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北城洋一

Author:北城洋一
受験情報誌の編集長として16年。並行して受験情報サイトをプロデュース。その後、2015年夏からフリーに。誰でも当事者のときは必死なのに、過ぎてしまえばすっかり他人事?場合によってはわが子の受験なのに他人事? 最近は学校さえもそんな「ライトな保護者」にあわせて、表面的な誠実さで生徒募集してるとか。利害関係、オトナの事情があるから、誰もそれをストレートには言えないか。ん?言ってみる?

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2016年、新年明けましておめでとうございます
富士山20151218

新年明けましておめでとうございます。

15年7月末の立ち上げ以来、当ブログに熱いご支持をいただき

誠にありがとうございます。

本年もこれまでの経験を生かし、

読み手の方々に実際に役立つ情報を

発信していきたいと思っております。

当面は最低1日1更新を続けてまいります。

残念ながら辛口を意識するあまり、焦点が合わず、

自分で読み返しても未熟な記事も多く見受けられますが、

ぜひ精進して完成度を高めてゆきたいと思っています。

あえて中学受験(受検)という道を進まれる多くの方が一人でも多く、

志望校合格、という幸せにたどりつき、さらにその先へと進んでいかれます

ことを切に願っております。

今後ともブログ・中学受験ディープインサイドをよろしくお願いいたします。

2016年元旦







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テーマ:中学受験 - ジャンル:学校・教育

ブログテーマ共通 | 23:58:00 | コメント(0)
【都立中高一貫08年開設組】立川国際、武蔵の進路実績推移について
きょうは都立武蔵と立川国際中等の進路実績推移の解説です。

前者は併設型中高一貫、後者は中等教育学校という形態です。

いずれにしろ、まだ卒業生を2回しか出していないので、今後の展望をはっきり語ることはできませんが、

すでに5校の都内の公立中高一貫が2年目実績を経て3、4、(5)年目の数字を出していますので、

その前例からある程度類推することができます。

都立武蔵推移
都立武蔵グラフ

まず都立武蔵ですが、中高一貫生のみの数字は非公表であるものの、

高入生のみであった2009-2013の5年間の数字と、ここ2年の数字の違いは

国公立大実績の伸びと、現役進学率の伸びです。

つまり一貫生の実績が加わることで、明らかに難関大で上昇しており、

この2年の数字だけで言うなら、九段を含む7校中、2番めの数字です。

併設型の学校は高校受験生に敬遠される傾向にありますから、

その不安点を払しょくしさえすれば、併設型の特徴を活かし、

今後も手堅い実績をあげつづけていくように思われます。

立川国際推移
立川国際グラフ


いっぽう立川国際ですが、母体校の北多摩とは雲泥の実績を2年間で叩き出して

いますが、数字的にはまだ不安定に感じられます。

12/19更新の集計データは都立も一律7年間推移で、母体校の実績も含まれ

ており不利は否めませんが、浪人生が加わってお約束で伸びるはずの2期生の

国公立大実績ダウンが少し気がかりと言えるでしょう。

また、校名に国際とあるように、単なる進学校でなく他の都立一貫と差別化を

はかる意味でも2022年から小学校を併設し、小中高一貫となることが報道されており、

必ずしも、既存の7校の序列にこだわらない方向へ進むとも考えられます。

なお、一貫生未卒(16年3月に1期生卒業)の大泉、富士、三鷹、南多摩の4校については、

母体校の実績にどれだけ上乗せできるか、ということになります。

この話題は年明けにまた比較対象をあげて論じてみたいと思います。







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公立中高一貫校について | 22:30:00 | コメント(0)
【謝恩企画?】2015BEST-INSIDE→人気記事トップ14集計っ!
fcブログのアクセス解析のキモがまだよくわかっていないのですが、

無料ブログ会社によっては、

「人気ランキング」というのがサイドバーに表示されるんですね。

まあまたこの「人気」の集計期間が、管理人側からコントロールできないもので、

なんでやねん!ということがままある。

自分の経験では、どの記事もどんぐりの背比べであることから、

なんでやねん!となるケースが多いんですが(苦笑)。

アクセストータル的には、月別とか曜日別とかそういうのも見れるみたいですが、

ここまで5か月やってきて、どういう傾向の記事がたくさん読まれたのか、

とても気になりました。

「たくさん読まれた記事」というのはさまざまな面で理由があるんですよ。

ということで、今日はこれまでによく読まれた記事のトップ14を紹介してみます。

(どうもそれ以上は出し方がわからん!)

