2015-12-16 Wed
こうして勝手気ままに「ほんとうのこと」を書けるのもいつまでだろう、と思ったりします。利害関係が発生しちゃうとそうもいかなくなる。
なーんて、言いつつ、ずっとこのペースだったりして。
ブログまとめのランキングサイトを利用しているけど、当然そこには該当するテーマの
情報を求めたユーザーが来るってんで、必死に広告を打ってる学校を見かけますね。
ブログを書いている側が読み手をどう感じているかも含めて、この現象を判定すると
「それしか方法がない。正当性があるから予算を割ける」だけのように思うんですが。
見事に××な学校のバナーが登場してくる。
「違うんですね、けっこう効果があるんですね…」
というのであれば、逆に心配なのはノッてくる保護者でしょ。
学校はほんとうはそれを自分でわかっているのじゃないかな、と。
いずれにしろ版元という立場にいたなら、きっと同様に「効果あります!」と
プレゼンしていたに違いないから、世の中、いかに本音と建て前は別かっていうこと。
それこそ「何事にもウラがある」を正しいとは限らない、なんて論じる次元では
狡猾な方々に転がされ放題だと思います。かなり、抽象的ですけどね。
そうならないのが「生きる力」「運用力」「活用力」で、
それを求めて中学受験する、ってんなら、かなり美しい展開。
さて併願作戦上の地雷校。
こうなります。

論理的に整理すれば、まず入試を1回しかしない学校。
ここで日程がかぶったら、併願は不可能で、当然第一志望、第二志望に置くことも
陳腐。どちらかは受けられないわけだから。
受けられない学校の入試対策をするという奇特な人はいないはず。
いるって?(笑) 時間は限られているのに?
まあ仮に、日程が違っていれば受験は可能。
でも偏差値(共学校は男子のみ)を見てくださいよ。これはあくまで昨年同時期のもので、最新ではないですが、
いかに難関校が揃っているかがわかります。
つまり「学校が受験生を選ぶ」→「1回しかチャンスはないよ」校だということ。
ということなので、そういう「選ぶ」学校を複数受験することって、かなりストレスが高いと思うんです。
もちろん、なんだかんだで受験生の第一志望度も高い。
実質倍率が低くても、ホンキの受験生が集まる傾向にあれば、厳しい入試になって当たり前ということです。
<リスト掲載校>青山学院,麻布,桜蔭,開成,暁星,慶應義塾中等部,香蘭女学校,駒場東邦,女子学院,白百合学園,創価,桐朋,武蔵,立教女学院,早稲田実業学校,早稲田大学高等学院,浅野,栄光学園,慶應義塾普通部,慶應義塾湘南藤沢,湘南白百合学園,フェリス女学院,横浜雙葉

保護者にとってもこの季節は正念場! 気持ちはホットに、でも頭脳は冷静に!

- 関連記事
-
- たとえば東京・神奈川生における1月入試の存在 (2015/12/20)
- 「1×2」「2×1」も危険。場合によっては「2×2」でもかなり… (2015/12/17)
- みんな知ってる「チャンス1回」校。で、これも違う意味で「地雷」かあ。 (2015/12/16)
- 「その学校のことは無関心でいい」と線引きできるタイミング? (2015/12/15)
- 「志望校」から「受験校へ」…徐々に段階を追って絞り込む (2015/12/14)
- 今やらないと最後までダラダラ進む。今やったらなんとか間に合う。のにね… (2015/12/10)
- 志望校はいつ決める?最終受験校はいつ決める?正解はどこに? (2015/12/09)
スポンサーサイト