2017-11-28 Tue
ほかでもない保護者の中学受験プロデュース偏差値…。もちろんテストもないし、80%合格可能性もありませんが、
こんなことを思います。
確か前にも書きました。
想定力。
最強の想定力は
「常に想定外のできごとは起こり得る」
それじゃあ元も子もない、なんて言わないでくださいね(笑)。
言い換えると
「世の中に絶対はない」
でもでも。
「かなり高い可能性」はあります。
こんな感じです。
ブログを始めてだいぶ経ちますが、
真剣に読んでいない読み手はかなり多いと思います。
いやいや七面倒くさい内容を毎日そんなに真剣に読んでいただく必要もありません。
ただ真剣に読んでいただきたい内容だけ、不定期に更新したら
どうでしょう。
いつ更新するかわからないブログ…
自分なら読みませんね。
でも、こんな経験もあります。
別の話題を扱った自分のブログなんですが、熱意をなくして更新を中断したまま、
半年が経ちます。
いや、いい話が見つかったときだけ更新すればいいのかも
しれませんが、それはあまりに相手を意識していない姿勢です。
自分の求めているクオリティと読み手が求めているクオリティが
両方とも不明瞭になってめでたく中断となりました。
中断すると復活する熱意は半端ないんですよ(笑)
いいんですよ、自己満足のために書くブログでも。
世の中にはそういうブログも多いですからね。
キタシロの内面的な部分はどうでもいいのですが、
表面だけのアクセス分析でも、
「毎日更新しないとアクセスが安定しない」
「毎日更新したからってアクセスは伸びない」
でも
「毎日更新しなくても一定のアクセスはある」
さてと。
これを冒頭の保護者の偏差値とどう結びつけましょうか。
これは持論ですが
(1)「言ってもわからない人」
(2)「言わないとわからない人」
(3)「言わなくてもわかる人」
この比率です。
惰性で更新の有無にかかわらず、毎日読んでいただけている方の中には
残念ながら(1)の含有率が高いはずです。
更新の有無はここしばらく安定していますからね。
タイトルによって、読んだり読まなかったりする方の中には
(2)の含有率が高い。
(3)の場合は想定力が高いので、あまりこういった定期的な発信は
必要としていない。こんな感じでどうでしょうか。
さて、いい塾は保護者も育てると言います。
(2)「言わないとわからない人」を(3)「言わなくてもわかる人」へと
育てます。
いっぽう(1)「言ってもわからない人」への対応はあきらめて、
それなりに留めておきます。でも大切な顧客ですから、
「中学受験やーめた!」となることだけは回避するように対応します。
残念ながら、あと3か月しかないとすると(1)が(3)にはなりません。
悪しからず、です。
保護者が(3)に成長しなくても、全滅だけは回避するように
その塾のプライドにかけて頑張ります。
このブログを続けてきた経験から、(3)の比率は多く見積もっても
全体の20%前後ではないかと思っていますが、先日のアクセスを見て
こう思ったわけです。
「最近のブログの内容がワンパンチ足りないのは事実なので、
全体アクセスが伸び悩んで(1)の比率が開設当初より高まっているか
と思ったら、思ったより(2)が多いのかも」
(2)の層が薄くなって(1)主体になるほど
キタシロのモチベーションも落ちることでしょう
このブログが(2)から(3)へと進化するお手伝いができれば…
常々そう思っていますが、(2)が(3)になって(1)主体に
なるとは限らず、なにぶん力不足は自覚しています。
ちなみに中学受験の分野でブログ読者が(1)→80%ではお先真っ暗ですが、
他のテーマを扱っているブログでは一般的には珍しくないようで、
ビジネス的にはいかに(1)の層を感覚的に納得させて、消費に持ち込むかが、
世の中の主流です。
例えばいかに「安い!」という印象を与えるか、とかとか。
薄利多売よりは、あふれでる情報を駆使して印象操作する時代。
感覚に訴えてナントカ映えを競う時代です。
教育界、受験界も多分に漏れずかなり毒されてきたようです。
誠実さを振りかざしても利益は上がらないと言ったところでしょうか。
そう言った裏側の論理が理解できない、というか興味がないから(1)で
ありつづけるわけです。
我々はなかなか大変な世の中を生きています。
■独自ドメインブログ・こことは別内容→中学受験DEEP-INSIDE 2016-17
最新の2011-2017難関大合格実績推移TOP100ランキング記事はこちら(有料コンテンツ)
コンテンツを整理して利用しやすい環境を整備中です!応援クリックもよろしくお願いします!