こんなん管理人自身が手元で集計せんだろう(笑)

ま、でも機械が自動でやることをちょっとは疑え、ということでもありますかね。

スマホユーザーも一定数いるんで、記事番号だけでなくリンクにしました。

当然、新しい記事はキャリアが短いので不利ですが、さあどうなるでしょう???

1.「デキル」学校は何が違うのか、見きわめポイント→PART4=8/29

2.ズバリ!これは地雷校、中高一貫ほぼ不成立な小規模校の悪循環=10/19

3.そこが女子校の限界?と一瞬思ったわけです=11/1

4.中高一貫校だと思っていたら、別の高校を受験し直す学校がこんなに!=10/15

5.本当か?その男子トップ校のエピソード、問題は校内での風の吹き方=11/2

6.都立中高一貫校の入学者選抜の現状は?=10/28

7.みんな知ってる「チャンス1回」校。で、これも違う意味で「地雷」かあ。=12/16

8.今やらないと最後までダラダラ進む。今やったらなんとか間に合う。のにね…=12/10

9.都立中高一貫校の進路実績の位置づけを考える=11/8

10.公立中高一貫校…東京都の場合は?=9/29

11.公立中高一貫校…地域ごとの温度差=9/26

12.都立一貫は優秀な選ばれたスタッフが関わるからこそのマイナス面=11/9

13.偏差値として論じられているのは、多くの場合(合格可能性)80%偏差値=10/31

14.志望校はいつ決める?最終受験校はいつ決める?正解はどこに?=12/9

ほう。古い記事のほうがランキング有利、でもないんですね。

となると、夏ごろにいい記事書いたのに埋もれてるなあ、というのもあるかもしれない。

それは性質上しょうがない。とりあえずPVも右肩上がりなので。

それにしても、都立中高一貫の記事が中途半端なポジションにありますねえ。

人気、といえば人気なんですが。

えっと全部で記事は160とかありますから、その上位10%ですからね。

そっか、これで12月更新の記事も3本入っているんだあ。

ところで、何にでもつなげますが、こうして一度中間評価をしておくと、

その後に推移が確認できます。どんな仕事でもね。

いわゆる順調、不調のどこがどうだったか、検証できて改善の道筋がつくわけです。

それにしても吉祥女子の記事、ウケたんだなあ。

もっとネタ、なかったっけ? 全部書いちゃったかも。

その割に洗足学園の記事が入ってきてないのは、校名を伏せたネガな話に多く含まれていた

せいですね。しょうがない。

過去の話は過去の話で、いまはいまだったりするし、そんな人気差はないと思うんですがね。

おっとひとこと多かったか。

ところで読み手の皆さんはどの学校の話が欲しいですか?

すでに半分以上は書いてしまっているのでリクエストにお応えできるとは限りませんが。

お応えできる可能性のほうが低いなら、言うな、か(笑)

◆なんかブログのサイドに常時、人気ページを紹介できるツールがあるようだけど、fcの設定は自由度が高すぎてわ・か・ら・ん!◆








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テーマ:中学受験 - ジャンル:学校・教育

ブログテーマ共通 | 22:00:00 | コメント(0)
【2科4科入試について補足】直近ではやはり4科受験は8割超え
★ずっと1都3県の中学入試を念頭において書いていますので、くれぐれも誤解なきよう★

12/23夜に更新した記事で2科4科選択入試の話を書きました。

(公開直後)深夜に一度書き直したのですが、出来がまずくて申し訳ないです。

言いたかったことは大手塾と言えども全体像を理解していないように

思われた、という点です。

20年とかそういうレベルで業界に携わっている人物から、

2科受験生はそんなに少なくない。2科4科入試を設定している学校は多い

というニュアンスの指摘を受けたという話です。

もしかしたら、そのときの都合でそう記述したい裏事情があったのかもしれませんし、

シンプルに知らなかった可能性も否定できません。

この集計は大変なんですよ。受験者数非公表の学校も含めて精密な数字は

算出できませんが、自分が15年やってきた中で、エクセルのデータベース機能で

おぼろげに全体像がわかり手順を編み出しているので、

いったん

4科35%、2科4科35%、2科20%、その他10%(←実データは検証していませんのであくまで例です)

