2016-02-29 Mon
さて、週も明けたところで、2016入試受験者動向、きょうはこんな切り口で調査してみました。

早慶+MARCHの付属校の受験者数の前年比較。
2月のはじめごろ、どこかで2020年問題があるため、ことしは付属校が人気という
記事を読みました。
その感想は「ウッソ~」
その後、各校の受験者数を調べていて、一瞬、違ったかな?と思いましたけど
直観は過たず、でした。
思うんですけど、数字って細部を見て、疑ってかからないと
真の姿は見えてきません。
1都3県の受験者数が微減ないし横ばいだったとして、
付属校人気が本当なら、当該校を抜き出せば、
横ばい、ないし微増でしょう。
事実、表中の17校の受験者数合計は、前年より4%増です。
でもよく見ましょう、
サンデーショックの揺り戻しの年でライバルが減った、青山学院増。
共学化の法政第二増。
この影響は大きいです。
そもそも国公立大志向が、センター試験が新たな試験に変わることで、
私立大に流れる、とは思えません。
これって、学問の基本で
「まずは疑ってかかる」
絶対違うはずだ。その反証を列挙してから、
どっちだろう?となるんだと思います。
立教新座は増えているけれど、立教女学院や香蘭は減っているし、
中央大学附属は増えているけれど、中大横浜は減っています。
明大の付属3校はすべて減少。
これまでの傾向からして、「一概にいえない」流れで来ているのに、
付属校が再びブームという安易なヘッドラインに踊らされるのは、
いかがなものかと。
もしかしたら、その裏に別の意図があるのかもしれません。
どうでもいい、といえばどうでもいいかもしれないことですが、
「今春の入試をひとことで言うと、どんな入試?」
という質問こそが、ど素人の質問なんだよ、と思って
久しい、というのがキタシロの本音です。

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2016-02-28 Sun
それじゃあ、昨日のカラスの話から。そうですね、どこにでもいるカラス。

野鳥の撮影で珍しい鳥がうまく撮れればそれはいいのですが、
別に狙ってその場所に「バードウォッチング」行くわけでもなく、単なる巡回。
日常のシーンの中で撮りたい絵があるか、感性を研ぎ澄ませていると
ありふれた鳥の意外な一面や、狙って作れないシチュエーションに
出会ったりします。写真のいいところは、記録でもあり表現でも
あるところで、この日は、まず、
川が凍っていた。その結氷の上に雪がうっすら積もっていた。
朝日が逆光で昇ってきた。カラスが一羽いた。
白い雪にカラスの影が映っていた。カラスは熱心に何かを咥えようと
していた。
この6つの条件が偶然一致した瞬間だったので、
撮ってみた、というわけです。
カラスがありふれているどうこうではなく、シチュエーションが
レア、と判断したのですね。ここにカモメがいたら絵にならない。
白に白。結氷面に積もった雪が微妙にまだらになっている。
特に朝日とか逆光の場合は、写真より肉眼のほうが綺麗ですけどね。
まあ白と黒ならなにかそれらしくなるだろうと。
2時間経てば陽は高くなり、川面の氷は融けてしまうわけですね。
コンデジの露出スペック的にはかなり厳しい条件です。
ベンチマーク的な写真かもしれません。
この直後、日陰の川面に、特に真っ白なカモメが浮かんでいたので
狙いました。露出はアンダーで狙いましたが、白は飛び、数秒後には
カモメは飛び去ってしまいました。
これ、生き物が相手ですから、10秒以内に判断して、カメラを操作して
シャッターを切る…の鍛錬だと思ってます。成功あり、失敗あり。
写真ってこれを繰り返してうまくなっていくんでしょう。
また言いますが、勉強もいっしょ。
5年前とかに旅行で撮った自分の写真を見て、
「単に記録なのはいいけど、伝わってこねえな。下手」と思いますもん。
いや3年前の写真でも同じかな。
この色と光とそのレアを感じる鍛錬の原点はこれ。

