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北城洋一

Author:北城洋一
受験情報誌の編集長として16年。並行して受験情報サイトをプロデュース。その後、2015年夏からフリーに。誰でも当事者のときは必死なのに、過ぎてしまえばすっかり他人事?場合によってはわが子の受験なのに他人事? 最近は学校さえもそんな「ライトな保護者」にあわせて、表面的な誠実さで生徒募集してるとか。利害関係、オトナの事情があるから、誰もそれをストレートには言えないか。ん?言ってみる?

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学校側は数だけでなく質も向上させたいものの…
●共学校の総受験者数が増えている

●共学校の第一志望者はそれほど増加していない


そのからくりは3点あると思います。

まずはその前に、

前回紹介した東京・共学校・総受験者数トップ10校の

この数字を見てください。

総受験者数に占める、初回入試受験者数になります。

(コース別募集の場合はベーシックなコースでカウント)

広尾学園=19.6%
三田国際=7.3%
渋谷教育渋谷=27.4%
東京農業大学第一=51.0%(P)
宝仙学園=3.1%
東京都市大学等々力=12.3%
開智日本橋学園=15.4%
慶應義塾中等部=100.0%
明大明治=61.6%
法政大学=25.3%
桜美林=10.8%

初回入試受験者ですから、まず最優先でその学校を受けたい

受験者の数、ほぼその学校を第一志望としている受験者の

数にほぼ等しいといってもいいはずです。

この10校の中で、

東京農大第一は初回が1日午後入試(P)、

明大明治は初回が2日午前、慶應義塾中等部は3日の

入試ですから併願作戦上はほかに第一志望校が

あってもここの初回入試は受験できます。

あまりに難易度の高い学校の場合は、

入試日程がたとえ複数回でも

何度受けても合格しないという事態が

発生するように思うかもしれませんが、

実際にはそういうケースは

ありません。初回入試がもっとも受かりやすいのは

会場テストの偏差値が示す通りです。

ということは初回入試を受けることなく、

他の日程を受験するということは、

この学校が第一志望ではないか、もしくは

いちばん合格難易度の低い入試回を受験せず、

特待入試、午後入試などの日程を受ける受験生が多い、

さらには公立中高一貫校を意識した適性検査型入試で

人気を集めている学校の可能性があります。

受験者数の集計上、

共学校に活気があるように見えてしまう

3つの要因とは

午後入試を設定して受験機会を増やしている

.募集コース及びクラスを複線化して、一般コース(クラス)・

上位コース(クラス)を並行募集し、まわし合格や再受験を発生させている

.1日午前に設定する通常入試とは別に、公立中高一貫受検生を

対象にした適性検査型入試をかまえている

この3点です。

伝統ある男子校・女子校は募集が順調であるほど

こういった目新しい入試改革を行うことなく

粛々と募集を行っていますが、

新規参入組(もしくは募集不調組)は思い切った戦略で臨まないと

伝統校に食い込めないというわけです。

他業界でもありがちな構図と言えます。

よって、この「共学校人気」はほぼ思い過ごしに近い、

とキタシロは見ています。

とりあえず、広尾学園のようなポジションを目指したい、

ホンネでそう思う学校は多いとは思いますが、

もちろんその席は十分でありません。

具体的な校名を挙げますが、進路実績推移で

終盤のほうで紹介したかえつ有明。

厳密にはこの学校は男女募集・別クラスの別学校で

共学校ではありませんが、この学校、江東区有明移転

以降は女子校時代とは打って変わった実績の伸びを

見せています。それでも共学校人気上位10校には

食い込めていません。この程度の実績の伸びで

さほど評価されていないとすれば、世間の目は

厳しい。というのではなく、単に現在進行形の

募集戦略で目立ったもの勝ち、

ということのようにも感じられます。

「いまこそお買い得」の幻想に人間は弱いですから。

とにかく目新しさで勝負!