受験生ベースでは80%前後が4科受験生アンド2科4科選択で4科を選択する受験生。

と雑に書いてしまった部分を、自ら検証してみました。

男女別は出していませんし、受験者数非公表の入試は含みません。

これはあくまで国算理社の4科入試と2科4科=国算理社または国算選択、国算2科入試の

3者の比率を出したものです。

これ以外の特殊な入試形態、この3者に準じる形と明確に区分できないものは含まれていません。

4科受験か2科受験か

いつも思うのですが、(1都3県を)平均してしまうとかなり紛れます。

千葉・埼玉の4科受験生の多さと東京・神奈川の事情を同列には論じることができない気がします。

わずかながら神奈川県は2科受験生が多いようです。

なお2科4科入試の、2科受験、4科受験の比率は、男女それぞれで受験者総数上位16校の

データを抽出したものが手もとにありますので、

そのデータでは2科:4科が17:83です

そこで、受験者数の少ない2科4科入試において、2科生の比率が高まることも加味して

一律に1:4、4科生比率80%で計算しています。

4科生が8割超えという自分の感触はほぼ裏付けらた気がしてほっとしています。

2科4科入試はこの受験者数上位16校男女計32回のうち、

2科生の競争倍率が4科生のそれを下回ったのは6回だけ。

これも8割の比率で2科入試のほうが狭き門です。

これだけをとらえますと

「やっぱり4科受験が有利じゃないか!」と思われるのですが、

そこは2科受験で合格している受験生がしっかり存在していることに

目を向けてほしいのです。

理社の対策が遅れているために、そちらに比重をかけて、算数(国語)「で取れる点数を

逃してしまうことのほうが問題なのです。

最後に時間的余裕がありませんので、すぐに分析はできませんが、

2科4科選択式入試をしている学校の教科の配点を見てください。

100点×4であれば、どこで追いつくか、上乗せするかは各教科で均等ですが、

実は理社の配点比重が少ない学校も多いのです。

ですから、あくまで国算をしっかり仕上げた後の理社だと思われます。

そして理社が得点源になる受験生の場合のみ、例外と思ったほうがよいのではないでしょうか。








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中学入試改革のホンネ | 08:00:00 | コメント(0)
【公開期間終了】記事に登場の校名リスト(11月版)
【12/30夜までの公開になります】

11月の記事で紹介したエピソード系の

学校のリスト公開になります。校名公開済は含んでいません。

アンケート回答エピソード(11/7-11/28)の10校は含みません。

●●●●●
●●●●●
●●●●●●
●●●●


あれれ、これだけでした???

11月は中高一貫ムックのキャッチコピー問題と

アンケート回答エピソードを別々に校名公開したので少なかった

んですね。

それに、面と向かって公開せず、違う記事でこっそり具体的に書く、

という不親切なテクニックを使ってしまっているので、

あまり秘密がなくなってしまっているようです。

大変申し訳ないので、明日午前にもう1回記事を更新します。

12月は「校名はナイショ」という記事がなさそうなので、

リスト公開シリーズはひとまず打ち止めです。

大山鳴動ネズミ一匹、大変失礼しました。








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秘蔵!学校エピソード | 22:30:00 | コメント(0)
小学生の頃、覚えた知識は大人になってさらに…なのです。
受験勉強にモチベーションを仕込むのは簡単ではないですが、

実体験をまた紹介してみたいと思います。

前々日、野鳥観察の話をしました。

よくいますよね、「あのう野鳥観察お好きなんですか?」と聞く人。

嫌いじゃないですけど?

