2016-08-31 Wed
きょうは東京、東京農業大学第一を分析します。中学開設が2005年ですから、2012年から中高一貫生を含む実績です。
初年度から4桁の受験生を集め続けていますが、
2月1日の初回入試が午後ということも手伝っての人気です。
(推移グラフ、以下有料コンテンツ)
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2016-08-30 Tue
一昨日の夕陽特集。無料コンテンツだと内容に拘わらずPVが有料の日よりもベターってどういうことでしょうか?
【週末記事】って宣言しているんですけどね。
あの痛烈な開智の日の記事よりPVが多い。
あ、前日記事を読んでいる、ということね…。
それにしても有料の日も一行目から非公開ではないんですけどね。
やっぱりタイトルを見て「読む」「読まない」を決めている人が
多いんでしょうね。
その人の伝えたい本質はどうでもよくて、読みたくなりそうな
タイトルをつけたブログが勝ち。
いまの世の中を象徴しています。
別にいいんですけど。

夕陽特集で言い足りなかったなあ、と思う点。
「あ、夕陽がきれいだ」は感覚です。
赤やオレンジに人間は生物として本能的に反応します。
問題はそのあと。
カメラが身近になったので、簡単にシャッターを押します。
何も考えずに「あ、きれい」と押します。
記録なんですから、ちゃんと考えて残しましょうよ、
とキタシロは思うわけです。
でも…。
ちゃんと記録する気もない。
記録する「行為」が好きなだけ。
まさに「自撮り」ってソレでしょう。
いま自分はココにいる、という証拠を拡散するために
自撮るわけで、これは記録なんかじゃないと思うのです。
クオリティは無視。
一種の自慢、でしょうか。
ある意味、それも人間の本能でしょうね。
自分がシャッターを押してるとなりで、
「この人は何を被写体としているのだろう…」
考えないです。
自分のことだけ…
「この人の撮る写真、自分より上手いかな?」
考えないです。何も。
だからきれいな夜景を見てフラッシュを自動発光させたり、
移動中の車両から夜景を撮ったりします。
撮って失敗で「何がいけなかったんだろう」とは
学習しません。
失敗した。じゃあ削除。次。
てなもんです。
それでだいじなお財布のお金には変化がない。
これがフィルムだったらおおごとでしょう。
写真が身近=使い捨ての時代になっているということです。
一昨日、夕陽特集のきっかけになった1枚は、
「やったあ、レアだ。もらった」と思った一連のカットのなかからの
ベターな1枚です。