つまりはいま受験生を集めていても

卒業生が出る6年後にはまた別の学校に

興味・関心が移っているという次第でしょうか。

期間限定…などというプレミアム感は

学校には必要ないと思うのですが、どうでしょうか。

もっと突っ込ませていただければ、

保護者の側にそういうタイプの

学校に魅かれてしまう背景があるようにも

思うんですが、そこはきょうのところはやめときます(笑)




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入試結果分析2016-2017 | 10:10:00 | コメント(0)
先物買いにはリスクがつきまとうことをお忘れなく
この20年見てきた中で、いちばん印象的な「先物買い」は

渋谷教育学園渋谷。渋渋です。

以前の女子校を共学化、「あの」渋谷教育学園幕張を

千葉のトップ私学に押し上げた渋谷教育学園が

渋谷駅から徒歩7分の学校を進学校化したのは1995年のことでした。

当初から期待度は高く常に人気先行でした。

そのため、入口の偏差値と東大合格者数が

ミスマッチであると、ときに受験者数を減らし、

数年して東大合格者数が伸びると、再び受験生が戻ってくるの

繰り返しでだったことを記憶しています。

いまの渋渋を見てそういった過去があったことを

想像できる人はいないかもしれません。

でもたかが20年、されど20年という

ことではないかと思います。

また、共学化以前の同校を知る人にとっては

まったく反対の意味で想像のできない状況に

なっているとも言えます。

それまで東京には共学校といえば、

おもに大学付属校でしたから

中学受験生にこの躍進は新鮮に映ったことでしょう。

現在その渋渋を追いかけているのが

広尾学園。この学校もかつて順心女子学園という

伝統の女子校でした。

共学化、校名変更以来、勢いよく実績を伸ばしています。

現在の偏差値ではすでに先物買い、お得な学校の域を

超えた偏差値に到達した感があります。

かつてこの学校の説明会で、渋渋対策をしてきた受験生に

メリットのある出題をしたい、という主旨の発言がなされて、

顰蹙を買ったことがありました。

それほど、渋谷教育学園渋谷を意識してきたのだと

思われます。

順風満帆かは別にして、結果は出つつあると

言える学校です。

ただそれでも共学の進学校は少ないのが

東京、そして神奈川の現状です。

伝統ある男子校、女子校が強いのが

東京・神奈川です。

それは以前紹介した、

入試解禁日2月1日の受験者数上位校を見ても

わかることです。

いっぽうでこの10年、20年で多くの男子校・女子校が

共学化されました。

共学化することでもっと進学校が増えているのかと

思いきやそうともいえません。

進路実績を伸ばすにはさまざまな条件が

必要なのだと思います。

さて、そろそろ、2017年入試を見渡して、

共学校の動きが活発であること、受験者数を伸ばしていることの

裏側に迫ってみたいと思います。

そこにはある3つの要素が絡んでいると思います。

(つづく)



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入試結果分析2016-2017 | 09:15:00 | コメント(0)
【2017入試動向分析】東京の共学校人気は単なるカン違い?
2017年の首都圏中学受験の志望者動向、

特に東京については、ここまでの展開で

すでにオチが見えている人もいるかと思いますが、

2月1日午前の受験者数を見る限り、

本当に共学志向?

といぶかるような数字になっていました。

そこで前回集計した、東京の共学校の受験者数を

若干更新して、再掲してみます。

東京共学校PART2-2017

こうなっています。

上位10校中、8校が増加。

それにしても圧倒的な増加といえます。

矛盾していますね。

そこに「トリック」があるようです。

東京・共学校受験者数上位10校の

入試の実施状況、回数と午前・午後別は

こうなります。

*は複数のタイプの入試を実施している日程があることを

表します。

東京共学校PART2-2017b

ここまでで、なるほど、そういうことでしょ、

と気づかないとしたら、そこが2017年のトレンドなんだと

思います。

何回かにわけて少しずつじっくり掘り下げていこうと

思います。

また2010-2016年の進路実績の7年間平均値で

公立中高一貫校も含め1都3県のTOP100

にランクインしている学校はこの中で何校あるでしょうか?