小樽運河。この写真を見るたびに白鴎や鴎友を思い出します(嘘)。
いかにも、なのでイージーでしたが、
あまりの観光名所でとってつけたように、しかも1羽じゃなく2羽。
カモメは並んでとまる習性があるので、確率は低くないのですが、
「!」と受け止める頻度をどれだけ上げていけるかが「風景写真」だと
思ってます。
それでもトリップアドバイザーに「できるだけありふれていない写真」
「でもその場所の特徴をおさえた写真」を100枚投稿して、
つい先日、初めての「いいね」をいただきました。
トリップアドバイザーに「いいね」なんてあるんだあ…。
札幌テレビ塔から撮った雪まつりの雪像とか、天保山の観覧車から見た
あべのハルカスvs通天閣とか…。
ベースに流れているのはそういう奴です。
話を戻します。
また明日の夜の更新から、入試分析を再開します。
ほぼ全校(まだ結果が公開されていない学校もありますが)
受験者数を俯瞰したところで、
どこへ突っ込めばいいか、どこを分析すればいいかは
見えてくるのです。
受験者数の集計って、実は前段なんですね。
これをニーズのある学校だけやろう、というのはムシのいい道筋。
可能な限り全体をつかまないと部分は見えてこないものです。
受験者数の増えているタイプの学校の特徴は何か。
それは一時的な人気なのか、将来有望を示すのか。
その数字で何を見極めるか。
これは「過去のパターン」も含めて10年以上見ていればこそ、
だと思ってます。
「この学校、前年比140%ってすごいよね?」
いえいえ、この学校は4年連続減少が止まっただけですよ。
ことしの数字はピークの82%に戻っただけなんですよ。
なんてね。
<ブログの下書きをした翌日>
再度チャンスがあったのでカモメ狙い。
若干加工しましたが…露出アンダーでいい具合じゃないでしょうか。