夕陽がちょうど断崖にかかり、後ろに隠れて出てきたその瞬間。
船に乗っているので動いているのは夕陽じゃなく自分です。
こんな素敵な夕陽でも座席から窓越しに撮ろうという人たくさんいます。
デッキに出るのに1分もかからないのに。
右舷に夕陽が沈む断崖があれば、きっと左舷には夕陽に照らされる山々が
あるでしょう。
そういう予測もしないんですね。
そこをスルーして「写真、お上手ですね」とはこれいかに。
デジタルカメラが夕景モードでオートフォーカスで勝手に撮ってますよ。
でも夕景モードもちょうどいいオレンジ、好きな色に出るように、
露出オーバーで撮りますよ。
旅の同行者と記念写真を撮るのも記録です。
いっしょに○○へ行ったね。
そういえば昔の学生は、旅行先でペナントを買い集めていましたっけ。
自分も小学生の頃、観光地でキーホルダーや絵葉書をよく買っていました。
観光の心理、原理は変わりません。
いわゆる学びと同じで、なるほどと思うのが
そのたび、夕陽がキレイと撮りためていた写真が「貯まる」ことです。
あそこの夕陽とあそこの夕陽を比べて、こう撮ると雰囲気が出るなあ、
と学習・向上することです。
あらゆる断片を断片のまま、終わらせず、連結させることです。
まあ、キタシロは根っからのコレクターなものですから、
そういう発想なのですが、モノはどんなに小さなものでも場所をとります。
かさばります。
いま、目指しているのは自分の記憶・記録をデジタルのまま、
クラウド上に置いておくことです。(もちろんPWをかけますよ)
これをwifi環境で好きなときに好きな人と共有できる。
記憶自慢、記憶コレクターなんてジャンルはどうだろう、と思っています。
これがプライベートな記録から脱して、第三者にも役立つノウハウに
変換できたら言うことはありませんけどね。
まあ、自分は他人と違う個性ですから第三者との共有は
簡単ではありません。
それにしてもスマホで派手なシャッター音をさせて、
皆さんはいったい何を撮っているんでしょうね。
そんなもんがあなたの人生にとってはレアなのか、記録すべき瞬間なのか、
常に疑問です。
そういう人に限って、まわりに「これ、撮りてえ!」という心の叫びを
周囲に宣言していることには気づいていないものです。
もしかして相対的な自慢レベルの話、かもしれません。
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2016-08-29 Mon
二周目、ということで埼玉と来て、また千葉です。この流れの中では別の学校ですが、やっぱり序列を意識して
渋谷教育学園幕張について書いてみます。
千葉県内の最強豪校。
受験者数は3番めで、毎年2000人を超える受験生が
県立千葉とツートップの時代から、頭ひとつ抜け出た、
でしょうか。
県立千葉も併設型中高一貫になりましたが、
いまのところは渋幕追撃の勢いはないようです。
まあ、どの学校にも光と陰があり、
進路実績グラフが素晴らしくても、それだけで満点の評価はできないですし、
その逆もあります。
全体の比率から、進路実績停滞、伸び悩みの場合は、リスクが高いのですが、
良すぎるのも実はリスクです。
さて、渋谷教育学園幕張の7年間の推移グラフ。
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2016-08-28 Sun
ケータイにカメラ機能がついて以来、一段と写真を楽しむ人が増えました。デジカメの普及からまた一歩、写真が身近なものになったと思います。
なぜ人は写真を撮るのか。
記録ですかね。
思い出の記録。
当然ですが、記録すべき価値を判断して、
シャッターを押していると思うんです。
そしてその価値判断が人によって違う。
きょうは夕陽の写真をお届けします。
自分はよく風景写真を撮りますが、
観光名所の写真がいちばん多いですね。
多くは自分がそこへ行った記録と言う側面がありますが、
まずはきれいな景色、独特の景観を記録したいと
シャッターを押すわけです。
ただ夕陽の写真は少し傾向が違います。
もちろん晴れていてオレンジ色がきれいでなければ
撮らないわけですが、単なる太陽の写真、ではないように
思うんですね。
そこに何がしかの「レア感」があるから、
記録したいと思うということです。
きょうはそのレア感の意識を振り返ってみようと思います。
きっかけはこんな写真が撮れたからです。

さあ、どこでしょうか。
名所ランキング的には国内300位ぐらいじゃないですか?
夕陽の名所?
としてはこの地域で第1位なんかではありません。
その前段階として、この写真。
これも場所がどこかを説明しなければ、ほう、とはなりません。

ただ自分の中ではこの2枚が連続していて、
最初の写真は2番めがあって撮れた1枚です。
ここ数年、夕陽の写真を意識していることが多くなりました。

この写真も同じく北海道のどこか、ですが、
夕陽の名所でもなんでもありません。
初めて夕陽を撮らなきゃ、と意識したのはこの場所で、

空を見て、日没時間を確認して、急いで列車で移動。
駅からタクシーを飛ばして撮影ポイントまでたどりつきました。
このとき思ったこと。
「夕陽…ベストな条件」にはなかなかならないものだ。
どうでしょう。条件としては70点ぐらいですかね。
未練があったので少し撮影場所を変えて、
こんな夕暮れ写真を撮ったぐらいです。

このときの不完全燃焼は、この写真につながりました。

これはかなり望遠で狙っていて、ここまで映るとは思って
いなかったんですね。いかに高所から撮っていたか。
このときもたまたまこの観光名所のこの高層ビルへ行き、
「よく晴れているなあ、もう1~2時間したら、夕陽かな」
そう気づいたわけです。
その後、同じシチュエーションで、これを撮りました。
夕陽待ち。