お城の話をすると「歴史、お好きなんですか?」

いいかげんにしてほしいですね。

好きなんだなあ、詳しいんだなあ、さっぱり自分はわかんないや。

それでいいのにね。

いろいろなことが好きだと

「興味関心が範囲が広いですね…」

ほっとけ(笑)。

そうそうきょうは理社の暗記科目の話でした。

試験で点数を取るための暗記。それは苦行です。

だいたい試験が終わってしまうと、忘れてしまう。

実にもったいない。

でも、記憶って絶えず出し入れしていないと消え去ってしまうんですね。

「印象」という点では、後から突然思い出すこともあるんでしょうが、

何十、何百というグループものは、使わないと確実に忘れます。

山手線にしょっちゅう乗るから31駅覚えている。

取引先のデータを常にハンドリングするから、47都道府県は忘れない。

でしょう。

だからいかに覚える対象に興味を持つか、が成否のカギ。

試験で点数取れれば、あとはどうでもいいや、という人は

時間の無駄遣いなのかもしれません。せっかく覚えたこともすでに忘れることが前提。

そこにも「余裕」という2文字が見え隠れするんですけどね。

その忘れない知識が「チャンス」を生むことがあります。

実際、元素記号や百人一首は学生時代一度カンペキに覚えましたが、

今では非常に不完全な状態。でもある程度の骨格が残っているので、

明日試験に出しますよ、と言われればそれなりに再構築はできるわけです。

それが基礎力、基礎教養です。

引き出しが多いほど、いろんな人とコミュニケーションのチャンスが広がります。

さまざまなテレビ番組、例えば日本の世界遺産を扱った番組がいまNHKで

よく放送されていますが、

「そういえば、そうだったよな」があって、「ほんとうはそうなのか」が続きます。

頼朝はなぜ平家討伐で活躍したのに、義経をあんな目に遭わせたのか。

腹違いの弟に自分の立場を脅かす危機感を覚えたからです。

前々日の記事、出水へ行った帰りの熊本空港からの便で、

素晴らしい晴天に恵まれました。

そのときの飛行機からの写真を3点だけ紹介しましょう。

これを見たある人間はグーグルマップみたいと言いましたが、真上ではないので

角度がついている良さがあります。もちろん画像編集ソフトの威力も加味しての

仕上がりですけれど。

ここではそのときの空撮を3枚だけ、アップしますが、

これ以外に九重連山、大分市と別府市と高崎山、松山市・松山城、

瀬戸大橋、来島海峡大橋と今治・しまなみ海道、小豆島と児島湾、

淡路島の洲本市、関空、知多半島とセントレア、三河湾、

佐鳴湖、天竜川、南アルプス、富士山と駿河湾、富士山単体、

富士山と伊豆半島、湘南海岸、富士山と三浦半島、観音崎、

富士山と横須賀、富士山と横浜、富士山と川崎の工場地帯…

ざっと20カット以上の空撮アルバムが出来上がりました。

これも地形・地理が頭に入っているからこそのフレーミングですよね。

とはいえ、これは熊本→羽田便で左側の窓側席を予約する、ことで

確率を上げる作業を先に仕込んでおかなければいけないですし、

狙うならスマホでなく、自分の持ってるいちばんいいカメラを

カバンから出しておく準備も必須です。

すべて失敗から学習して想定しておくことで、成果は発生するのですね。

でもでもその最初の、最初の一歩は

小中学生のときの学習だったりするわけです。

阿蘇カルデラ外輪山

浜名湖

富士山と南アルプス

コンパクトデジカメ

写真上から阿蘇の外輪山、カルデラ(中央は中岳)、浜名湖、南アルプスと富士山

2012年に安売りで買った3万円しないコンパクトデジカメでも普通の写真ならけっこう撮れるものです。








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ブログテーマ共通 | 22:30:00 | コメント(0)
【校名公開終了】アンケート回答エピソード1~10(11/7-11/28)
思案しましたが、

11/7から11/28にかけてアップした、

アンケート回答エピソード編の校名公開を

することにします。

ただし、公開期間は11/26夜から11/27いっぱいの、約1日間のみの

限定にいたします。

たまたまの通りがかり、情報を必要としない方々への流出は

できるだけ避けたいと思っています。

(1)はエピソード番号1を表します。


(1)=
(2)=
(3)=
(4)=
(5)=
(6)=
(7)=
(8)=
(9)=
(10)=

拍子抜け?で申し訳ないです。

短期間もしくはたまたまその年の担当の先生が
理解できない対応をされただけかもしれません。
長年にわたって安定して困った学校は多くありません。

でも……なんだ知らない学校が多いな、と感じた読者の方が

もしいらっしゃいましたら、そこに答えがあるということです。

長きにわたって記憶にとどまるには、相応のインパクトが必要なのです。

裏を返せば、編集部だろうが、保護者だろうが、誰が対応しても

適切な対応ができる学校は、強豪校だということになります。

お騒がせいたしました。

なお、11月の記事全体の校名は入れ替わりに12/28夜~12/30いっぱいの公開とする予定です。

アンケートエピソード校を除きましたのでごく軽いものになると思われます。








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秘蔵!学校エピソード | 22:30:00 | コメント(0)
記憶に埋め込むタイムカプセル…小学生の前半はそんな大事な時期
なんか中学受験に向けてのモチベーションになるような話がないものか…。