にほんブログ村
スポンサーサイト
2017-04-03 Mon
日曜のPVは少し意外だったので、予定の内容を少し調整しながら進めます。
抽象的な記事よりも具体的なほうが
読み甲斐があると思っていますが、
中学受験と志望校に具体的なイメージが乏しい
読み手が多いように感じます。
つまり「どこかの」難関校に入りたい、
できるだけ「偏差値の高い」学校を志望する…。
そのようなご家庭は5割までは達しないと思いますが、
キタシロはそれがたとえ2割でも、無視できない比率と
思います。
中学を受験することを決断してから、
具体的な第一志望(志望校群)が
決まるまでのタイムラグは平均して
どのぐらいなのでしょうか。
せいぜい1年というところではないでしょうか。
通説では第一志望が決まって、その後第二志望が決まって、
少なくとも第三志望が決まるのは早くても
小6の夏過ぎのようです。
場合によっては志望校と受験校が同時に決まるケースさえ
あります。
事前の各校の下調べの期間はどのぐらいなのでしょうか。
学校説明会にはちゃんと足を運んでいるのでしょうか。
そうですね。
学校説明会にどれだけ参加したかは保護者によって個人差が
大きいようです。
人間、自由になる時間には限りがあり、いくら多くの学校に
足を運べばよいとわかっていても、確かに限界はあります。
学校説明会に行ったけれど、志望校にはならない学校が
2桁に及ぶぐらいは学校を見たほうがよいと思います。
ということは小5から行脚を始めたらけっこう大変です。
小5で受験を決断したのなら、すっかり出遅れは覚悟の上です。
もちろん受験する可能性のない学校に何度も足を運ぶ必要は
ありません。
多くの学校を見ることで、さまざまなことが理解できるでしょうし、
偏差値では見えてこない、
それぞれの学校の違いもわかってくると思います。
さて、2月1日午前入試の話は明日の更新から
続けたいと思っています。
とっかかりは女子校の鴎友学園と吉祥女子の話ですが、
そこに男子の早稲田・海城の話も絡んでくることを
とりあえず予告しておきたいと思います。
男子は女子校の話を知らなくて良い、女子は男子校には
無関心…そう思ったら大間違いだと思っています。
話題の流れをあらかじめ決めておくことも大切ですが、
PVの状況によって臨機応変に進めたいと
思うわけです。
■学校別・最新進路実績推移の一覧・リンク集はこちらから↓
【最新2010-2016】学校別・進路実績7年間推移グラフ・リンク一覧
独自ドメインブログ・こことは別内容→中学受験DEEP-INSIDE 2016-17
最新の2010-2016難関大合格実績推移TOP100ランキング記事はこちら(有料コンテンツ)
コンテンツを整理して利用しやすい環境を整備中です!応援クリックもよろしくお願いします!