最初の高層ビルからの写真の5か月後のことでした。
こうして見ると、東京近辺の夕陽の写真はほとんどないですね。
まあ、上のは大都市の中心方向ということでは似たようなもんですが。
見事なほどに夕陽って自分の中では旅先、非日常の写真として
区分されているのかもしれません。
でも、これは一応、東京ではありませんが、
都会の夕陽ですけどね。

あ、そうそう今回の夕陽ショットをまとめるのに、このビルからの
海の夕陽と

田園風景に沈む、同じ地域の夕陽を紹介しておきます。

そうでした、レア感を振り返る、という話でした。
晴れた場所に高い場所に上って夕陽を待つ…
このパターンの写真が3枚。良く晴れているということ、
見晴らしのいい高いビルの展望台が近くにある、というのがカギでした。
でもこの中には場所指定、待ち伏せ不可のものもあります。
最初の写真と最後の写真は乗り物で移動しながら撮ったもの。
気象条件、位置関係だけでなく季節のことも考えると、1年待っても
同じシチュエーションにならないかもしれない、そんな写真です。
2日連続で撮れるのかもしれないし、3年待っても撮れないかもしれない。
そんなすれ違いざまのカットなのです。
そこをわかって撮る夕陽はまた格別です。
露出が合うこともなかなか自分にとっては難易度が高いのですが、
それでも朝日の写真よりは何倍もカンタンですから。
写真の楽しみ…一期一会の魅力と思えば、素晴らしいものになるわけです。
その一期一会を意図的に引き出す「読み」こそが、
経験値かもしれません。
自分の位置・方角を知り、日没時間との駆け引きをするのが
夕陽写真の極意ではないでしょうか。
まあわかる人にはわかるので、どこで撮った夕陽かはここでは
書きません。旅先で自己判断で夕陽ポイントを見つけてみるのも、
旅の楽しみですからね。