有言実行というパターンもあります。

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2016-02-27 Sat
1都3県の受験者数、埼玉までひと通り終わりました。どんな入試だったかは、これから、なんですけど、
だいぶ飽きがきているかもしれませんね。
以前にも言ったように、自分は数字を追いかける(並べる)ことに関しては
まったく苦じゃないもので、行け、と言われれば、
ノンストップでやります(笑)。
結論が出るまで片時も休むな、というご意見もありましょうが、
ブログですので、このままでいいのかな?
と思いましたので、ひと休みします。
2月も下旬、ブログは平常の土日モードがやってきているように
思いますから、土日は軽め、に戻したほうがいいのかもしれません。
日々、家事も含めて激務をこなされている保護者の方々におかれましては、
週末までシビアすぎる話、読み取りにくいデータを連発されても、
「もういいや」と思われるかもしれませんから。
なんて、すでにちょっと匂わせましたが、完全趣味でやっているわけじゃない
限り、ブログにもある程度戦略が必要です。
「たくさんの皆様に読んでほしい」
これは多くのブロガーの願いなのではないでしょうか?
だったら多くの読者に役に立つ話を書けよ。
その「不特定多数の」読者に役に立つ話、がわからないから苦労するわけです。
自分は面白いと思うんだけどなあ…。
それはあんただけでしょ。
ままあることです。
常に主観と客観の間を行きつ戻りつ、ですね。
でもその鍛錬がけっこう重要じゃないのかと思うんですね。
人間の性格って飽きっぽい、集中力がないってのがあると思います。
勉強においてもね、この要素は重要です。
ただ思うのは、この2つ対立軸ではないんじゃないかと。
好きなことはいくらでも続けられるけど、嫌いなことは全然続かない。
世のブロガーにもそういう人、いるみたいですが。
始めておいて、もう飽きた。
さてはさほど好きなことじゃないのに始めたな?
じゃあ好きかどうか。これは自己肯定につきると思います。
上手にできている、という自信が少しでもあれば、好き、
に変えられるような気がします。
だ・か・ら、勉強もいっしょ。苦行だと思ったら続かないです。
というわけで自分は物理はニガテ科目です。
でも恒星の絶対等級には興味があります。
小6ぐらいのときに野尻抱影氏の本を買ってもらって
むさぼるように読みました。アンドロメダM32星雲の距離が
違ってました。何光年だったか忘れました。
いやいや。
そんな40何年前の記憶を唐突に思い出してもしょうがないです(笑)
野尻センセの名前も40何年ぶりに出たなア。
生粋の第一期ウルトラ世代なのでお許しを。
脱線しますね。
ブログです。
わが子の受験が終わったので、ブログも閉じるのもひとつの生き方。
受験が終わっても、後世の人のために何か残そうと画策するのもひとつの生き方。
何か残そうなんて思わなくても、ここまで上昇したアクセスがもったいない
と考えるのもひとつの生き方。
中学受験ブログは終わっても、ほかのブログを書く、自分は生粋のブロガー、
そんな生き方もあるかもしれません。
でも、何も終わらないのに面倒くさくなるのか、忙しくなりすぎるのか、
途中で終わってしまう人がいるようです。
始めない人は終わらない。
どのぐらいやっとくかを考えずに始めるのかもしれませんし、
途中で予期せぬ事態になるのかもしれません。
ブログランキング。
ブログ村の登録は88万ブログだそうです。
このブログは現在、全ジャンルのブログ中、4500位レベル。
自分の中では肯定できるポジションです。INポイントですけどね。
88万あるなかの4500。
1位なんて気の遠くなるほど先。
どんな人のどんなブログかも興味ありません。
自分を抜き去ってきたブログ、追い抜いて行ったブログは気になる
ところです。自分も他のブロガーをそういう目にあわせて
いた可能性も否定しません。
自己肯定ついでに言うなら、10000位以内にあと2本ブログを持ってます。
受験とは全然関係ないブログ。
知りたくもないでしょう(笑)
そうやって全体を俯瞰することが好きです。趣味かなあ。
バスに乗ると常に後ろの席を志向するタイプ。
教室でも最後列が大好き。これ近視だと違う道になったりするんです。
老眼はそろそろ来るんでしょうか。まだ来てません。
きょうは脱線する日だからいいんです。
日々の生活のバランスの中でブログ書きが息抜き、
そんな保護者ブロガーもいるでしょうし、本業で似たトーンのものを
されていて、個人ブログ、受験ブログなんか苦でもない、
という方もいらっしゃるはずです。
で。
で、途中でフェイドアウトしちゃう方々や、急に本気になる方々は
そんなさまざまな発信者の中で、楽しんでいることを
把握してブログ書いているのかなあ、と思います。
単刀直入に言うなら、不熱心でもいいから、周囲のブログをたまに読め、
です(笑)
正直言ってブログ村の「中高一貫校ブログ」で1位を取ることに価値はない
と数か月前に気づきました。そこに気づいてからアクセスは伸びました。
ねえ。
ブログ村でもアメブロでも主旨はブロガー同士の切磋琢磨なわけです。
競争させて相乗効果を得よう、というコンセプト。
いいねえ、それ。競ってみよう、と思うから参加する。
そう、鍛錬してみよう、とね。
最初の頃、ブログ村のoutポイントがinポイントより異常に多いブロガーが
中高一貫校ブログの上位におりました。
その方はinポイントを捨てているか、outポイントのみで勝負しようと
思っているのかもしれません。inポイントは一応「支持」のバロメーターですよ。
それは要らないのかあ。
いまはoutポイントでもだいぶ下のほうになってしまいました。
その方が全体を俯瞰できているかどうかは、この際、問題ではありません。
たかがブログ村でもいろいろな各人の戦略が交差して、高めあう場だと
思ってます。だから半年も見ていると、in/outのバランスを見るだけで
そのブロガーの力量と友だちの多さ(笑)と××の××(とりあえず企業秘密)
がわかりますよ。
そんなもんです。
経験値が花咲くのはいいかげん年寄りになってからだなあ、と最近つくづく
思います。30代の頃なんて
勢いこそあれ、経験値なんて全然有機的に結合していなかったもんだ、と。
きょうは最後はカラスの写真。

なぜカラスの写真?
どこにでもいる?
その答えは明日、ここに書きます。
きょうはほんとうにダラダラ書いて失礼いたしました。

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2016-02-26 Fri
1都3県の学校別受験者数、最後に埼玉です。埼玉の場合はシンプルで、圧倒的なシェアを誇る栄東が
増えたか、減ったかが全体の趨勢を支配する入試です。

2016年は1位の栄東と2位の開智の1/11で
バッティングしなくなったので、
そのぶん、開智が伸ばした構図です。
その差分を見るにつけ、全体の受験者数が増えた、とは言えない状況です。
またその下では、西武学園文理が不祥事で大幅減。
その減少のぶんを各校で分け合った形に見えます。
女子校で浦和明の星女子、淑徳与野が増加しているのは、
隣県の東葛飾の中学開設の影響なのでしょうか?
千葉県内での女子校の選択肢が少ないのは確かですが、推測の域は
出ませんが…。
城北埼玉、開智未来、城西川越などは初回が午後入試で、
埼玉でも午後入試がかなり普及しましたが、
そのぶんも加味して、ようやく総受験者数は微減、横ばいに
とどまっていると見ます。
<掲載リスト>=栄東,開智,浦和明の星女子,立教新座,埼玉栄,淑徳与野,城北埼玉,西武文理,大宮開成,浦和実業学園,獨協埼玉,星野学園,開智未来,春日部共栄,大妻嵐山