限られた自分の体験でふとひらめいたものがありました。

で以下の話を書こうとして、予想外のことが起きました。

その詳細は記事の最後に。

だいたいは小学校3年ぐらいまでの過ごし方で決まってしまうのだと思います。

その後、人生のどこかで辻褄が合う場合も、気づかない伏線があるんでしょう。

ここを読む方々の何割かはそういった中学受験生予備軍だと思うので、

「中学受験はゴールじゃない」の具体的なエピソードも、少し伝えられると

いいと思ってます。

中学受験の過程では、受験生は自己の能力の限界を思い知らされる場合が多いでしょう。

偏差値は努力に比例して上がらない。

そんなとき、「なんて自分はダメなんだ」という絶望感を持つ必要はないのです。

ただ、中学受験生が偏差値というものの概念を正しく理解していないならば、

スポイルされる一つのきっかけになるでしょう。

幸か不幸か自分はその道を通らずに、いまこの世界に首を突っ込んでいます。

子どもはある程度は「昔の自分」を覚えているものですが、

自分が小学生のときに卒業文集に書いた将来の夢についての話です。

絵の下手さ加減については、誰にも負けない?自分ですが、

このときの卒業文集のフォームは文章と挿絵のワンセット。

小学生当時、自分はかなり図鑑好き少年で、とりわけ鳥の図鑑が愛読書でした。

講談社版と小学館版を見比べるぐらい好きでした。

で、その鳥に関する職業につく、と小学校の文集に書いたのです。

その職業を子どもながらに6文字で表現したのですが、

実はそんな職業は世の中に存在しません。自分で勝手にそういう職業を

創造して書いたものと記憶しています。

ちょっとこれ小6ではあまりに稚拙だったので、小2か小3のときの文集だったのかもしれないと

思いましたが、小2、小3でこんなことを書くのもかなり異常なので、

ここでは卒業文集ということにしておきます。

その絵のヘタクソな自分が描いた鳥が「タゲリ」。

ご存知でしょうか?

なぜこの鳥を選んだか。シルエットが特徴的で描きやすかったら。

それだけで、たくさんの種類がある中でその鳥が特別好きだったわけではありません。

親はこのエピソードをその後10年ぐらい覚えていたようですが、

自分自身は成人してから後は、1、2回しか思い出していません。

何より肝心の文集は行方不明です。実家のどこかにあるのでしょうか?

さて、今年の10月にふと思い立って、谷津干潟(習志野市)というところへ

初めて行ってきました。そこで観察センターのレンジャーの人にいろいろ鳥の話を聞いたときに、

突然タゲリのことを思い出してこう聞きました。

「ここにタゲリは来ますか?」

「見たことはありますね。年に数回」と彼女は答えました。

年間を通じてその干潟と接しているプロがその程度ですから、とても自分には

チャンスがないだろうなあとそのときは思ったんですね。

死ぬまでに実物をぜひ見てみたいものだ、ととても軽く思っただけでした。

その後、鹿児島県の出水市の越冬地にツルを観察に行くチャンスに恵まれました。

あの谷津干潟での体験があったから、数十年前の「野鳥観察」の楽しさを思い出した

んだよなあ、と思いつつ、そういえばタゲリを実現するにはどこへ行けば

よいのかネットで調べたら、茅ケ崎市西久保という地名が検索にかかりました。

そうか、年内に行けたらいいなあ、茅ケ崎…。ウィキペディアに載ってる写真は

とてもチャーミングな姿でした。当時は鉛筆描きの挿絵でしたから、カラー写真は

全然記憶にありませんでした。

で12月某日、出水市のツル観察センターを訪ねたのです。

1万羽を超えるツルたちがことしも越冬していて、ナベヅル、マナヅルで餌場は

大混雑。芋を洗うような騒ぎで正直衝撃的でした。

*****さてさてここからが予想外の事態*****

そこの観察センターの案内板に「出水市で見られるツル以外の渡り鳥」

にそのタゲリの写真があったのです。

は? 驚きましたがあまりに広大なエリア(約200ha)に

1万羽のツルたちの間に紛れていては

自力で発見することは無理でしょう。

(←ほんとうはツルたちと好きな場所は違うみたいですが)