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2016-08-27 Sat
1校の分析をエピソードを交えて書くたびに、新たな発見があって、なんだか肩で息しながらフーフー書いているような気もします。
このブログの主軸はまずは「学校選択」ということにあるわけですが、
昨日の開智の近況を確認したくて、皆さんもよくご存じの某所の
「スレッド」を見に行きました。
相変わらずですねえ。某進学塾と同じ企業グループのポータルサイト。
いやサイト自身に非があるのではなく、書き込みをしている人に
非があるというのとも違いますが、いかに人間は信じ込みやすいのか
とそう思った次第です。
当ブログも「支持されているけど違うんじゃないか?」という
問題提起は大好きですが、これを「信者に何を言っても始まらない」とか
「最初からアンチな人に説明してもムダ」みたいな議論になりがちなんですね。
いやはや自分も経験ありますけどね。
書けば書くほど深みにハマるケース。
まあ、不毛なやりとりとは言いませんが、なんとなく感じたのは、
開智のようなタイプの学校が好きな人ってけっこう多いんだなってコトでしょうか。
ぐいぐいっと伸びてきたけれども、このまま行くの?
最近調子狂ってない?
学校に自覚があれば、広報を含めていろいろな手を打ってくることでしょう。
それが単なる対処療法なのか、本質を見極めた修正なのか、時間が経たないと
判定できません。
じゃあ、いま答えを求めている自分はどうするのか?
リスクを飲みこんで前へ進むしかありません。
だって外野はこうして「怪しいな…と言っていたのにね」って言いますもん。
公立中高一貫の進路実績を論じていたときも
「もっと長い目で見てあげなさいよ」
そんなコメントがありました。
長い目で見過ぎて困ったことになりつつある学校をほかにいくつも発見したから、
このままでこの学校だいじょうぶ?となっているわけです。
全然だいじょうぶかもしれませんよ。もしかしたら。
数多くの事例から、この場合はこういう可能性がある、なぜなら
○○な背景が見てとれるから。当たるも八卦、当たらぬも八卦…。
でも占いだって、その人の心の奥底を見透かして、さざ波を立てる
心理ゲームですよ?
教育効果を考えた場合、今後次々と新しいメソッドが登場するとは
思えません。そりゃあある程度成功したメソッドを拡大再生産しようと
するのかもしれませんが、ラーメン屋さんの例を出すまでもなく、
露骨なチェーン展開で、商品価値を安定させるには、
多くの試行錯誤、失敗が伴うのではないかと思うわけです。
果たして学校でそれが可能かというなら否でしょう。
もちろんそこにチャレンジする学校法人(企業体)を否定はしません。
チャレンジする学校にのっかったすべての入学生が割を食うはずも
ありません。
「すでに乗ってしまった以上プラス思考で前進したい」
という在校生の保護者が、懐疑的な意見を持っている、受験をするわけでもない
外野の声に耳を傾ける必要はないと思うんですね。
さらにはその議論が当事者以外の水掛け論であるとするなら、
単なる学校評論家どうしの罵り合いに首を突っ込むのも不毛な話です。
とにかく毎年進路実績は出てくる。
それに学校が満足しているか、いないか。
現状認識を踏まえて、今後どういうビジョンを描いていこうとしているか。
ただただ好感度を上げて次年度の受験生を減らさない、ということなのであれば、
かなり寂しいビジョンだということです。
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2016-08-26 Fri
埼玉、千葉、東京、神奈川と一周したので、再び埼玉で開智を取り上げたいと思います。
2016年入試では栄東と日程バッティングを解消し、
再び受験者数を3000の大台に戻しました。
この学校に対して、人によって好き嫌いが激しい学校、という言い方ですますのは
逃げ口上なんじゃないかと思うんですね。
受験者数3000にも達する学校に対してですから、
勇気を出してここでははっきり違和感を感じる、と言うべきなのだと思います。
中高一貫校として開智という校名で開校以来、目覚ましい
進路実績の伸びを見せており、2010-2016ではなく2003-2009の推移で
論じれば首都圏屈指の伸びを見せた新進気鋭の進学校でした。
その個人的な違和感の始まりはこのブログで何度も紹介しているように、
(以下推移グラフほか有料コンテンツ)
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2016-08-25 Thu
独自ドメインのブログも同様なのですが、記事を書いていて、こんなわかりきった話、つまらないだろうな、と思うことがあります。
逆に「なるほど、そうなんですね。合点がいきました」なんて、
反応ばかりでも困りものです。
きっとどちらかといえば「難解でいまひとつ確実に理解できない」
レベルでよいと思って書いています。
丁寧に書くつもりがないわけではありませんが、
何割か話が見えないほうが、想像が働いてよいとさえ思っています。
「もしかしてこの人は逆のことを言いたいのか?」
そうなったときに人間は考えますから。
そういえば昔々、大昔、学生時代に卒業旅行でパリへ行ったとき
東駅で切符を買おうとして「英語がお上手ですね。どちらから来られました?」
と返されたので、まんま答えると「それは素晴らしい」と言われました。
これがフランスの方々のお得意な皮肉であることに気づくのに400時間ぐらい、
かかりました。もうね、これは忘れません。
「日本の方は、フランス語が苦手なんですね」
そう言われたわけです。
柔軟な発想といえるほどのレベルではありませんが、
ここのところ、ずっと尾を引いている、のが
「そういう考え方もあるね」という無関心。