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2016-02-25 Thu
神奈川に続いて千葉、いきます。各校の初日受験者数を見たときに、
県立東葛飾の中学募集開始の影響が顕著、
という印象でしたが、受験者数を総計してみると、
そこまで明瞭な影響とは言えないようにも見えます。
私立第一志望であれば、私立同士の併願がかなり容易な
千葉ですが、東葛飾志望者が私立をがっちり複数併願していない
せいなのかもしれません。

昨年、入試改革で倍増だった麗澤も、一段落した数字になりました。
<掲載リスト>=市川,東邦大東邦,渋谷幕張,昭和学院秀英,専修大学松戸,麗澤,芝浦工大柏,国府台女子学院,千葉日大第一,八千代松陰,和洋国府台,東海大浦安,聖徳大学附属,昭和学院,成田高等学校付属

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2016-02-24 Wed
昨日までの、東京に引き続き、きょうは神奈川の集計です。
少し事前に想定していたのとは違う状況が起こっているようですね。
入試状況も受験生の志向も、単に二極化じゃなく、多極化と書いた
ことがあると思いますが、この神奈川の受験者数の推移を見ていくと、
疑似的に上昇している学校があるように思います。
やはり継続して経過を観察しないと見えてこないことがあるのだと
思います。もちろんそうした「人気」は進路実績とも連動しているのは
間違いがありません。
そういう意味ではことしの神奈川の年入試は、1都3県の中で、
「微減」からいちばん距離がある「横ばい」→「微増」の匂いがしています。
ただし。
ただし、どんな学校が伸ばしているかを考えたときに
神奈川の中学受験人気>東京、千葉、埼玉の中学受験人気と
判断するのは早計だと感じています。
とはいえ、ある面では新規の顧客層を開拓した感のある結果でした。
やはりそのひとつは公立中高一貫をにらんだ適性検査型の入試の登場です。
神奈川での採用はまだ少数ですが、これは千葉、埼玉にも波及を始めています。
たとえ数百人とはいえ、底上げにつながってきているのでしょう。
今後の横浜市立サイエンスフロンティアの中学開設も視野に入れると、
上位の学校にとっては「追い風」が吹いているのが神奈川でしょうか。
では数字を見ていくことにします。

受験者数が増えることは、業界的には好ましいとは思いますが、
「なぜ中学受験なのか」がそのせいで理解が深まらなければ、
受験生の質、教育の質は追いついてこないのでは?
とちょっと心配はします。
おっと、少しだけ表の数字のピックアップ。
日本大学中高が午後入試を1回から2回へ増
法政第二が共学化
この2校は増えて当然でしょう。
その代わり中央大学附属横浜は伸び止まり。
青山学院の系属校となり、昨年飛躍的に伸ばした
入試が2回ですから、ここまででしょう。
横浜英和女学院もことしは横ばいでした。
いっぽうで入試回数をここ数年で増やして、受験者数が減っている
桐蔭学園の凋落。
特に気になったそんなところでしょうか。
何か第一志望度が高い学校と、そこを捨てた学校、という構図のように
見えなくもないのですけれど…
<掲載リスト>=日本大学,洗足学園,浅野,法政第二,神奈川大学附属,鎌倉学園,聖光学院,山手学院,逗子開成,中央大附属横浜,横浜英和女学院,桐蔭学園,湘南学園,桐光学園,神奈川学園,サレジオ学院,鎌倉女学院,栄光学園,日本大学藤沢,慶應普通部,自修館,関東学院,横浜女学院,横浜共立学園,カリタス女子,

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2016-02-23 Tue
東京・共学校、です。なんか表面的には「ほんとうに受験生って減ってる?」
そんな感じがしますね。