半日かけてツルたちをじっくり観察したあと、ガイドさんに

「(ツルたちの)保護エリアがもう1か所あるので帰りに寄ってみるといい」と言われました。

西日が強くなりかけた田んぼの間を駅へ帰る途中、

ツルたちに混じって「!」となる鳥影を見かけたのです。

まさにタゲリでした。アンビリーバブルな思いでした。

最初は単独で。別の場所では何羽も遠くの田んぼで餌を探していました。

出水では珍しい鳥ではないようでした。

デジカメのバッテリが上がりかけていてうまく撮れませんでしたが、

とりあえず、記憶の補完になる程度にはなりました。

茅ケ崎に行く必要はなくなったようです。

自分が小学生の当時はそれほどレアな鳥ではなく、

刈り入れの終わった田んぼが大好きなこの渡り鳥は日本各地で見られたようです。

さて、ここで「運がよかった」が結論ではないのです。

10月の谷津干潟以降、事あるたびに鳥のさえずりや、サイズや飛びかたに

注意を払うように心掛けて意識した結果として、タゲリのシルエットを

「チドリ類」と確信できたおかげです。

もちろん、観察センターのガイドさんに「それでは帰ります。ありがとうございました」

と挨拶しなかったら、「帰りに寄ってみれば」発言もなかったわけです。

それを言うなら谷津干潟のレンジャーさんの存在も、谷津干潟を何で知ったか、

なぜそこに行こうと思い立ったかもすべて連鎖しているわけです。

でも最初の伏線は小学生のあのときに引かれていたことは間違いありません。

さらに遡れば「図鑑」の存在でしょう。

知識がないと人間、判断ができません。

理社が暗記科目、と見なしている人たちは試験で点数を取ることができても

それだけのことだと思うんですね。

知識がいつか素敵な体験を自分にもたらすんだなあ、とひとり満足。

それが約40年後というのも想像できないですよ。

いわゆる暗記科目について機会があったら、もう少し私見を述べてみたいと

思ってます。

越冬地

マナヅル

タゲリ








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【一生使える勉強法?】誰でもできそうでも、突然できるようにはなりません。
いくつかあるんですが、ひとつは経験値という話。

人間、長く生きていれば経験がたまる、というものでもないようです。

その一瞬をどれだけ濃く生きているか、だと思うんですね。

ま、自分のコトを棚に上げていいますが(笑)

同じ作業を飽きることなく繰り返し繰り返し長く続けてきて、

「一流の職人」と呼ばれる人がいます。

いわゆる技術を持った人。

でも「職人」という言葉に逃げることも可能なんじゃないかなあとも思います。

ひとつのことを極める、という価値に生きる、とでもいいますか。

自分のバアイははっきり、つまみ食い。

興味の対象が多岐にわたります。

それが自分なのでしょうがない。

そのひとつひとつが素人からみて「そこそこ」なら、まいっかと。

とりあえず、幼少の頃から「裏読み」は趣味のように続けてきました。

物事は「なぜ」そうなっているのか、「誰が」「どういう」意図をもって

仕組んでいるのか。

人生ン十年、それがかなり貯まっちゃったみたいですよ。

でもって、もうひとつここで書きたいのは「勉強法」。

これは学校の勉強に限りません。

勉強に「センス」ってあると思いますか?