このなかに純粋な大学付属校が3校含まれていますが、

それを除いた7校中、TOP100ランクイン校は3校です。

広尾学園はあと一歩のポジションですから、4校といっても

いいかもしれません。

残りの3校は将来のトップ校を目指して、こういった入試を

実施しているわけです。

さて、こういった入試構成で過去にトップ校に

のし上がった学校はどれだけあるでしょうか。

そこはもうまったく未知の世界ということです。



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入試結果分析2016-2017 | 08:45:00 | コメント(0)
【神奈川2月1日入試】志望者動向
きょうは神奈川の2月1日午前入試の

受験者数増減を見てみます。

まずは男子。

受験者数の多い学校は以下の通り。

2017神奈川2月1日男子

受験者数200名以上の学校は東京の19校に対し

神奈川は7校です。

ちなみに神奈川の最難関男子校、聖光学院、栄光学園は

2月2日入試ですから、神奈川の2月1日入試受験生には

第二志望の受験生が東京よりも多く含まれていることを

申し添えます。

左端は入試回数、★の列は首都圏模試センターの偏差値。

増減については2014-2016の

3年間の平均値に対してプラスマイナス5%で

↑↓をつけています。




続いて神奈川・女子です。

受験者数の多い学校は以下の通り。

2017神奈川2月1日女子

受験者200名以上の学校は東京の18校に対し、神奈川は5校。

神奈川県内の中学募集校の総受験者数は東京のほぼ3分の1。

東京校を受験する神奈川生>神奈川校を受験する東京生

ということを考え合わせると人気校への集中度合いは

妥当といえるでしょうか。

東京の場合同様、神奈川でも

2月1日が日曜に当たる年に、一部のキリスト教系の学校で

受験日の移動が起こります。2015年がその年です。

よってピンクの網掛けの学校はこの年、2月2日に入試を

実施しており、一様に受験生は増加。よって翌年は減少。

入試日を移動しない学校もその影響で2月1日受験生が

増加しています。

左端は入試回数、★の列は首都圏模試センターの偏差値。

増減については2014、2016の

2年間の平均値に対してプラスマイナス5%で

↑↓をつけています。



神奈川の場合も、人気上位に関する限り

明確に共学校人気と言える状況でもありません。

また女子校不人気とも言えない結果です。

では優先順位の高い志望校では変動が少ないにも

かかわらず、全体として共学校増、女子校減という

傾向が出るのはどうしてなのでしょうか?

キタシロ的にはそこに昨今の中学入試のトレンド、

そして受験校を選ぶ側の心理的変化があるように思います。

そこはまた後日くわしく説明してみようと思います。



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入試結果分析2016-2017 | 09:25:00 | コメント(0)
【東京2月1日入試】志望者動向・女子編
第一志望受験者の多いと

思われる学校、東京で2月1日(午前)に最初の入試を

行う学校の受験者数にスポットを当てて推移を見る、

きょうは女子編。

以下のようになりました。

2017東京2月1日入試女子15


左端は入試回数、★の列は首都圏模試センターの偏差値で

2014~2017年の4年間の受験者数の推移上位15校(入試)を

抽出してみました。

入試回数の少ない難関校が上位を占め、

受験生が集中するのは

男子同様女子校ですが、男子よりは人気集中の度合いは

緩いようです。

東京・神奈川のおもに女子受験の特徴として

2月1日が日曜に当たる年に、一部のキリスト教系の学校で

受験日の移動が起こります。(俗にいうサンデーショック)

最近では2015年がその年にあたりました。

(受験者数の欄)ピンクの網掛けの学校はこの年、2月2日に入試を

実施しており、一様に受験生は増加。

よって翌年は減少。

逆にこの年は周囲の学校もこの年は2月1日入試の

受験者数は増(黄色の網掛け)になっていますから

増減の矢印は、2014、2016の平均値に対して

プラスマイナス5%で

↑↓をつけています。

増加↑が3校、下降↓が6校、増減5%以内が6校でした。

これは男子とまったく同じで、

女子においては特に広尾学園の人気が目立ちます。

ただ、2015年を除いて推移を見た場合、

3年連続減少している学校が

女子学院、共立女子と2校あるようです。

2016、2017年の比較だけで見ると、女子校13校中、

増加5校、減少8校ですから、

男子よりも女子のほうに

共学志向が強く出ている印象です。



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入試結果分析2016-2017 | 08:45:00 | コメント(0)
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