にほんブログ村
2017-01-30 Mon
1月30日だというのに、きょうはこんなことを書きます。
常に前向き、ベストを尽くすことは
大事ですが、そこへ向かうまでの過程も大切です。
目標が100だとして100そのままの結果が
出ることはなかなかないものです。
どこまで100に近づけるか、その詰めだと思います。
今回、思い出したのは編集部時代におこなった
中学受験体験アンケートです。
そうですね。
全体の9割以上は合格体験です。
でもはっきり言って「全勝」の体験談なんか要りません(笑)
全体の2割ぐらいあるでしょうか。
うまくいったから胸を張ってアンケート回答ができる。
それはそうです。
というわけで数少ないながら、全滅アンケートは目を引きます。
客観的に1校も合格しない受験生の比率は
どの程度いるのかはっきりした数字は持ち合わせていませんが
1割というのはまだ少ない見積もりだと思っています。
2割までいかなくてももっといると思います。
ここでも繰り返し書いていますが、
しっかり併願作戦を立てれば、中学受験での全滅は
まずあり得ません。
ただし、行く気のない学校は受けない、という考え方もあり、
潔く全滅する、というケースもないとは言い切れません。
いろいろな要因があって、志望校対策の成果が
発揮できないケースも否定しません。
しかしながら思うのは、自分が目にしたアンケートには
「敗因」が明確になったものは1枚もなかったことです。
つまり全滅してしまうと敗因もわからない、のが
中学受験かもしれません。
たぶんダメだと思ったので、最終的には1校も受験しなかった、
というスゴイ回答もありました。
これでは「体験アンケート」とは言えません。
中堅以下の同じ学校を4回受験して4回合格したが、
最初から公立に進学するつもりだったという回答も
ありました。
これらはインターネットの受験サイト経由で募集した
アンケートでしたが、そのときは極端な例だと
思っていました。
結果はどうあれ、最後まで頑張りぬく…
それが中学受験だと思っています。
万が一第一志望がダメでも第二志望でも第三志望でも、
ナントカ合格を勝ち取る。
しかしこの印象に残るいくつかのアンケート回答は、
後に続く受験生・保護者に参考になる、ならないとは
無関係に「応募したら謝礼がもらえる」という一点に
こだわって返信してきたようにしか思えませんでした。
人それぞれいろいろな中学受験があり、
いろいろな理由があり、いろいろな志望校があります。
それはいいんですが、あくまで平均的なスタンスと
受験勉強に対するフォームはあると思います。
昨今、そんな型にハマらないというか、
型をまったく意識しない受験生が増えているように思えています。
気のせいならよいのです。
せっかく最後まで努力した結果は、親子ともどもその先の未来に
つながるように願ってやみません。
さて、2月からはいよいよ東京・神奈川の入試本番ですが、
進路実績の推移はもう少し継続して紹介していく予定です。
■学校別・最新進路実績推移の一覧・リンク集はこちらから↓
【最新2010-2016】学校別・進路実績7年間推移グラフ・リンク一覧
独自ドメインブログ・こことは別内容・毎日更新→中学受験DEEP-INSIDE 2016-17
最新の2010-2016難関大合格実績推移TOP100ランキング記事はこちら(有料コンテンツ)
コンテンツを整理して利用しやすい環境を整備中です!応援クリックもよろしくお願いします!

にほんブログ村
2017-01-24 Tue
ほんとうにこの時期は話題選びが難しいと思います。心身ともにコンディションを整え、
最後まで諦めずにベストを尽くす…
奇をてらわず
受験生と保護者に
エールを送るとするなら、そうなるでしょう。
ずっと考えていたんですが、SNSも含めた昨今の
ネットの傾向を考えると、あえて奇をてらうべきかも?
と思ったりもします。
ほんとうのところはわかりませんが、
中学受験にどれだけ真剣に取り組んでいるのか、
あまりに人それぞれだからです。
やるときはやる。
結果はあとからついてくる。
それでダメだったらあきらめる。
切り替える。
不合格は悔しい。
合格は嬉しい。
でもそれはいっときのことじゃないでしょうか。
実はその体験で得たものこそが本人の宝です。
探せば合格をくれる学校は必ずあります。
だからといってそれを今から探すのは
あまりに準備不足でドタバタでしょう。
想定が甘い。
もはや地元の公立中には進めない…
3年後、6年後、さらにその先がどうあれ、
最優先がそこなら、そういう受験だった
としかいいようがありません。
初志を貫く勇気がなかった、
途中で降りる勇気もなかった、
ということです。
もしかしたら、これは毎年受験を
端で見ているものが持つ独特の感覚なのかも
しれませんが…。
とにかく受験生本人がホンキで挑んだので
あれば価値のある経験です。
ましてや12歳です。
保護者は本人が全力を出し切れるお膳立てを
するだけ。
もしも出願した後で志望順位がまだ揺れ動くとしたら、
そのホンキをぶつける標的が揺れている
わけですから、的中率は期待できません。
あと10日もすれば最終結果は見えてきているはず。
最後に腹をくくり、勇気を振り絞れるかどうかが、
明暗を分けるということです。
■学校別・最新進路実績推移の一覧・リンク集はこちらから↓
【最新2010-2016】学校別・進路実績7年間推移グラフ・リンク一覧
独自ドメインブログ・こことは別内容・毎日更新→中学受験DEEP-INSIDE 2016-17
最新の2010-2016難関大合格実績推移TOP100ランキング記事はこちら(有料コンテンツ)
コンテンツを整理して利用しやすい環境を整備中です!応援クリックもよろしくお願いします!