で、あなたの意見は?
実はPVの6割はソレだと思って書いています。
中学受験、徐々に危機的な状況に近づいています。
もし学校側が「中学受験、さすがにこれじゃあいけない!」
と声を上げたら、自分は「読み違いでした」と
素直に反省します。
ないでしょうね。
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2016-08-24 Wed
きょうは前回の東京都市大学付属につづいて
神奈川県でもっとも受験者数の多い男子校、
浅野を分析してみましょう。
毎年安定して1500人を超える受験生を集めています。
浅野の入試日は2月3日。聖光学院、栄光学園が2月2日で、
神奈川の男子受験生は2月1日にも別の学校を受験することができます。
これまでに紹介した埼玉の栄東と千葉の市川は1月日程で、
2月1日に入試解禁となる東京・神奈川の受験生を広く集められる性格の
入試ですが、2月3日の浅野の入試は神奈川県内(一部都内)からは
広く受験生を集めますが、埼玉生・千葉生はほぼ関係してきません。
これは第一志望の受験生の比率が仮に少ないとしても、
第二志望、第三志望の受験生が多くなる構造です。
もし仮に2月1日に県内の別の男子校を受験するにしても、
偏差値や進路実績から浅野が第二志望におさまる可能性が高いわけです。
こういった背景を理解すると、以下の推移グラフが理解しやすいでしょう。
(以下、推移グラフおよび有料コンテンツ)
いずれにしても「浪人したら難関大合格率が下がる校風」が存在するとしたら、
大問題です。学校はそれは個人個人の問題でしょうと
言うのかもしれませんが、浪人生はサポートしない学校もあるわけで、
在学時はチャレンジ精神を鼓舞しておいて、現役生以外は
「あとはご自由に」では寂しすぎると思うんですね。
話が脱線しましたが、浅野の実績の安定は、
受験層も安定していることと、入試が1回だけで安定した出題をしている
ことが要因となっているのではないでしょうか?
最高でも「第三」志望校になりがちな2月3日の入試で、そうならない実力校
というのが、まずはこの浅野の実態のように思います。
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2016-08-23 Tue
学校別分析、まあコツコツやっていきますが、最初は2009-2015推移と1年差し替えて、
2010-2016推移として、変化を語っていけばいい、と
カンタンに考えていました。
もちろん、判定の基準はいつもの
国公立20大、早慶上智、MARCHの3カテゴリーで
語り切れるような気がしていたのですが、
無料バージョンで開成、桜蔭を紹介したときに
否が応でもこの基準に対しての「例外校」の存在が
クローズアップされました。
じゃあ、例外な学校間の差は何なのか。
また、多くの受験生を集める人気校を取り上げたときに、
優秀な進路実績の「イメージ」であることも気になりました。
もしかしたら「教育の質」を論じるときに、
多すぎる受験者は足かせになるのでは?
そう思ったのです。
もちろん受験料収入の点ではプラスです。
ただ受験生が第一志望で受けていないとすれば、
大量の合格者が他校に流れることが予想されるわけで、
合格ラインの設定はかなり難しくなります。
こういった「歩留まりの読み」は専門家でも
外すときが多く、学校によっては2~3クラスぶん、
学年差があるケースさえあるぐらいです。
ある年、絞りすぎて、次の年にラインを甘くして、
合計がちょうどよくなる…というケースで、
学年ごとの進路実績を揃えるなんて、どう考えても無理でしょう。
ましてや、世間は合格率でなくて絶対数で語りたがりますから、
入学者が多い年に攻めに出る、ことにもなりかねません。
あとは途中途中で、こうした学年間の差を埋めるための
現状把握をどう行っているか、という問題もあるでしょう。
高2、高3になった時点で、「期待できないな」なんて言っているようでは
お話になりません。
それでは手を打つのが遅すぎるのです。
某女子校のように、校長自ら、去年、おととしの卒業生は入学時の
偏差値が低かったのでダメでした、なんて言うようでは論外です。
実は「進路実績推移」の裏側には3カテゴリーのグラフだけでは
見えてこない真実がたくさん埋め込まれているのです。
すでに公開している、国公立大合格者の質の問題、早慶上智とMARCHの比率の問題、
早稲田と慶應の比率、MARCHの中での法政の比率…。
実はこれに女子校は女子大志向の有無を加え、さらに現役合格の傾向や、
合格者中の非進学者数など、たくさんの要素から成っているわけです。
これも多くのサンプルを見ているからこそ、語れる話なのです。
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2016-08-22 Mon
きょうは都内の学校から東京都市大付属を取り上げます。2006年に午後入試を実施して以降、
受験者数は1000人を超え、ここ数年は2000人を超える受験生を
集める都内トップレベルの人気校です。
2015年には自己最高の2748人の受験者を集め、
埼玉の栄東、千葉の市川に次ぐ数字でした。
高校募集をしない完全中高一貫の男子校ですが、
(2007年から高校募集停止)
2014年卒業生までは、難関大合格実績はまさしく
目を見張る伸びを見せていました。
これは「過去形」です。
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いまのところは「リスク発覚」に留まりますが、
情報公開度がさほど高い学校ではないので、引き続き経過観察が
必要だと思います。
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