「センス」って「要領」ともちょっと違うんだよなあ。

先の「職人」同様「センス」も逃げ口上のように思うんです。

「職人だから他のことにはわき目もふらない。こだわりが強い」

「自分はセンスがないから、そういう人には勝てない」

各々の局面ではそうだと思いますよ。

でも、それを連続の線、面にしたらどうでしょうか。

そうそう、勉強法。

ひとつめは点数を取るための手順。

・できない問題をできるようにする。

・一度できた問題は定着して二度と間違わない。


試験の順位を上げる方法。

・皆ができる問題で落とさない

・皆ができない問題で、自分だけが点を取れる問題を増やす

・得意教科で徹底して得点する。

・苦手教科の底上げをする。


まあね。書くのは簡単です。

でも以前記事にしたように、これらを「本能的にやってしまって」

いるのならまさに「センス」です。

でも、そんな人、いるんでしょうか。

この発想、小学校高学年でその芽を育てることはできるんじゃないかなと。

言い換えると客観的な分析力。

いつも100点だったテストが95点。なんで5点ぶんバツを食らったんだろう?

考えます。

最近100点が取れなくなった。必ず間違えてる。もしくは歯が立たない問題が出される。

こないだなんか65点だった。がっくし。

(でも平均点は48点でしたよ。最高点の人でも89点だから←客観的な分析)

もう1回やっても、やっぱりできない問題と、単なるケアレスミス…分類できますよね、

自分で。

そんな面倒くさいこと、やる気がしない、という受験生。

そもそもその発想から「まだ」理解できない受験生。

それは受験勉強を「やらされているんです」。

お母さんの機嫌が悪くなるから勉強しとく。小学生なりの処世術。

特に男の子に多いような気がします。

まだ、自分のための勉強だと気づいていないし、けっこう受験も他人事。

もちろんそんな子たちばかりではないですけど。

ある人のある雑誌のコラムに「自分は天才。まだ本気を出していないだけ」

というのがありました。この書き手はもう40歳近いので、このタイトルはギャグなんですが、

自分をどこまで信じられるかは、小中学生のうちに決まる気がします。

やればできる。でも、まだやらないけど。

ちなみにこのフレーズがいちばん似合うのは、あくまでイメージですが麻布生。

現役時代は徹底して麻布ライフを満喫し、そっから本気を出す。東大を目指す。

間に合わない場合も多々あるけど…というのはこの学校の40%前後という

進路実績にあらわれています(←現役進学率ですね)。

現役合格者は少ないけど、自分を信じることについては

きっちり6年間で板につく可能性が大な学校でしょうか。

そこまではわかりません。最後にホンキを出すつもりでいるのもまあ、良し悪しですけどね。

小6生の受験生にとって、今が勝負どき、ゴール前のきつい坂。

これはその通りですが、そこで出しきるのは

100%であって、120%でも150%でもありません。全力が出せればいい。

その時点の全力しか出せません。中学受験で燃え尽きるわけにはいかないのです。

あとで振り返ってこう思えばいい。

「当時、よくあの実力で麻布(←ほかのトップ校に置きかえてOK)なんか受けたよなあ。

そんな難関校を受ける準備なんて心身ともに全然できていなかったのに。

あの頃に戻れるのなら、もっと違ったアプローチで攻められるけどな」

ちなみにブログ主、地元の公立中での中1の最初のテスト4教科400点満点で

担任に合計点を80点計算間違われました。はるか昔、ン十年前、札幌冬季五輪の年のことを、

今でも鮮明に覚えています。身の丈に合わない東大などは目指しませんでしたが、

この年になっても「まだできるはず」という妄想は続いています。

死ぬまでそれでいいんじゃないすか。

なんか個人的なこともだいぶ書いてしまいましたが。

あきらめじゃない感じの前向きのノー天気。そんなのも長く生きていくと必要じゃないでしょうかね?








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テーマ:中学受験 - ジャンル:学校・教育

ブログテーマ共通 | 22:30:00 | コメント(0)
もう気づいていますよね?「2科4科入試」の罠
賢明な読者の方々はすでにお気づきと思いますが、

DEEP-INSIDEは流れを意識して書き進めています。

ですがあまりの長期展望は見込み違いに対応できないので、

1か月単位よりはもう少し短いタームで構想を練りながら書いています。

ブログは読者の反応を見ながら書くものだと思っています。

もちろん内側からのモチベーションは無視できませんが、

読み手の支持や反論がモチベーションにつながるので、

そういうキャッチボールが面白いと思って書いております。

これまで1冊本を出版して○冊しか売れなかった、返品になった、

という事例を死ぬほど見てきていますし、

現状のベスト!と何日も徹夜で進行して、世に放った商品の悲しい末路

をたくさん見ています。

これは単に支持されなかった事実は当然ありますが、それだけでなく、

必要とする人のところへ届けられなかったせいでもあります。

面と向かってこの本のどこがつまらない?と聞いたときに、

こことここ、と答えられる人は1割もいません。

じゃあ、残りの9割は?

