FC2ブログ
 
■プロフィール

北城洋一

Author:北城洋一
受験情報誌の編集長として16年。並行して受験情報サイトをプロデュース。その後、2015年夏からフリーに。誰でも当事者のときは必死なのに、過ぎてしまえばすっかり他人事?場合によってはわが子の受験なのに他人事? 最近は学校さえもそんな「ライトな保護者」にあわせて、表面的な誠実さで生徒募集してるとか。利害関係、オトナの事情があるから、誰もそれをストレートには言えないか。ん?言ってみる?

■最新記事
■最新コメント
■月別アーカイブ
■カテゴリ
■since 2015/7/31

■アクセスランキング

[ジャンルランキング]
学校・教育
381位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
受験
71位
アクセスランキングを見る>>

■スポンサードリンク

■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

【今だからなおさら】何のために勉強するか徹底掘り下げ週間???
伝える側が少々工夫しても、受け取る準備ができていない人には絶対伝わりません。

伝え方の問題もありますが、常にそれはあてはまります。

この時期の記事、テンションがとても難しい気がしますが、やっぱり全体的に緩い反応に思われます。

きっと小6保護者の内心はそんなわけ、ないんですよ。

さて、昨日午後に羽田から東京にまた戻ってきました。

構内のとある喫茶店で、30代20代男女5人のグループを見かけました。

男女ともビジネススタイルだったので、これで学生ということはないはずです。

いちばん年下でも社会人1年生でしょうか。

その年下、と思われる女性がいじられていました。

もし、これが入社試験を通過してきた「正社員」だとすると、この会社は相当な会社です。

漏れてきたのはまずこんな会話。

「そのワカメって、何にはいっていたの?」

「お味噌汁となんだかわかんないやつ」

「そのなんだかわかんないやつにはどのぐらいの割合で入っていたの?」

「うーん」

もしかして「酢の物」とかいう単語を知らないのでしょうか。

でも先輩に「なんだかわかんないやつ」と答えるとは尋常じゃない。出張先の宿泊で出た朝食?

この娘、ワカメが苦手?

そこからどう話がつながったのか…

「だからね、1割引きっていったら、全体の何%を引いて、残りがいくつなの?」

「1かな」

「小数で答えると?」

「小数ですか。0.1とかそういうふうに答えればいいんですか?」

ここまでは先輩女性とこの年下女性との会話。

そこに男性が割り込みます。

「2割9分とか言ったら、小数でどういうことよ」

「小数で答えるのはちょっと苦手なんです」

いじらないであげればいいのに、この先輩社員。

電車の中でもその年下女性は

「それを言われたらさすがに私でも傷つきますよ」

と必死に抵抗しているのに容赦なく

「もしかして、意図してボケているんじゃなくて、そのキャラ天然?」

なかなかここから取り戻すのはきついのです。

22歳? 大卒とは限りませんからもっと下かもしれませんが、

ここまで「できているフリ」「理解したフリ」をして通過してきたのでしょう。

自分だけ「わかりません」というのが恥ずかしいから。

よくデキル奴はできない奴の気持ちがわからないと言うのですが、

それはデキル奴に対してすごい!と怯えてしまうからではないでしょうか。

あるデキル奴が3分で解く問題を自分は10分かかる。いくらトレーニングしても7分まで

しか詰められない。陸上100mといっしょです。3分で解けるデキル奴が

トレーニングしたら、100%勝てません。

勝負の場所を変えるしかないわけです。(そこまで時間を問われるのは「試験」という場面だからでしょ?)

でも、ほとんどの場合、10分かければ解ける、段階まで頑張らず、「勝てないや」と

試合放棄してしまうわけです。しかもそれで「大丈夫です。わかりました」という。

この何年もの積み重ねが人生に響いてくる。

もちろん学校の勉強がすべてではありませんが、よほど特殊なスキルがないかぎり、

この社会、コミュニケーション能力は求められます。そのときには知性という部分でボロが出ます。

長くなりますが、例をもうひとつ。

小5、小6のクラスメートの話。彼の成績はクラスで常にビリから1、2番。

よく3、4人ぐらいで緩~い野球ごっこをしていた仲です。3、4人で!

キャッチボールに毛が生えたような遊び。

自分はあるとき、クラス担任から「テスト採点の手伝い」を命じられました。

そのとき見た彼の答案はすごかったですよ。びっしり書き込んである。

記述式問題じゃないのに。で、選択肢問題のまぐれ当たり以外はほぼ0点。

だって回答欄に、問題文がびっしり書き写されているわけですからね。

それだけ「白紙」がイヤだったわけです。で、どうしていいかわからない。

頑張った足跡を残したかった。でもその段階でかなりコンプレックスは大きくなってます。

ある日の学校帰り、自分たちは都道府県名クイズを出しながら帰っていました。

彼は当然その輪に全然加われないため、わざと答えられそうな問題を出してみました。

「りんごで有名な県は何県?」

無理そうなので、「森という字がつくよ」とヒント

それでもダメなので

「森の前に色を表す漢字がつくよ」

そうしたら彼の口から出た言葉は

「黒森!」

小6生だとここからいじめが始まるんですよ。温い温いものですけど。

こいつ、やる気ねーだろ、バカにしてるだろ。

でも、本人はいたって真剣。

知識が足りない。友だちより劣っている劣等感。

これがまたエースで4番的なアスリートなら進む道は見えてきますが、

それもいま一歩となると…。

その彼の中学での印象はまったくありません。

同じ学区内にいても、自分も中学で友だちがガラッと入れ替わりましたから。

でも、自分は恥ずかしながら生徒会長だったので、

いま当時の名簿を見せられても半分近くは

うろ覚えでも顔は思い出せます。

もちろん彼の姿かたちは忘れていませんが、中学時代の印象はまったく薄いのです。

部活で活躍していた記憶もありません。

彼の実家は自営業(販売業)でした。お店が忙しく、親がかまっていなかったことも

考えられます。

中学受験はゴールではありませんが、中学から環境を整えることで、

親が強く関与しなくても、子どもが格別道を踏み外さず、いろいろな刺激を受けられる

環境が用意されているのです。

だから、それ(中学受験)もありだなあ、とちゃんと気づいているかどうかで、子どもの将来は

変わってくると思います。公立中を見下してするのが中学受験じゃないと思ってます。

デキル奴が3分で解く問題。20分で解けてもいいいじゃないですか。

そこだけ競わなくても。でも、解けるとウソをつくクセは直したほうがいい。

羽田で見かけたハタチの女のコと40年近く前の地元の友だちSクンが昨日は妙に

ダブりました。

さあ、モチベーションを上げてわが子のラストスパートを見守りましょう。








にほんブログ村 受験ブログ 中高一貫校受験へ
保護者にとってもこの季節は正念場! 気持ちはホットに、でも頭脳は冷静に!

にほんブログ村 受験ブログ 中高一貫校受験へ
関連記事
スポンサーサイト





テーマ:中学受験 - ジャンル:学校・教育

ブログテーマ共通 | 22:00:00 | コメント(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する