2017-09-04 Mon
進路実績が出ていない急上昇校の評価を結果偏差値で判断するのはいかがなものかとは
思うのですが、
すでに実績が出ている学校との偏差値推移を
比較してみると一定のラインは読めるかもしれません。
そうは言ってもあくまで、その偏差値なら進路実績は
このぐらい欲しいという目安に過ぎないわけですが。
ただそこでダマされてはいけないのが、
その学校の上位クラス、もしくは特待レベルの偏差値で
全体レベルをイメージしてはいけないということです。
いくら特待レベルが高くてもそれは全体のごく一部ですし、
合格して入学する受験生もごく一部なのです。
こうして見ていくと、二段階、三段階選抜方式による
スライド合格を採用している学校の場合、
MAXの偏差値だけに注目すると、全体レベルを読み違えることに
なります。最高値と最低値がどれだけ開いているか、
学年ごとのクラス構成がどうなっているかに着目すべきでしょう。
会場テスト各社の偏差値表でも市販の受験情報誌でも同様ですが、
意識していないと最高値だけで判断しがちです。
かつて自分がかかわっていた受験情報誌でも、
誌面のスペースの都合上、日程の早い順と受験生が多い順の兼ね合いを
見ながら偏差値を掲載していましたが、
これ、学校の立場から言えば、偏差値が高い順に載っていたほうが、
上位生が集まるので、そう望むというわけです。
そういった意味で、入試の形式を工夫すれば、
意図的に高い偏差値を演出することは可能、ということになります。
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