なんとなく買わない、と答えます。

でもなんとなく買わない、人がいれば、なんとなく買う人もいます。

又吉直樹の火花をいま、ほらここにあるよ、と取り出せる人が何人いますか?

すぐ買ってしまう人はすぐ買ってしまい、躊躇してしまうとほぼ永遠に買いません。

このヒット規模はあくまで出版界としてのカンフル剤として機能しただけだと思います。

アーチストが「ライブ最高!」というのといっしょで、自分はブログ最高!

と思う部分があります。反応がすぐに伝わってきますから。良くも悪くも。

さてと、またまた長い前フリです。(←長すぎるって!)

何事もなかなか全体を見るのは難しいなあ、という話。

うわべと内側が違うことは多々ある、という話です。

自分としてはちょっと宝刀を抜いてしまう、感じです。

これは某大手塾と提携の仕事をしたときの話です。

嫌われても書いてしまいますけどね!

まず部分だけならいいでしょう。それで憤慨するならかなりの塾ですよ。

印象に残っているのは2科4科入試の話を文章に起こしたときのこと。

この私立中学の入試形式、入試改革の話もいずれ突っ込んでおこうと思って、

タイミングを逸して、どこかへ行ってしまった部類です。

最初に少しは触れたような気がしますけど。

中学入試、もう最近は4科受験生がほとんどです。

でも2科4科入試の回数はかなり多い。

そのくだりでその大手塾側と意見が分かれました。

2科4科入試を2科で受けている受験生の比率がものすごく少ないし、

4科入試だけの学校に実際多くの受験生が集まっている。

この状況で

「中学受験の教科数は…」

4科35%、2科4科35%、2科20%、その他10%(←実データは検証していませんのであくまで例です)

で、2科4科入試と4科入試が同じくらいって、それは入試の回数だけの話なわけです。

受験生ベースでは80%前後が4科受験生アンド2科4科選択で4科を選択する受験生。

2科4科入試でも2科で受けたら不合格と思い込んで無理している受験生の比率なのです。

その塾側から「それでも2科4科入試が多いと書いてください」

そう言われました。事実だけど事実ではありません。それは営業施策も絡んでいる?

いっぽうで、4科で受けている受験生の比率が圧倒的に多い、にもかかわらず

算国2科でも受かる場合は多いのです。ちゃんとやれば。もちろん学校にもよりますけどね。

でも、理社も無理やり押し込むその理由は?

この部分でも塾は不安商売ですから、受験生の弱みにつけこんでいると言えます。

その部分をしっかり理解しないで受験本番に突入するケースが案外多いみたいですね。

もちろん、算国のどちらかが苦手で、理社のどちらもニガテじゃないのなら

4科受験にもちこんだほうがまだましかもしれません。

ケースバイケースですべてにおいて4科有利>2科ではないということになります。

試験の鉄則は「獲れる教科で獲る」「平均点以下で足を引っ張る穴をなくす」

だってそれは合計点で判定する学校がほとんどだからでしょう。

(その受験生の)得意教科だけ難問を出題し、不得意教科で平易な問題を連発するような

バランスの悪い出題が過去に多い学校は、志望順位を下げたほうが賢明です。

過去の平均点を回数ごと教科ごとのデータを調べたらそれはわかるはずです。

きょうはちょっと無理しましたが、

これだけはいま書いておかないと間に合わないですね。

いろいろな事情で過去問対策の話もあまり十分に掘り下げられませんでした。

いかに受験生個々にマッチするような過去問攻略アドバイスを

大手が手を抜いているか、もしくは保護者の学校選びが緩いことを逆手に

とって、手間暇を惜しんでいるか、そんな気もしています。

ただ過去問をこなすだけでなく、そんな得意不得意も加味して、

ラストスパートに臨むべきなのだと思います。








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中学入試改革のホンネ | 22:00:00 | コメント(0)
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