にほんブログ村
2016-12-01 Thu
うーん、一昨日の記事「偏差値表に校名がないヒミツの学校?」
微妙なリアクションでしたね…。
偏差値表に載っていない学校がなぜ載っていないのか。
この理由を知りたい、という反応が少なからずありました。
少ないので放置してもよかろう、という判断になるかもと
思ってはいたのですが、少ないですが無視できなくもない
数なのはinポイントの数字の上昇でわかりますからね。
興味本位?
というかブログを盛り上げてくれたわけでしょうか?
ひねくれた見かたをすれば、こうしておけばブログ主が
何か書くだろう、という読みを自分ならしますかね(笑)。
さてと、
会場テストのレベルがそれぞれ違う
(母集団が違う)ことは
同じ学校の偏差値がいくつと出ているかでわかると思います。
首都圏模試はほぼすべての学校のほぼすべての入試に
偏差値はついています。
偏差値表に載っていない学校があるの?は
首都圏模試以外のユーザーの感想ですよね。
残念ながら日能研とサピックスの偏差値については
くわしくありませんが、
四谷大塚の偏差値はほぼこの仕事にかかわり始めてから10年以上
おつきあいしていますので、印象を簡潔にまとめると、
真っ正直な偏差値です。
概算ですが、東京の場合、四谷大塚の表に掲載されていない
学校の受験者数は(東京の学校を受験した受験生全体の)
9%弱です。
学校数ではほぼ3分の1の学校が載っていない。
でもその載っていない学校の受験者数は全体の1割未満。
これは土壇場で確実に合格りに行った結果の受験者数です。
これが答えです。
会場テストの偏差値は実際のテスト受験者が志望校欄に記入して
初めて算出されるものです。
正確に希望者が何人だと偏差値が算出されるか知りませんが、
第一~第五までの志望者が10~20名で
精密な合格ラインは出るものでしょうか?
四谷大塚の場合、出ないものは出ないと
きっぱりとした態度なので、
学校としては志望校欄に校名が書かれるかどうかが
四谷大塚の偏差値表に載る第一歩なのだと思います。
立派な進路実績があって受験者が集まっていても、
有力塾と反目している関係にあるから偏差値表に載らない…
そんなことがあるわけないじゃないですか。
偏差値表に載らない隠れた実力校があるかもしれない?
なんてもう少しこのブログをしっかり読んでいただければ…
おっと、ガチの進路実績ランキングは
(fc2ブログの)有料コンテンツにしてあるから、
誤解してしまうのかもしれませんね。
たぶん多くの保護者の方々は
「ほーら、やっぱり」と思っていると思いますが、
あくまでもブログですので
「なんだ、そうなんだ」という感想を持った
保護者の方がけっこう多かった、という体で
この先のブログの話題を選ぼうかなと思います。
偏差値にはまったく裏がないのか?
塾と学校の癒着はないのか?
そんなものあるわけないじゃないですか、
とは
言いません。
きょうの記事の最後に
それでも、四谷大塚の偏差値表にない学校の一覧が
見てみたいという方が多いようでしたら、
真剣に一覧表を作ってみますので、(←無料記事で)
またしても(笑)応援クリックで意思表明をいただければ。
と思います。
■学校別・最新進路実績推移の一覧・リンク集はこちらから↓
【最新2010-2016】学校別・進路実績7年間推移グラフ・リンク一覧
独自ドメインブログ・こことは別内容・毎日更新→中学受験DEEP-INSIDE 2016-17
最新の2010-2016難関大合格実績推移TOP100ランキング記事はこちら(有料コンテンツ)
コンテンツを整理して利用しやすい環境を整備中です!応援クリックもよろしくお願いします!

にほんブログ村