインする学校の数が減少傾向にあるのです。

100位前後が意外に停滞しています。

100位を行ったり来たりの学校の実績を詳細に見ていくと、

総合値の上昇がMARCH実績に頼っており、

早慶上智および国公立大の数値にほとんど伸びが見られないことがわかりました。

興味深いことにこの私立TOP100に、都立中ほかの公立中高一貫校の実績を加えると、

見事に100位からこぼれていくわけです。

実際にはほんとうの難関大実績を見たいと思うのなら、上位80校程度までが

その価値がある学校なのではないかと思うようになりました。

もちろんMARCHクラスが伸びないのに、それより難関な大学の数値が

伸びることは起こりませんから、MARCHクラスの実績が伸びている前提で

さらなる動きが起きているかどうかが焦点となります。

さて、今度はそのTOP80の最上位を見てみますと、1位は女子学院。2位は聖光学院…

東大合格者数全国1位の開成は15位、女子最難関の桜蔭は7位になります。

これは両校ともMARCH合格者が極端に少ないためです。この男女の最難関では

MARCHクラスを受験する生徒が非常に少ないため、この

おもな国公立大、早慶上智、MARCH

(明治・青学・立教・中央・法政)の現浪合わせた合格者数

という指数では学校の大学合格力を正確に反映していないからです。

つまりこの方法では東大2桁合格を毎年のように達成しているTOP10校については

正確に順位づけができません。

ただ、正確に順位づけする必要は感じないため、ここは深めることなく放置している

ということです。

このブログで使用している「TOP100」は、結局20~90位ぐらいの進学校の

動向が反映するランキングになっていると言えます。

さて、今回なぜこの話をしたかといいますと、

7年間の平均値を算出することで年ごとのブレや誤差を排除しましたが、

各校の実績推移のベクトルが即座には読み取りにくくなったからです。

どうも集計している本人しか体感できない、というわけなのです。

その埋もれてしまった動きを再度客観的に数値表現することはできないか、

試行錯誤してみました。

そこで初回は2つの軸において、1段階ずつプラス、マイナスを設定し、

9マスのチャートに分類してみることにします。

(基準については当日の記事にて説明します)

東京・神奈川の16年度中学入試はいよいよ願書提出の時期になりますが、

小5以下の保護者の方々は、そのときをイメージして、上位校のイメージを

固めていただければと思う次第です。

偏差値が高い学校=いい学校ではないことは、すでにご存じのことと思いますので、

今回は偏差値を併記することはしていません。

大学付属を除く、男子・女子・共学のそれぞれTOP30をそれぞれ9マスに当てはめて

紹介します。

明日の更新から3回に分けて行います。

読み手の方々のイメージとぴたっと一致するかしないか、さあ、どうでしょうか。








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テーマ:中学受験 - ジャンル:学校・教育

進路データは語る | 22:30:00 | コメント(0)
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