(注)帰国生入試の受験者数は含んでいません。
【学校別受験者数2016】東京・男子校編
【学校別受験者数2016】東京・女子校編
でも、増えている学校のほとんどは、午後入試等々で集めている学校ばかり。
2/1実施で入試回数3回以内で初回の占有率が高いのは、
中央大学附属、成城学園、日大第二、成蹊などの付属系の学校ばかり。
裏返すと、第一志望度が高い、というより併願候補に入らない、
とも言えるのでは???
これは偏差値に置き直さないと、「お手軽な共学校リスト」に
なってしまいそうな気がしますね。
確実にこういった「お手軽路線」に一定の反応があるのは
事実なようです。
確かに「まあまあ」の学校探しも重要なんですけどね。
<掲載校>=広尾学園,国学院久我山,渋谷教育渋谷,青稜,東京都市大学等々力,東京農業大学第一,慶応中等部,開智日本橋学園,淑徳,明大明治,法政大学,宝仙学園理数インター,安田学園,桜美林,かえつ有明,中央大学附属,青山学院,成城学園,東京電機大,日本大学第二,順天,明治学院,成蹊,文教大学付属,早稲田実業,東洋大京北

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2016-02-22 Mon
東京・女子校の学校別受験者数です。上位25校。

(注)帰国生入試の受験者数は含んでいません。
意外と上位は受験生が増えていますが、鴎友が3回入試から2回入試へ変更した影響も
少なからずあるようです。
女子学院は前年の2日入試から1日入試に復帰して減。
跡見学園は午後入試を新設して増。
2日が初回入試ながら進路実績も抜群で志望順位も高めの
豊島岡、安定した人気の大妻、共立女子が上位ですが、
大妻中野、東京女学館は午後入試での受験者数が貢献しています。
明日は東京・共学校。
<掲載校>=豊島岡女子学園,吉祥女子,大妻中野,大妻,共立女子,山脇学園,東京女学館,恵泉女学園,富士見,品川女子学院,頌栄女子学院,跡見学園,鴎友学園女子,江戸川女子,女子学院,普連土学園,大妻多摩,東洋英和女学院,田園調布学園,十文字,桜蔭,実践女子学園,和洋九段女子,三輪田学園,雙葉

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2016-02-21 Sun
ここのところ、集計数字が続きますが、分析や解説は改めて行う予定です。当初の予定と順序を変更して、東京都内の私立中学の学校別受験者数の
集計を先にアップします。
男子校・女子校・共学校の順で、3日がかりでアップします。
一部、未公表の学校がありますが、その場合は表から除いてあります。
きょうはまず東京の男子校です。

(注)帰国生入試の受験者数は含んでいません。
入試を2回として桐朋、午後入試を1回から2回に増やした日大豊山が受験者数増ですが、
ほかの受験者数上位校は軒並み減少しています。
なお、受験者減にもかかわらず、合格ラインの偏差値が上昇している学校が
見られます。集団の中のバラツキが大きくなっている可能性がありますので、
首都圏模試センター、四谷大塚、日能研など、偏差値を提供している団体のデータを
直接ご確認ください。80%偏差値と50%偏差値の幅が大きくなっているのかもしれません。
(資料が一般公開された後に、自分でも調べてみます)
明日は東京・女子校です。
<掲載校>=東京都市大学付属,本郷,成城,芝,早稲田,海城,開成,高輪,城北,明大中野,攻玉社,麻布,桐朋,芝浦工大,日本大学豊山,世田谷学園,獨協,足立学園,聖学院,巣鴨,佼成学園,武蔵,駒場東邦,学習院,立教池袋

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2016-02-20 Sat
だいぶ遅くなりましたが、きょうは千葉の受験者数の前年比です。千葉の場合は有力校の入試日程が分散しているため、急激な変化は起きにくい
事情があります。
また各校の入試回数も東京などと違い、際限なく増えたり、午後入試を新設したり、
ということもないため、1都3県ではもっとも無風に近い、と言えます。
そして中学受験熱が高い地域は西側に偏っていますから、県内全域で
中学受験が盛り上がる、ということもないのです。
それを踏まえて、前年比を見てみます。


女子は「微減」というよりはやや増加の学校が散見されます。
これは県立東葛飾が中学開設をしたためだと思われます。
東葛飾だけで女子は572名の応募者がいましたので、その3分の1が
私立と併願したとしても、各校に大きな影響があったものと
考えられます。
特に常磐線沿線の私立中学には千載一遇のチャンスだったでしょう。
ここで乗り遅れている学校は、かなり危ういかもしれません。
後日、公開します、学校別総受験者数の推移に注目ください。

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