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北城洋一

Author:北城洋一
受験情報誌の編集長として16年。並行して受験情報サイトをプロデュース。その後、2015年夏からフリーに。誰でも当事者のときは必死なのに、過ぎてしまえばすっかり他人事?場合によってはわが子の受験なのに他人事? 最近は学校さえもそんな「ライトな保護者」にあわせて、表面的な誠実さで生徒募集してるとか。利害関係、オトナの事情があるから、誰もそれをストレートには言えないか。ん?言ってみる?

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【都立中高一貫】比較対象が多いことはとても幸せ
一時期のバブルなブームが弾けたとは思いますが、相変わらず都立一貫校を目指すご家庭は多いようです。

いや、単に外野から「多い」というのは客観的ではありませんね。

問題はその質、と覚悟だと思います。

ここまでに至る背景、構造に無視できないものがありますから、

「それでも目指す」という強い意志が欲しいところです。

たかが中学受験(受検)というのも確かに言えることで、最初は軽い気持ちから始まるのかもしれません。

千代田区立九段も含め、11校の中高一貫教育校が都内に揃いました。次なる新設予定はないので、

次の初年度バブルはしばらく起こらないでしょう。

都立にはほんとうに初年度は「軽い気持ち」の受検組が

バブルな受検者数を支えていた歴史がありますから。

ストレートに言うと、もっとも落胆したのは桜修館の3期生の実績です。

2期生の実績が小石川を押さえて5校の頂点に立ったという事実の反動とも言えるのですが、

注目したのが現役進学率。78%あった数字がここで一気に10%もダウンしました。

これはなかなか見かけない光景です。下がってもせいぜい5%。

理由は明白です。先輩を超えろ!と難関国立大志望者が増えたからです。

初年度から4人程度の東大合格者を出してきた都立の中高一貫校が、

今度は「それを超えたい」という明確な意思が働いたと見ています。

中学受験を俯瞰している者から見れば、

「初登場でその順位はすげー!」となるのですが、学校側はそうならなかったようです。

「もっと、行くぞ」

その結果が現役進学率67%だったと思ってます。

渋渋の例を見てももう少し実力を「貯める」時期が必要なのだと思います。

そんなに都合よくグラフは伸びません。

一旦は梯子から足を踏み外した、状態に見えます。

たかが昔の都立大附属高だろ?

違うんです。同じ場所にある違う学校なのです。新設校なのです。

新設校の弱さが出ています。

ここまで頑張っている基準は何なのか?

数値目標的に都立BIG4の進学指導重点校(日比谷、西、八王子東、国立)の背中が

見えてきた、と思ったからではないでしょうか?

都立中高一貫校に求められているのは、そこ、なのでしょうか?

さすがに開成や桜蔭に勝てるとは思わない、とかそういう問題ではありません。

初登場の位置がすごい。まずは安定してそれを維持できる真の実力を養うこと。

新設校ですから。ここ2年の実績でそれが見えたかどうか。それはまだわかりません。

逆に小石川の1期生は散々でした。しかし2期生、3期生と徐々に頭角を

表してきています。そこには母体校で培った伝統がやはりモノを言っていると

思うのです。

「公立中高一貫校に入る」…2014年発行の最終号で、こと都立の一貫校について

予言したことは、

「都立校に入る」ではなく「どの都立に入るか」だということです。

そして都立同士のライバル関係は「中学受験生」には無意味だということです。

「中学受検生」には意味があることだとしても

取材を通じて、都立一貫同士のノウハウの共有という意識はあるようです。

それは対私立なのでしょうか。それとも対BIG4なのでしょうか。

どっちでもいいのですが、都教委に対して掲げる数値目標にとらわれすぎて、

本質を見失うことのないよう祈りたいものです。

古くも新しくも当該校の伝統に則って、その学校の個性を際立たせていく。

公立中高一貫の没個性ぶりについては別の機会に譲りますが、

私学勢の「定期的にスタッフが入れ替わる公立で一貫した教育など無理」という

主張が的を得たものにならないよう、そこは踏ん張ってほしいと思うのです。








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テーマ:中学受験 - ジャンル:学校・教育

公立中高一貫校について | 22:00:00 | コメント(0)
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